毎日サッカー、いつか日本がW杯で優勝する日を夢見て

soccer note

毎日1試合見てブログを書くことを目標に、日々サッカーの面白さを追求していきます。

W杯ヨーロッパ予選プレーオフ第2戦 ギリシャークロアチア

第1戦をホームで4ー1で勝利したクロアチア。アウェイの第2戦はかなり有利になりました。そんな中でどんな試合を見せてくれるでしょうか。

スタメン

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タレント集団のクロアチア。この試合も、レアルマドリードモドリッチバルセロナのラキテッチ、インテルペリシッチとブロゾビッチ、ユベントスマンジュキッチ、豪華なメンバーです。一方のギリシャセンターバックの2人はドルトムントパパスタソプロスとローマのマノラスですね。

 

クロアチアの前線からの守備。かわされて逆サイドに展開するギリシャに対し、モドリッチは逆サイドに高速カバー。このとき、パパスタソプロスに右サイドを選択させるまではボランチの選手についていて、サイドに出させてからスプリントします。早く行きすぎると、ボランチを使われるので、ギリギリのタイミングまでガマンします。

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42分のクロアチア、ブロゾビッチからのダイレクトのパスをペリシッチ が受けます。パスがダイレクトで正確なおかげで相手よりも一瞬早く前に出れるペリシッチ

そこへ、サイドからストリニッチ、中央でカリニッチとマンジュキッチがクロスをもらう動きをつけてディフェンスを引きつける。ペリシッチの前にスペースができたところで、迷わずミドルシュートは惜しくもポストを叩きました。

 

 後半に入り、モドリッチの見事な抜け出しがありました。ラキティッチ、ロブレン、マンジュキッチとつなぐ間に、右サイドの裏のスペースをおとしいれました。ボールが回ってプレスがかかると、あくスペースがどこかをよく把握しています。

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ここからモドリッチアーリークロスは、惜しくもペリシッチに通らず。

 

結局試合は0ー0で終了し、クロアチアがW杯出場を決めました。

クロアチアの本大会での活躍を期待したいです。

 

 

 

 

 

日本代表ーベルギー代表

日本代表のヨーロッパ遠征。強豪国へのチャレンジの第2弾です。

ベルギーはヨーロッパ予選も圧倒的な強さで勝ち上がった強豪です。しかも今回はマンチェスターUルカクマンチェスターCのデブルイネ、ナポリメルテンス…。そうそうたるメンバーがスタメンに名を連ねています。日本はどういった戦い方を見せてくれるでしょうか。

スタメンです。

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日本代表は、浦和レッズの長澤選手を先発起用しています。ベルギーのトルガンアザールチェルシーのエデンアザールの弟ですね。エデンアザールは出場していません。

 

2分、日本がいきなり決定機を作り出します。吉田選手からのフィードを長澤選手が胸ですらし、大迫選手へ、キープして斜めに走る原口選手へスルーパス。ディフェンスの足に当たりますが、サポートした浅野選手が拾い、ドリブルからシュート。ディフェンスに当たりましたが決定機でした。

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吉田選手がフィードする際に、ルカクは強く寄せてこず、長澤選手に入ったボールにもビツェルはそこまで強くきませんでした。日本が狙っている速い攻撃がいきなり出ました。

 

4分の日本のコーナーキック

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大迫選手がキーパー前からニアに走り込み、フリックしてファーサイドの吉田選手に合わせようとしますが、惜しくもクリアされました。ベルギーはマンツーマンで守ってきています。

 

ベルギーは3バックですが4バックっぽくもなります。右からムニエ、カバセレ、フェルメーレンフェルトンゲンですね。7分の日本の前線からのプレッシャー。逆サイドに出れば、、原口選手が出て行くぞと準備しています。そこへビツェルへのパスが少しずれたところを長澤選手が奪いショートカウンター。浅野選手へつなぎ、クロスはディフェンスがクリアしましたが、相手ゴール前で数的優位を作りました。

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しかし、こうやって前から行っていると、ミニョレのキックにルカクが落としてデブルイネが拾い、原口選手、井手口選手を振り切ってそのままシュート。川島選手がセーブしましたが、中盤でデブルイネにトップスピードに乗られると、追いつけません。デブルイネの凄いところはキックの精度とこの長い距離を走るスピードです。

 

13分のベルギーのカウンターは日本が今後気をつけなければならない課題です。山口選手の横パスをメルテンスが前向きでカットする。前向きで奪われると相手にスピードに乗られてしまいます。ドリブルで持ち上がり、右サイドのトルガンアザールに斜めのパスを出します。トルガンアザールのクロスに中央でルカクが合わせましたが、川島がセーブしました。前向きで奪ってからシュートまで、70メートルくらいをわずか9秒でした。

 

日本は中盤でボールをもつときに、相手が奪いに来ると、浅野選手が右サイドの裏を狙います。15分に井手口選手、17分に山口選手から裏へのボールが出ますが、惜しくも決定機にはなりませんでした。前がかりになる相手の裏を1本のパスで狙います。

 

22分、デブルイネがまたしてもすごいプレーを見せました。トルガンアザールが長友選手のプレッシャーを受けて下がりながらドリブル。苦しまぎれに中央のデブルイネへ。狙いどころとばかりに寄せる井手口選手と山口選手。しかし簡単にダイレクトで上がってくるムニエを使いました。そのまま上がり、ムニエのクロスをダイレクトで狙うも川島選手がセーブしました。デブルイネはプレッシャーを受けてもダイレクトではたいて失いません。そしてこのポジションでの縦への推進力はおそらく世界トップでしょう。

 

26分、中盤でボールを回す日本、長澤選手から吉田選手に下げ、ダイレクトで右サイドの酒井選手へ。このダイレクトでの正確なパスで右サイドの酒井選手がフリーになる。アーリークロスに大迫選手が頭で合わせるも枠を外れます。

 

29分の日本の前線からのプレッシャーは、7分のと同じで、相手センターバックの片方に大迫選手が寄せ、もう一方のセンターバックにウイングの原口選手が長い距離を走って寄せます。これをやられると、相手センターバックはフリーで受けられると思っているところに来られるので、急にプレーを変える必要に迫られ、ミスをしやすくなります。ここではカバセレがアウトサイドのダイレクトで出したボールがデブルイネからずれてボールを長澤が回収しました。

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41分、日本の右サイドからのフリーキック。井手口選手のキックに吉田選手が合わせるも、わずかにゴールバーを越えました。フリーキック時にはコーナーキックと同じで、大迫選手、吉田選手、槙野選手、浅野選手、酒井選手がエリア内で狙います。

 

44分、ベルギーのメルテンスが中央の低い位置から左サイドの裏(日本の右サイドの裏)へ流れるプレーがありました。最初から左サイドの裏にいるなら、センターバックの吉田選手かサイドバックの酒井選手が対応するのですが、低い位置からタイミングを見て出て来るので、ここでは山口選手がついていきます。しかし、スピードで勝るメルテンスは、先にボールにさわり体をぶつけてキープしました。日本のウイングの選手も見習いたい、メルテンスの斜めに長い距離を走るプレーでした。

 

52分のベルギーの攻撃は、メルテンス、デブルイネ、ルカクの3人が絡み、一気にチャンスを作りました。ルカクポストプレーからデブルイネに落とし、メルテンスが裏へ走り込みました。

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メルテンスの走り方に注目です。ルカクのポストに入ったときに、山口がボールを見るタイミングで死角から裏へ走り込んでいます。ベルギー3人の狙いが共有されています。吉田選手は見事なカバーで難を逃れました。スペースを空ける人、走りこむ人、パスを出す人。適任な3人が絡んだプレーでした。

 

後半27分、ベルギーは左サイドからシャドリ中へドリブルを開始する。マークする交代で入った久保選手と森岡選手。しかし縦へスピードを上げ、山口選手、吉田選手を置き去りにし、エリア内に深く侵入。クロスにルカクが頭で合わせました。日本は人がいただけに、逆に一人一人の責任意識が弱くなったかもしれません。

 

結局この1点が決勝点となり日本は敗れました。しかし、世界トップレベルの選手との対戦で、日本代表選手が受けた刺激は計り知れないものがあると思います。そして、そういった選手達をあいてにどうやって個人で、そして組織で崩すのか、守るのか。結果的に収穫の多い欧州遠征になったと言われるようになることを願います。

 

 

 

 

 

W杯ヨーロッパ予選プレーオフ スウェーデンーイタリア

厳しすぎるヨーロッパ予選。この2チームがプレーオフで対決するなんて…。イタリアはスペインと同じグループに入ってしまい、プレーオフに回っている。相手は、フランス、オランダと同じグループで、フランスに次ぐ2位につけたスウェーデンです。イタリアのブッフォンはW杯に出れば史上最多の6度のW杯出場になります。また、スウェーデンイブラヒモビッチは怪我をしていますが、W杯出場を決めれば試合に出てくるかもしれません。

ホームアンドアウェーのファーストレグです。

スタメン

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イタリアの3バックは昨季までのユベントスの3バックですね。そしてキーパーもユベントスブッフォンです。アウェイとはいえ失点はしたくないでしょう。

 

前半開始から積極的に出てくるホームのスウェーデン。長いボールをイタリアのディフェンスラインに蹴り込んで、高さのあるフォワードでパワープレーのような攻撃を仕掛けます。そして、変化をつけられる選手が、昨季ドイツブンデスリーガでアシスト王に輝いたライプツィヒのフォルスベリです。背番号は10。イブラヒモビッチから受け継いだ番号ですね。

 

開始早々から、パワープレイのような形で前線にボールを放り込むスウェーデン。こぼれ球を狙ってきます。プレッシャーのかかる試合で、こういったアバウトなボールは、百戦錬磨のイタリアディフェンスでも処理が難しい部分はあるでしょうか。

 

一方のイタリアもサイド攻撃で応戦します。6分のイタリアは左サイドでベラッティーがキープすると、ダルミアンが上がってきます。左サイドでドリブル突破からクロスに中は4枚。ベロッティーのヘディングシュートは惜しくも枠を外れました。

 

8分のスウェーデンの攻撃は左サイドからフォルスベリが中へカットイン。ここで、クラーセンが斜めに裏を狙う動きからダルミアンを引きつけ、フォルスベリがドリブル突破から狙う姿勢を見せることで、キエリーニとボヌッチは動けない状態を作り、トイボネンが引いて受けてミドルを狙って行きました惜しくも枠を外れました。

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10分、スウェーデンは189センチのフォワード、トイボネンの高さを使おうとします。そして、スウェーデンはロングスローを使います。キーパー前からニアサイドに走りこむトイボネンの頭にフリックさせて飛び込んできた選手に合わせるねらいがあります。

 

一方のイタリアは中盤の3枚とディフェンスライン5枚で守るようなシステムですね。奪ったボールがベラッティーに入ると、精度の高い縦パスが出てきます。

 

61分、先制点はスウェーデン。ロングスローからトイボネンが頭で落として交代した入った直後のヨハンソンがシュート。ディフェンスに当たって決まりました。1-0

 

76分、ベラッティー→インシーニエ

イタリアで10番を背負う男が出てきました。

 

しかし、その後もイタリアは決定機をほとんど作れず敗れました。セカンドレグでイタリアは巻き返せるでしょうか。イタリアもW杯で見たいです。

 

日本代表ーブラジル代表 前線からの守備、カウンター、サイドチェンジ…

楽しみな試合ですね。

日本代表ーブラジル代表です。

フランスで行われました。

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キックオフ直後から激しくボールに寄せていく日本。

大迫選手がブラジルのセンターバック、ジェメルソンに寄せ、左サイドのマルセロへ逃げます。久保選手が寄せる。縦のネイマールに出したところで、酒井選手が後ろから、長谷部選手が横から、久保選手が前からネイマールを囲い込みます。

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いきなり、日本の狙いが見えましたね。ボールに対して前線からプレッシャーに行くとき、連動して全員が動き、サイドに追い込んで数的優位でボールを奪おうとしています。また、このとき、ボールと逆サイドの原口選手はボランチの位置まで、この画像にはいないですが、長友選手はセンターバックの位置まで中へ入ってきています。サッカーで言うところのポジションを「絞る」という表現ですかね。

 

1分、背後からカゼミロに襲いかかり、トラップぎわにボールを奪う井手口選手。井手口選手の守備時の判断力とスプリント能力が世界で通用することを証明するシーンが見られました。ここでも、大迫選手と久保選手で囲い込んでますね。

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1分には、ブラジルの右サイド、ダニーロ、ウィリアン、ジュリアーノとつなぐところで、原口選手、山口選手、井手口選手で囲み、最後は井手口選手がジュリアーノ選手の背後からトラップぎわに体を入れてボールを奪いかけました。囲んで背後から取る狙いが見えます。適任の井手口選手です。これで高い位置で奪えれば、日本が決定機を作れそうです。

 

3分、じゃあ長いボールでいきますよとマルセロから縦にネイマールへフィード。中へカットインしてくるネイマール。酒井選手がそのままついていき、最後は4人で囲みますが、右サイドから出てくるジュリアーノへ。ジュリアーノのシュートは長友選手が自分のマークを捨てて見事なブロックを見せまし

た。

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高い位置で囲みを突破されるとピンチになります。そして、フリーで2列目から出てこられると、ディフェンスラインで対応するため、後手に回ります。

 

5分、これまた日本の狙いが見えるシーンです。中央でのネイマールのドリブルに山口選手が対応、左に抜け出そうとしたところを井手口選手が激しく寄せます。後ろを向くネイマール。そこを山口選手が奪い取ります。そこから一気に前線へロングボール。大迫選手はチアゴシウバとジェメルソンの間から抜け出しますがキーパーがヘッドでクリア。低い位置で奪った時は、前線へロングボール1本で大迫選手が狙っています。

 

6分のブラジルの崩しは、フェルナンジーニョが絡んだダイレクトプレーでした。マルセロがネイマールからパスを受け、フェルナンジーニョとのワンツーで長谷部選手をかわし、井手口選手が素早くカバーしたところで、ダイレクトでフェルナンジーニョへ、フェルナンジーニョはダイレクトで裏を狙うジェズスへ。ジェズスがエリア内へ入るも槙野選手がカバーしました。4本のダイレクトからスルーパスを通してきました。

 

これで得たコーナーでPKを奪われてしまいました。ビデオアシスタントレフリーというシステムによるものでしたね。吉田選手がフェルナンジーニョを倒すシーンをレフリーが映像で確認し、こういった判定になりました。ネイマールが決めて1-0。

 

12分、ウィリアンがトラップ時にボールを動かして長友選手をかわし、素早くジェズスとワンツーで抜け出します。ボールをトラップ時に動かして、最初のディフェンスをかわし、次が来るタイミングでワンツーで抜け出す。日本の囲みに早くも対応してきています。逆サイドのネイマールへ。ボールは少しサイドに流れたんですが、ここでファーストタッチでトップスピードに上げ、エリア内へ突進。酒井選手は下がってエリアに入るしかありませんでした。ジュリアーノ、ダニーロとつないで、カゼミロのミドルは川島選手がセーブしました。

 

14分、日本が高い位置で奪って決定機を作りかけました。左サイドにマルセロに寄せる久保選手。ネイマールへの縦パスを長谷部選手がカット。カゼミロをマークしながらの見事なカットですね。そして、ダイレクトで久保選手へ。中へカットインして大迫選手へダイレクトで井手口選手へ。ダイレクトでスルーパスが久保選手へ。少しボールが後ろにずれてシュートまではいけませんでしたが、ブラジルからでも決定機が作れる可能性を見せたシーンでした。

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ブラジルの選手もボール保持時にはある程度ピッチ全体に広がっているので、前線で 奪ってすぐに攻撃すれば、高い位置で数的優位が作れます。

 

しかし、この高い位置での守備がかいくぐられるとブラジルの攻撃はとにかく速い。前線のウィリアンに入る。ゆっくり走ってボールに寄り、長友選手がトラップぎわに寄せようとしたところを、トラップとど同時にスピードアップ。ウィリアンはトップスピードも速いんですが、さらに緩急の使い方で相手の嫌がるプレーをします。ここですごいのは、ネイマールがウィリアンが絶妙のトラップを決める前からトップスピードで左サイドを駆け上がっていきます。トラップでボールが収まったから走るではないんです。味方がするプレーをイメージして走っています。この差が1秒だとしても、10メートル近い差になりますね。ジュリアーノ、ダニーロ、ジェズスも来ていました。一方の日本は吉田選手、槙野選手、長友選手、山口選手の4枚。これが世界トップクラスのカウンターです。走るスピードが速いのですが、走り出しも早い。ジュリアーノ、ダニーロとつないでクロスにネイマールが胸で落としてジェズスが受けたところで山口選手がジェズスを倒してPKを取られてしまいました。

 

しかし、やりました。ネイマールのPKを川島選手セーブ。すばらしい‼︎

と思いきや、直後のコーナーからマルセロにミドルを突き刺されました。2ー0

 

気落ちしてはいけませんね。これからこれから。

 

20分、ネイマールの左サイドでのドリブル。酒井選手が対応。縦に出して抜け出そうとするネイマールに対して酒井選手が反転しながら腕をネイマールの胸に当てます。一対一で体を入れる守備は、腕を相手の胸に当てることで、ファウルを取られずに守れます。小さい選手が相手だとこの腕が入りにくいのですが、身長が同じくらいのネイマールに対して酒井選手が綺麗に腕を胸に入れています。マルセイユの右サイドはパリ・サンジェルマンの左ウイングにここでも仕事をさせませんでした。

 

28分の日本の攻撃、ブラジルは引いています。が、奪ったら一気にカウンターを狙っています。そんな中で、日本は左サイドでの攻撃から、下げて山口選手がサイドチェンジ。酒井選手と久保選手で崩そうとし、再び長谷部選手に下げてサイドチェンジ。槙野選手が受けて縦パス。これが原口選手におさまり、カゼミロの高速カバーに倒されてファウルをもらいました。サイドチェンジ繰り返して、相手の守備を広げて、中の空いたスペースを使う日本の時間をかけた攻撃でした。吉田選手のフリーキックはポスト。惜しい。

 

30分、この時間帯は高い位置からプレッシャーをかけてきてディフェンスラインを高く保つブラジルに対して、右サイドに開いて受ける井手口選手。フェルナンジーニョのプレッシャーを受けながら、横の山口選手へ、山口選手がダイレクトで右サイドから裏を狙うらう久保選手へスルーパスを通しました。クロスに大迫選手こ、原口選手が詰めましたが、惜しくも合いませんでした。

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井手口選手から縦の久保選手に出すのは出しやすいのですが、ディフェンスは久保選手とボールを同時に見れるので守りやすいですね。井手口選手がキープして中の山口選手を使ったことで、マルセロは久保選手から目が離れました。そのタイミングを逃さなかった久保選手と、ダイレクトで狙った山口選手がイメージを共有しました。

 

20分を過ぎたあたりから、日本は前線からボールにプレッシャーをかけず、引いて守る守備が見られ始めました。ボールに対しては中央の右サイドならば長谷部選手、左サイドならば山口選手が寄せます。ブラジルのサイドバックは久保選手と原口選手が見ます。33分のこのシーンではウィリアンのカットインに、山口選手がしつこくついていき、最後は久保選手がサポートして数的優位で奪いました。

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やはり日本の強みは運動量で数的優位を作ることでしょうか。カウンターを狙いましたが、パスはずれました。

 

36分、ブラジルはカウンターからジェズスがスルーパスを狙います。

吉田選手がカット。こぼれ球を、カゼミロ、ウィリアン、ダニーロとつながれて、ダニーロの高速クロスにジェズスが合わせました。

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カゼミロにボールがこぼれた時点で、ネイマール、ジェズス、フェルナンジーニョの3人がどこに入るかのサインを送り合っていました。

ネイマールがニア、ジェズスがファー、フェルナンジーニョがマイナスに入っていますね。

 

3ー0です。ブラジルがしっかりサッカーをやってくれています。日本にとって課題が出ることがありがたいです。

 

日本の失点直後にはやはり前からくるんですね。心理的にも追い込まれるとミスが起きやすいですからね。

 

44分には、引いて守る日本の守備陣の間でボールを持つネイマール。ジェズスが右に動いてパスを受け、ジェズスがあけたスペースでリターンを受けるネイマール。酒井選手がカバーしますが、こぼれがジェズスへ。ネイマールはもうラインと駆け引きをしています。スルーパスネイマールが抜け出しシュートは川島のスーパーセーブ。本日2度目です。あっ、オフサイドでしたね。

 

46分、久保選手→浅野選手

52分、浅野選手がマルセロからボールを奪い抜け出そうとするも、カゼミロがラインぎわまで高速カバーリングで防ぎました。

 

59分、マルセロ→アレックスサンドロ、ジェズス→ソウザ

日本は前線からの守備を見せてくれています。

60分には酒井選手がまたも一対一でネイマール選手からボールを奪いました。ネイマールがトラップするまでにできるだけ寄せて、トラップ時にはどちらにも行ける体勢で止まります。そして、ネイマールが縦に出ようとするところを鋭く反転して体を入れました。マルセイユでの成長がうかがえますね。

 

63分、日本の得点はコーナーからでした。井手口選手のコーナーキックに槙野選手が頭で合わせました。ブラジルはコーナーキック時に、特殊な守り方をしていました。ネイマールが槙野選手についていたのですが、槙野選手が飛び込む時にマークについていかず、ゴールエリア内でゾーンで守る選手に任せるような方法をとっていました。槙野選手はファーサイドに飛び込み、ジェメルソンの上からヘッドを決めました。1ー3

 

得点して勢いが出てきた日本。69分の連動した前からの守備はうまく奪えれば決定機でした。チアゴシウバへの横パスに対し、原口選手が寄せ、ダイレクトでジュリアーノに出したところを山口選手がカット。味方に渡れば決定機でした。山口選手は原口選手の寄せを見てチアゴシウバがダイレクトでジュリアーノに出すことを読んでいました。

 

そして70分、長谷部選手→森岡選手、原口選手→乾選手、ネイマール→タイソン、ウィリアン→ドグラスコスタ。井手口選手が長谷部選手のポジションへ入り、森岡選手が井手口選手のポジションに入りました。乾選手はそのまま原口選手のポジションでしょうか。

 

76分、今度はドグラスコスタとの対決となった酒井選手がまた一対一で勝利していました。ドグラスコスタのまたぎフェイントはネイマールとはリズムが違いますが、見事に縦の抜け出しに体を入れていました。サイドバックをやる選手にとってはお手本のような守り方です。

 

80分、大迫選手→杉本選手

83分、前線にフレッシュな選手が入り、前から追い込む日本。吉田選手が縦パスをカットしダイレクトで浅野選手へ。浅野選手→森岡選手→杉本選手と繋がりエリア内に進入しましたが惜しくもジェメルソンにカットされました。

 

86分、井手口選手→遠藤選手

 

最後までプレッシャーをかける日本。

88分、乾選手がドリブルで得たフリーキックに杉本選手が頭で合わせて決まりましたが惜しくもオフサイド。ギリギリのプレーでした。

 

結局1ー3で終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インサイドハーフの抜け出し チェルシーバカヨコの助ける動き

イングリッシュプレミアリーグ第11節チェルシーのホームでのチェルシーマンチェスターUの対戦です。

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ともに3ー4ー2ー1ですね。

チェルシーはサイドのアロンソとザッパコスタが精度の高いクロスを入れられます。そしてそれを中で仕上げる長身のモラタがいます。サイドを突破するために、セスクをあえて低い位置でプレーさせているようにも感じました。チェルシーは3ー5ー2かも。

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なぜセスクが低い位置を取るかというと、ボールを動かしてゲームを作る選手が低い位置で必要だからですね。セスクからこんなボールが出て来るからなんです。

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セスクは、危険なスペースに走りこむ味方にピンポイントのパスを入れることができる選手です。セスクからアロンソやザッパコスタ以外にもモラタ、アザール、バカヨコへ決定機を作るためのパスが出ます。昨年はこのような役割を今はマンチェスターUのマティッチがやっていたんですが、マティッチの移籍により、より攻撃的なセスクが担うことで、相手にとって読みにくい攻撃が展開されています。

 

決勝点のシーン。チェルシーはサイドチェンジからアスピリクエタの持ち上がり。ここでこのままいくとマークにつかれているモラタ。そこでバコヨコの動きに注目。縦に抜けて見事にモラタのマークを引きつけ、モラタをフリーにする。そこへアスピリクエタからのホットラインがつながりました。バコヨコの動きは目立たないですが非常に効果的でした。

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チェルシー勝ちました。インサイドハーフのバカヨコの縦への抜け出しの重要性を感じた試合でした。

マンチェスターCの強さ スピードを生かした攻撃・ダイレクトでのボール回し・シルバの狙うスペース

イングリッシュプレミアリーグ第11節、マンチェスターCーアーセナルです。

マンチェスターCはヨーロッパチャンピオンズリーグナポリに2連勝。現状、世界最強のチームとも考えられます。その強さを引き出すグアルディオラのサッカーを本日も見て行きたいと思います。

スタメンです。

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アーセナル4バック予想でしたが、コクランがディフェンスラインに入っての3バックですね。守備時にはベジェリンとコラシナツがディフェンスラインに入って5バックのようになっていました。

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この守りは強固だと感じましたが、崩したのはベルギー代表のデブルイネでした。

ワンツーでエリア内に侵入し、左足でディフェンスの股を抜きながらサイドネットに突き刺しました。

 

リードしたことでボール回しに余裕が出てきたマンチェスターC。アーセナルが前からプレッシャーに来ることを逆手に取り、ディフェンスラインにボールを下げてシルバに預ける。中央で受けて反転し、 両サイドのサネとスターリングのスピードを生かせる裏のスペースを狙います。

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前半は1-0のマンチェスターCリードで折り返しましたが、前半終了間際にピンチがあったこともあり、マンチェスターCの面々はフェルナンジーニョらがピッチ内で話をしていました。グアルディオラの元に戻る前に、問題点を明確にしていたのでしょうか。自分たちで考えて問題を解決できるチームは強いですね。

 

 前線から奪いに行くアーセナル。しかし、オタメンディーはダイレクトでシルバに正確なボールを当てることでアーセナルのプレスを回避します。パスコースを作る動きをし、素早くボールを動かすことで、長いボールを蹴らずにプレスを回避しています。

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後半に1点ずつを取り合い、2ー1で迎えた73分。

前半にもあったのですが、シルバは2列目からゴールライン付近のゴールエリアとペナルティーエリアの間のスペースを狙います。 ディフェンスラインの選手はフォワードへのマークはつきやすいのですが、この2列目からの飛び出しには非常に対応しにくいです。ここから中央のジェズスへラストパスが通り、ジェズスが決めました。

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シルバはパスを出せる選手ですが、このスペースに走りこんでパスを受けることも狙っています。この時、中の選手がタイミングよくはいれば決定機になります。

 

結局、マンチェスターCがアーセナルを3ー1で退けました。

 

 

 

 

ルバンカップ決勝 川崎Fの狙うスペース・C大阪の2ラインの守備

ルバンカップ決勝、C大阪川崎F    日本代表クラスの選手を多数抱える両チーム。決勝という大舞台でどういった戦い方を見せてくれるのでしょうか。リーグ戦で2位と3位の対決でもあります。好ゲーム必死ですね。

 

前半の早い時間にC大阪川崎Fのミスから先制します。

 

その後は、川崎Fがボールを保持する時間が長くなる展開が続きました。

川崎Fがボールを回して回して、最終的にチームとして狙うスペースの1つは、ゴールライン付近のゴールエリアとペナルティーエリアの間のスペースです。

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ここで幾度も家長選手や三好選手や小林選手が受けて、マイナスのクロスから決定機を作っていました。ここからパスを出されるとディフェンスはボールとマークする相手を同じ視野に入れにくいから、非常に守りにくいんですね。ディフェンス側にとって最もボールを持たれたくないスペースです。

43分、そのエリアを見事に陥れた家長選手。日本代表の山口選手に見つからないように、後ろから回ってこのスペースで受けます。

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そしスペースへ走りこむ中村選手へ。シュートは惜しくも外れましたが、決定機でした。

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かつて、グアルディオラバルセロナでも、イニエスタ、メッシ、ペドロらがこのスペースを取り、チャンスを作っていました。それにしても、C大阪の守備は、なんならこのスペースを取られても、ゴール前に壁のようにディフェンスを並べることでスペースをなくし、最後のシュートのところでコースをなくし、何なら受ける場所もなくしてしまおうという守り方をしています。

 

C大阪川崎Fにポゼッションを譲り、ブロックを敷いて、その外側で回される分にはOKとするような守備をします。

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綺麗に2ラインができていますね。撤退守備ではなく、ラインは高く保ちコンパクトに守ります。

ここからボールを奪うと、川崎Fがすぐに奪い返しにきます。そこで、奪ったら早いタイミングで清武選手らを経由して逆サイドに展開し、柿谷選手や杉本選手が早いタイミングで裏を狙います。ただブロックを作るだけでなく、カウンターで常に狙い続けることで、川崎Fの攻撃に対しても抑止力になります。91分には、日本代表の山口選手がボールをカットし、自らサイドのスペースへ走ってカウンターの起点になる動きをしました。さすがのプレーですね。

 

93分にカウンターからソウザ選手のゴールが決まり、2ー0でC大阪がルバンカップのチャンピオンに輝きました。