コンフェデ杯 ポルトガルーメキシコ

ポルトガルスタメン

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メキシコスタメン

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コンフェデ杯の予選リーグ注目の一戦。

ポルトガルロナウド、ぺぺ、クアレスマ、ナニ

ベテランが多く出ている。そして注目はバルセロナのアンドレゴメス

メキシコは中盤でのパス回しがうまく、自分の思う日本の目指すべきサッカーを以前から体現していると言えるだろう。

 

前半の1分、メキシコの中盤でのボール回し 。FCポルトのエレラから、中へ動いてくるビジャレアルのジョナタンドスサントスへ、以下ジョナタン、この時のエレラの目線は外。ボールは動くジョナタンの足元に。ワンツーでエレラへ戻すと、再びダイレクトでジョナタンへ、モウチーニョがファウル。ディフェンスがいる相手陣内へボールを入れるときには、受け手が動き出しをつけてからボールを受ける。出しては読まれないように目線やキックフェイントを駆使する。

 

前半1分、ナニが中盤でボールカットしたときに、エレラが激しく寄せる。ナニのトラップが少し流れたところをぐーっと2メートル寄せて奪い返す。 

 

メキシコは中盤で人数を増やしてボールを回す。そのシステムを読み解く。エレラがボールをキープしてローマのセンターバックモレノへ、そのとき、FCポルトの左サイドバックラジュンは高い位置を取る。そこで相手サイドバックが下がり、スペースにフォワードのエルナンデスが降りてくるタイミングでラジュンにボールが入る。ラジュンからモレノへ落とし、ラジュンは斜めに裏へ、そしてヒメネスが中央で降りてきて受け、ダイレクトでラジュンへ。サイドバックがこの位置まで出てきて数的優位を作る。

 

前半25分のメキシコのパスワークは必見。セルサド→前で少し下がって受けるジョナタン→中へ入ってリターンを受けるセルサド→ダイレクトでしれっと寄ってきているグアルダードへ→ジョナタンがさらに下がってウイリアンの死角で受けダイレクトでセルサドへ、→セルサドはダイレクトでジョナタンへ、6本のダイレクトが綺麗につながる。ここでボールを止めたジョナタンはサイドのベラを使う。ベラから前線へ出ていったグアルダードへ→ダイレクトで中央に入ったジョナタンへ。三角形でパスが回る。三角形の良いところは三角形の中のディフェンスからボールを持っている選手以外が見えにくいこと。まさにパスを出して死角で受けるを繰り返すメキシコ。そうやって回しながら、ヒメネスが動き出したタイミングで楔。エルナンデスが横でフリー。中央でぺぺに対して2ー1をつくる。しかし、ヒメネスは右サイドに上がったベラを選択。クロスは合わず。

 

前半34分のポルトガルの先制ゴール。クリアボールに抜け出したロナウド、慌ててカバーに入るセルサド。コースを切って何とかロナウドに後ろを向かせる。この時点で中央からアンドレゴメスのサポート。そこへ出すと見せて、中央カバーのモレノを動かしてファーのクアレスマへ、クアレスマはドフリーだったがキックフェイントでキーパーをかわしてゴール。ロナウドは足元の技術も正確で速いが、それに伴って最も危険な位置を見つけて実行する判断のスピードも正確で速い。

 

前半37分、メキシコは速いボールで、モレノ→レイエス→セルサドと回し、右サイドのベラへ入る。そのときにはかなりディフェンスとの距離が詰まる。それを見越してか、エルナンデスがウイリアンに気づかれないように死角からベラが左足で持ったときに出せる角度へ入る。フォンテが寄せるもダイレクトでワンツー。そのまま上がってベラのクロスに頭で合わせるもキーパーセーブ。詰まる時のサポートを動きながら空いているスペースに入って味方が出しやすい位置で行うので、狭いところでもパスが通る。相手が読めないし、味方同士の共有ができている。おそらく、小さい時から、パスの出し方とともに受け方(味方のサポートの仕方)を体に染みつかせている。

 

前半39分、これも必見、ロナウドのヒールでの落としからの決定機演出。ポルトガルは右サイドでセドリック→モウチーニョ→セドリック→ナニとつなぐ。ナニはモレノとエレラの間で受けて、裏へ抜けるロナウドへ、ここでロナウドはスルーパスをヒールでダイレクトでクアレスマへ。いつ見たのかわからないが、すでにシュートチャンスのロナウドがそこにシュート以外の選択肢を持っていることに驚く。いつ見たのか、おそら裏へ抜け出すときに、クアレスマが3人目の動きでロナウドが元いたスペースに走りこもうとするのが見えたか。ロナウドはボールに絡むときには決定機の作り方が群を抜いている。クアレスマのシュートはわずかに外れる。

 

メキシコの同点ゴールは前半41分、左サイドからヒメネスのクロスにラファエルのクリアミス。ベラのクロスにエルナンデスが決めた。このレベルでは、ディフェンスラインのミスは即失点になる。

 

45分、メキシコは右サイドのベラが持つ。アンドレゴメスが寄せる。縦にドリブルするベラ。ラファエルが来たところで縦に大きく蹴り出して2人をかわす。2ー1でドリブルに対応するときは、前の選手がアタックする後ろの選手はカバーに徹するのが基本か。

 

後半15分、エレラが中央で受ける。右サイドを向いて展開しようとする。その体の向きのまま縦へ右足で速いボール。そこに走りこんでディフェンスラインの前で点で合わせて受けるのはヒメネス。フォンテが強く寄せるもヒメネスは前を向いて左サイドへ流す。惜しくも合わず。しかし、このヒメネスの受け方はディフェンスも元からマークについているわけではないので寄せにくく、前向きでボールを受けられる。フォワードの選手でも、ポストプレーと使い分けていくと良い。

 

後半25分のメキシコ。モレノがディフェンスラインでもつと、前線でエルナンデスが裏抜けの動き、着くのはぺぺ。裏へ抜けずに、来たボールを迎えに行って受けるエルナンデス。そこへ2列目からジョバンニドスサントス。惜しくも合わず。しかし、裏抜けを見せられるとディフェンスは下がらざるを得ない。そこで戻って受けると2列目を使い放題。

 

後半42分、メキシコはジョナタンからの中央への斜めのボールをジョバンニがスルー。ペラルタから浮き玉で裏に抜けるジョバンニへ。ジョバンニのラストパスに、エルナンデスのトラップは流れたが、このスルーのお手本のような攻撃が染みついている。

 

結局最後は2ー2で終了。

 

メキシコのパス回しは、受けての動き出しと、その次の連動。出し手の読ませない技術で成り立っている。

 

 

 

 

 

Jリーグ第15節

セレッソ大阪ー清水

スローインからの清水の先制ゴール。チアゴアウベスのクロスに鄭大世スローインはセットプレー。動きをあらかじめ決めておける。それを精度高く実行するだけで点が入る。ロングスローは運の要素も強いが、スペースに走りこんで利き足のダイレクトクロスは有効。鄭大世は、ディフェンスの死角から点で合わせる。最もキック精度の高い選手と最もシュートが上手い選手を配置してのおそらく練習通りの得点。

終了間際のセレッソは山口蛍からの浮き玉のゴール前の競り合いでハンドによってPKを得る。背中から競り合った松原の手にセレッソ藤本のヘッドが当たる。不運といえばそれまでだが、ペナルティーエリア内でのハンドは、欧州ではさらにシビアだ。ディフェンスの選手がエリア内で手を後ろに組んでディフェンスするシーンが見られるだろう。今回のプレーはたまたま当たったが、狙って手に当てて来る

恐ろしい選手がいるということ。そういった意味でも、よくボールが見える体勢でのプレーがディフェンス側に求められる。

 

神戸ーガンバ大阪

神戸は前半終了間際に小川の見事な反転シュート。ディフェンスを交わす反転は、弱めのエリア付近での楔のボールに相手ディフェンダーが少し食いついたところで、小川が反転に踏み切った。ボールの横から少し回り込むように右足でトラップして反転。つまり相手ディフェンダーの前向きのベクトルに対して、斜め横向きのベクトルで抜け出した。このように、弱めのボールというのは、相手に迷いを与え、前向きの力を与えることがある。そこを逆手に取れれば抜き去るチャンスが生まれる。

後半に入り、ガンバ大阪のカウンター、堂安のドリブルから右サイドに預け、そのまま前線へ、その相手スペースに倉田が走り込みミドルシュート。カウンター時に、埋めるべき守備のスペースは中央。しかし、サイドに一度振ったことにより、二列目が中央を使えた。

決勝ゴールは長沢。倉田のニアのクロスに、キーパーより先に触った。キーパーの手を吹っ飛ばしてのゴール。動き出しはマークするディフェンスの背後に入り、そこからボールがニアのスペースを埋めるディフェンスの上を越えると見るや一気にスピードを上げてダイビングヘッド。そのイメージをディフェンス側が持てれば、最初の予備動作時に、動きを工夫できたか。

 

鹿島ー札幌

鹿島の右サイド西のスルーパスに抜け出す中村。スルーパスを出せたのは西のファーストタッチが中へ持ち出されたから。足元の技術が抜群のサイドバックだ。このスルーパスに中村が浮き玉クロス。逆サイドに詰めたのが左サイドバックの山本。両サイドのサイドバックが攻撃に参加する鹿島の攻撃時の戦術。

前半の追加点は、同じく西から中村へ、そして切り返してボールウオッチャーになるディフェンスに対して中央のペドロジュニオールが決めて2ー0。ゴールエリア付近の深い位置からのクロスには最もディフェンスがボールウオッチャーになりやすい。フォワードがボールと180度の位置になるから。それにしても、西のようなサイドバックに対しては、間合いを考えたディフェンスをしないとすごいスルーパスを出されてしまう。

ペドロジュニオールの後半の追加点、中を抜け出されたが、ボールが出てから中にスピードアップしてしぼるサイドバック。スピードアップするのは出る前の準備のときにすると、ボールが出てからの対応に選択肢ができる。

 

甲府ー柏

武富が左サイドから中央へ、このとき、中川は左サイドの裏を狙って走り込み、右サイドの伊東に広大なスペースをプレゼント。伊東はスピードを武器にサイドから中の裏へ、エリア内で受けるもクロスはカットされる。

 

新潟ー大宮

大宮の先制点、江坂が左サイドでドリブル、中央の大山へ戻してディフェンスラインの裏で受ける。そのまま決める。この大きなワンツーが通りやすいのは、戻したボールに対して江坂に付いていたディフェンスがボールを見ると江坂が見えないから。 ボールとマークする人が逆方向になるから。カバーする選手が必要。

 

川崎ー広島

広島の青山のクロスは低くて速いアーリークロス。これをディフェンスラインが下がったその手前のスペースに入れる。そこに裏へ走ると見せかけ横に走りこのスペースで合わせる柴崎。クロスに対して相手のディフェンスが高く、対応がしっかりしているときなどに有効。

決勝ゴールは川崎の阿部、ボールを受けたときに、中村が裏へ走ってマークを引きつけて阿部をフリーにした。

 

 

 

 

1秒後のイメージ

サッカーには1秒後のイメージを持つことが大切だと思うシーンが多々ある。ラツィオナポリの試合を見ながらそんなシーンを紹介。

 

ラツィオボランチ、ミリンコビッチサビッチのプレー。ナポリフォワード、メルテンスにくさびが入る。センターバックが付いている。ミリンコビッチサビッチは、メルテンスを挟むように動き出す。メルテンスは2ー1を作られると思う。ダイレクトで味方に落とす。そこで落とす1秒前に進路を変えて落とすパスコースに入りカットする。ミリンコビッチサビッチの頭の中では、もしここでメルテンスに寄せたら、2ー1で挟まれると思うメルテンスはきっとダイレクトで落とすだろう。じゃあ落とすパスコースはある?確かにある。それならメルテンスに寄せて来ると思わせよう。そして、進路を変えてパスコースにはいれば、カットできるだろう。と考えたはず。

こういったプレーができる選手は、頭がいいとか、サッカーIQが高いとか言われる。でも実際に動きながら展開される試合の中で、この考えをまとめて実行する時には感覚に頼る部分もある。小さい頃からこういった考え方をプレーに染み付かせることで、瞬時に判断して局面を変えるボールの奪い方ができる。

 

センターバックをやっていると、自分の背後から飛び出してきて裏を取られることがある。この時、死角に入ってスピードや進行方向を変えて裏を取っている。バイタルエリアでドリブルする相手選手に対し、味方ボランチの守備が遅れてスルーパスを出せる。相手フォワードはボールと同時に見れる位置から消える。じゃあどこにパスが出るかというと、そのフォワードが走りこむスペース、つまり、裏にパスが出る。ゴロか浮き玉か。でもパスコースがあればゴロで出る。シュートが打ちやすいし、時間もかからないから。そこでセンターバックは、フォワードがどのスペースに走りこみどんなパスが出るかイメージする。そしてギリギリ届く位置にポジションを取る。そしてできれば、届かなそうに見せる。そしてパスを出させてコースに入りカットする。狙ってない感を出すことが大切。

 

柏ー浦和

柏スタメン

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浦和スタメン

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柏は 伊東、小池、クリスティアーノ以外は全員ユース出身。

素晴らしい育成力。

意思疎通も取りやすい。

柏の前線からのプレスを見ていきたい。

 

浦和のバックパスがディフェンスラインに下がっている阿部に入る。柏は中川と伊東で寄せる。

 

浦和のバックパスがキーパーの西川へ、クリスティアーノと武富が寄せる。前線からのプレスでボールを下げたとき、2人が行くこともある。

 

前半7分、浦和が槙野へ大きくボールを下げる。中川が全力で追う。西川へ下げる。クリスティアーノが追う。森脇へ出す。武富が追う。武富は次のパスコースを首を振って見ながら追う。パスを出せるタイミングで少し進路を変えてカットを狙う。西川へ戻す。中川が追う。クリスティアーノは中央の遠藤のコースを切る。西川は右サイドの関根を狙う。 手塚がパスカットを狙う。惜しくもカットできず入れ替わる。関根はサイドをドリブル。ここで着くのは輪湖。下がらない。ボールタッチして足から離れる瞬間に前に出る。しかしこれも関根にかわされる。大谷がカバー。このとき後ろは浦和の前線3枚に対して、ディフェンスラインも3枚。関根が柏木に流したところ、少しずれて、カバーに戻った伊東が奪う。浦和のピッチを広く使ったボール回しにどこまでこのプレスをかけ続けられるか。

 

前半8分、遠藤から西川へ戻す。中川が追う。先ほどのプレスもそうだが、中川は西川の左側から、つまり左足で蹴らせないように追う。西川のボールは輪湖がはじきかえす。武富が拾いクリスティアーノへ。ここで中央に残る中川がフリーになっている。そこを見逃さないクリスティアーノ。槙野が間一髪クリア。

 

前半10分、柏のボール回しにも注目。ディフェンスラインの中山、中谷、小池で回している。3人が近い。3人の距離は10メートルないくらいで回す。そして特徴的なポジショニングとして、サイドバックボランチが持つと中央へ上がる。伊東と武富はワイドに開くので、ここがフリーでボールを受けやすくなる。

前半11分、中谷から右サイドの伊東へ、前線には内側から縦に抜けた小池、中川が中央裏を狙い、クリスティアーノが下がってポスト、武富が左サイドの裏、大谷が2列目から上がる。そんな中で、伊東のバイタルエリアに侵入するドリブル。着くのは高木。一度左サイドの輪湖に下げると、ダイレクトで武富へ当てて、今度は輪湖が中から上がる。中央に下がってきたクリスティアーノに当てると前を向いてミドル。柏の攻撃は、前線に人をかけることで、バイタルエリアでプレッシャーを受けにくくしている。

 

前半12分、ここで初めて下がっての撤退守備を見せる柏。このとき輪湖は裏へ抜ける興梠に対してディフェンスラインまではトップスピンでついていき、ディフェンスラインと同じ位置で止まる。さすが長年やっているコンビネーション。この高さを綺麗に揃えるには年月を要する。

4枚の2ラインで、ワイドには伊東と武富、中央の2ラインの間でもらおうとする高木にはこのとき小池が少し前に出てみる。ディフェンスライン4枚がなるべく中央に居られるような配置。

 

そして前半13分、また浦和の下げるボールに、槙野へ中川、遠藤へクリスティアーノ、森脇へ武富、関根へ輪湖。行くときは前線のクリスティアーノを含めて意思疎通ができている。

 

前半17分、大谷が中央で持つ。前線では中川が中央から左へ、右サイドの伊東が中央へ、右サイドバックの小池がフリーになる。

 

前半30分、輪湖が左サイドでボールを持ち、アーリークロスのような構えから楔を中央へ、これにより楔のコースがあく。ここへ、クリスティアーノが入ってきてスルー。中川に合わず。しかしボール軌道上に3人。狙いはあったか。

 

前半31分、また左サイドの輪湖が前を向いたまま中央のクリスティアーノへ、スルーして反転、中川がダイレクトでクリスティアーノへ、しかし森脇が見事なカバー。気付かなければ1点だった。

 

後半1分、柏は右サイドから決定機を作る。センターバックから右サイドの伊東が下がって来る。小池が中から裏へ 抜ける。このとき、浦和は宇賀神が伊東に、関根が小池につくも、小池が伊東に出るボールが動いている間に裏に抜けるのでついていけない。後ろから追いかける関根に対し、縦に行くそぶりを見せて関根が縦にスピードを上げたところを中へ進路を変えてかわす小池。ラストパスはキーパーとディフェンスラインの間に。クリスティアーノが外す。

 

 

 

 

 

キリンカップ 日本ーシリア

日本スタメン

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前半開始、日本はキックオフのボールを下げて、ディフェンスラインから前線へフィード。久保へのボールに大迫と香川がこぼれを狙う。久保よりも大迫をサイドでせらせる方が確率は高いか。

 

シリアは前から来ている。前半2分、吉田から中央へ入って受ける久保へ、今野に落とす。今野から酒井へ、酒井が下げる。プレスに対して、短いボールだけでは打開は難しい。

 

前半3分、低い位置からのシリアのセットプレーが前線へ、落としが吉田がつくフォワードの近くの絶妙な位置へ、山口が戻るもファウルになる。嫌な位置でファウルをする。落としに対しては、ここに落とされたらというコースさえ切れば大丈夫だ。そのコースに先回りできるか。

 

前半6分、相手の右サイドからのドリブルに香川がつく。山口がサポートしたところで相手が仕掛けたが香川が体を入れるこのプレーで香川が負傷。

 

前半8分、長友が左サイドからシンプルに大迫へフィード。大迫の体勢を見て原口は胸で落とせるポジションへ動く。そこで受けてシュートまで行く。相手のプレッシャーがキツイとき、長いボールは有効なプレーの1つだ。

 

前半10分、香川→倉田  

 

前半11分、山口から大迫へ、大迫は中央から斜めに走りエリア内の裏で受けた。

 

前半15分、酒井のタックルがかわされ右サイドを突破されかけるが、吉田がサポート、中へ切り返す相手に酒井が戻るも間に合わず相手がボールキープ。かわされた後の戻りは最も速くないといけない。

 

前半17分、倉田から大迫へスルーパス。大迫はダイレクトでシュート。大迫は斜めに走ることで裏で受けられている。バイタルエリアに一度下がり、スペースがある裏へ飛び出している。

 

前半18分、山口から中へ入る原口へ、ダイレクトでサポートする倉田へ、倉田は長友のオーバーラップも使えたしミドルシュートも打てたが、中の大迫へのクロスを選択。クリアされる。

 

前半20分、大迫が今度は下がって受けて、2列目から飛び出す今野へダイレクトスルーパス。惜しくも届かずキーパーへ。

 

前半21分、倉田と山口で相手の縦パスに寄せるも、かわされ中央でフリーのドリブル。ここで昌子と吉田のラインのずれが起きている。昌子は前に出ている。サイドに開くフォワードにスルーパスが出る。後ろ向きで追いかける対応をしいられる昌子。相手のフォワードは追いついたところで切り返す。慌てて反転した昌子にもう一度切り返すフォワード。もう一度反転してなんとかクリア。昌子の魅力の1つはこの反転力。

 

前半24分、日本の左サイドから中央裏を狙う相手のフォワードに対し、ディフェンスラインからフィード。長友がカバー。

 

前半35分、山口から右サイドの深いところで酒井が受けてクロス。マイナス気味に原口が受けてシュート。相手のブロックに山口がひろってミドル。

 

前半37分、日本の右サイドから攻められ吉田がカバーに下がるが、昌子のラインは少し高い。まだ時間は必要か。

 

前半45分、長友からの縦パスに大迫が受ける。ファーストタッチで反転。これにより相手に対して前向きでボールをキープできる。

 

前半47分、前に出てプレッシャーをかける長友に対し、山口がサイドバックのポジションを埋める。出て来た縦パスに体を入れる。

 

後半開始。久保→本田

 

後半1分、日本の左サイドの裏へ走るシリアのフォワード。長友は少し前に出ていて昌子が対応するも、ボールが出るまで距離を取っているのでサイドでボールを受けられる。昌子は相手のまたぎに動じず足を出してカット。

 

後半2分、シリアのコーナーはショートコーナー。2ー1を作られる。サポートに行く倉田はボールに飛び込んでかわされる。クロスに中央で合わされて決められた。1ー0

クロスはいいボールだったが、マークを外してしまうと厳しい。

 

後半7分、山口→井手口

これで中盤3枚はガンバ大阪

 

後半12分、左サイドの長友は昌子からのボールに相手を引きつけて原口へ、原口は少し中央へドリブルを入れることで長友が上がる時間を作り、大迫へ、大迫は相手も触れるようなボールに体をなげ出して長友へスルーパス。左サイドを抜け出し絶妙なクロスをキーパーとディフェンスラインの間へ、ファーで今野が決めた。中央には本田、倉田、今野が入って来ていた。

 

後半13分、原口→乾。

 

後半17分、今野→浅野。

本田インサイドハーフ起用。

乾が中へドリブルして長友へスルーパス

 

後半18分、長友から中央の本田へ少し前めのパスに相手も食いつく。そこを鼻先でダイレクト。これにより相手は2人が置き去り。そのボールは大迫がポスト。相手とボールの間に体を挟む技術は一級品。乾が中へドリブル。ここで注目。中のマークにつくセンターバックが下がり、ギャップができる。そこに縦に入る長友へスルーパス。中ドリブルからのギャップ作りによる縦へのスルーパス。左サイドから右利き、右サイドから左利きが仕掛けると有効。乾や齋藤学がうってつけの人材。

 

後半20分、乾からオーナーラップした長友へ、クロスにファーサイドの酒井がボレー。酒井のボレーは惜しくも外れたが、力が全く入っていない綺麗なボレー。ミートして当てるだけの気持ちが大切。

 

前半22分、乾が中を向いて井手口へパス。近くで受けに来ていた本田は、そのパスが出た瞬間に次に井手口からもらえる位置に動く。この判断がコンマ何秒か遅いと井手口の選択肢を増やせない。

 

後半28分、倉田はサイドで受けて長友がオーナーラップするのを利用し中へスピードアップ。大迫へパス。大迫は4人に囲まれている。その四角形の対角線の交点。つまり重心で受ける。寄せてくるのは実は1人。さあ誰が来るか。1人目を細かいタッチでかわし、2人目が足を出して来たところをかわして右の本田へスルーパス。本田は大迫のボールが強めなのを見て、ボールに触らず縦に行くと見せかけ横に流して相手をかわしてから前にタッチそのまま右足シュートもキーパーセーブ。左なら決めたか。ここで大迫のかわしの練習。4人のディフェンスの中央でボールを持ち、4人のうち誰かが寄せる。他の3人はゾーンから脱出させない。最終的に脱出できたら中の勝ち。

本田のプレーも練習に落とし込める。中央で横パスを強めに出してもらい。ファーストタッチディフェンスをかわす練習。ファーストタッチで相手ディフェンスの逆を取ること。触るタイミングと触る位置。触るまでにどれだけ相手に先手を取れるか。

 

後半31分、井手口から本田へ、井手口が前を向くタイミングでサイドステップ二歩、二人の相手の間で受ける。大迫が引いて来てポストで受けようとしている。しかし本田は左足で持ち替えて逆サイドの裏の乾へ、40 メートルピンポイント。キック精度高い。しかも右サイドからの左足だと、相手から遠い方の足だから、少しくらいつかれていても出せる。乾の神トラップ。トラップぎわを狙う相手に対し、バックスピンのかかったピンポイントトラップ。食いつく相手にダブルタッチでかわしてシュート。キーパーセーブ。この乾の技術は徹底解析。トラップの瞬間、両足が宙に浮いている。トラップする足を伸ばし、もう一方の足が離れるくらいのタイミングでトラップ。空中の方が力が入りにくくボールがおさまりやすい。おそらく、伸ばして下ろす足でバックスピンをかけながらインサイドに当てている。普段のロングキックから相手をかわすイメージでトラップしてみよう。実際に寄せてもらって、取れるなら取りにきてもらってもいい。

 

後半33分、吉田がダイレクトで乾へ、乾がトラップ。相手を引きつける間に相手から少し離れて受ける本田。乾のちょっと気の利いたプレー。これでフリーの時間がもらえた本田。左サイドに流れる大迫へ。縦のドリブルに相手が付いて来ると体を入れてキープ。キープの形として、手で相手の肩、足からお尻にかけてで相手の膝から腰にかけてを当てる。この2点を当てれば相手は取りに来れず、顔を上げられる。自信が持てるまで相手をつけてキープしてみよう。うまく体の感覚がつかめると、相手が取れない確信が持てて顔を上げられる。

 

後半34分、吉田から乾へ、倉田が前を向く。そこへボールを置いていく感じで触って縦に抜ける乾。倉田から乾へ縦パスは狙われてカットされる。倉田のパスがあと少し速ければ入れ替わっていたか。

 

後半35分、大迫のポストプレーを研究。本田が持つ。大迫はポストに入る。小刻みにステップし、相手に寄せられてもキープできる位置に微修正。ことき首を振って相手が来ていることも確認。そしてボールが出てからおそらくもう一度少し見ている。相手が来てると感じてトラップまではできると判断。トラップの瞬間に相手が後ろから来るので、相手の圧力に体がぶれないように重心を低くして手は後ろに開く。 ぶつかった力を利用してボールを持ち出す。

 

後半36分、井手口のスライディング巻き込みボールカット。これは雨の日によく滑るぐらうんで練習するとイメージがつかめる。巻き込んでそのまま起き上がり、パスやドリブルまでを一連の流れで練習しよう。

 

後半36分、長友から大迫へ、大迫の右から相手が来ているので左に出す。パスにメッセージを込められている。大迫は相手から遠いところにボールを置く。

 

後半41分、乾の股抜きを研究。倉田からのボールがフィフティーだったが相手が下がる。縦に行くと見せかけ少しスピードアップしようとする。ここで相手のステップが縦について行くように片足が後ろに出る。そしてまたが開く。ここへ右アウトでちょんと通す。進路を縦から斜めに変えるだけ。そして少しスピードアップして相手にやばい縦抜かれないようにしなきゃと思わせれば、相手が縦に一歩踏み出すのでまたが開く。練習してみよう。縦に行くと思わせることが大切。

 

結局1ー1で試合終了

 

 

 

磐田ーG大阪

磐田スタメン

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G大阪スタメン

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中村俊輔強行出場

 

前半9分、中盤で手詰まりになる磐田は、左サイドに俊輔が下がって受けて右サイドの櫻内へ速いボール。3秒で逆サイドにピンポイントで届くボール。この秒すが短いほどキックが一流。世界トップクラスのキック精度。この展開だと、G大阪のディフェンスはスライドが間に合わない。あくのはセンターバックサイドバックの間。サイドハーフボランチの間。つまり、オジェソクとファビオの間と、倉田、遠藤の間。そこをつく川又、川辺。櫻内の高速クロスは川又の頭にあうもファビオがクリア。プレスに対し、一本の長いボールで打開するという方法。

 

前半15分、俊輔は、バックパスをすると見せかけ左足でターン。前線に出て行くムサエフへ。3人が前がかりになり、ムサエフがバイタルエリアへ進入。櫻内を使いクロスはカットされるも、俊輔のキックフェイント1つで局面を打開するプレー。

 

前半24分、右サイドの宮崎から中央に上がってくるムサエフへ、持ち上がるところを後ろから長沢が追う。長沢が中盤まで下がり守備をすることが素晴らしいが、ムサエフはこの長沢のチェイスに、手で動きを止めながらファウルをもらう。後ろを見て手を入れるだけで相手のチェイスに対応できる。

 

前半30分、クリアボールに川又が反応。トラップしてスルーパスアダイウトンが三浦に競り勝ち、キーパーと一対一になって決めた。クリアボールに対して川又に強く行けなかったファビオ、アダイウトンに先ほどのムサエフのように手を入れられなかった三浦。失点に原因があったか。

 

前半と後半に川又のに得点で3ー0とした磐田。

 

後半18分、ムサエフから小川へ、そこで詰まることを見越した川辺は縦のスペースへ受けるランニング。小川が中へ走るとそこへダイレクトで落とし局面打開。詰まるときにサポートしてダイレクトで落とすことで、味方をフリーにする。

 

後半21分、俊輔に後ろ向きのプレーに今野が強く行く。中村へ味方にボールをつなぎつつ倒れる。ファウルをもらって時間を使う。

 

後半36分、高橋が右サイドでボールを下げると見せかけ前線へドリブル。川又とのワンツーからシュートまで行く。

 

 

 

 

チャンピオンズリーグ決勝 ユベントスーレアルマドリード

ユベントススタメン

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レアルマドリードスタメン

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今シーズンを締めくくるビッグマッチ

両チームともほぼベストメンバー

 

前半5分、イスコが下がってモドリッチ、クロースとパス交換、レアルはカゼミロを経由せずボールを回すか。

 

前半7分、ジバラパスミスイグアインが戻って守る。

 

前半8分、クリロナが右サイドで持つと、モドリッチが中から前線へ、2列目からの飛び出しがカギ。

この位置に出れるのがセルヒオ・ラモスの強み。

 

 前半13分、カゼミロのパスをイグアインがカット、カゼミロはすぐに奪い返すが、ユベントスの1つの狙いはここだ。

 

前半16分、マルセロがベンゼマとのワンツーから抜け出す。ベンゼマの引きつけ方が絶妙。

 

前半19分、ロナウドが右サイドで受けて中央にタッチ、カルバハルがオーバーラップすると使って中へ、カルバハルのマイナスリターンをダイレクトで決めた。マイナスでの受け方が見事。

 

前半23分、バイタルエリアで受けるジバラにカゼミロとクロースが挟み込む。ジバラは狙われている。

 

前半26分、ボヌッチが逆サイドのアレックスサンドロへロングフィード。エリア内で受けたアレックスサンドロはダイレクトでイグアインへ、イグアインマンジュキッチへ流し、後ろ向きからループ気味に決めた。後ろ向きで精度の高いシュートはキーパーも読みにくいか。

 

前半30分、ベンゼマが左サイドで受ける。バルザーリがつく。ベンゼマは中に預けてそのまま中央へ、空いたスペースにマルセロが上がって受ける。マルセロのスペースを空けるベンゼマの気の利いたプレー。

 

前半33分、右サイドに張っているジバラは、ピアニッチのパスに鼻先で相手より先に触りスペースへ出る。たまらずモドリッチがファウル。サイドから中へ入ってくることで、セルヒオ・ラモスとカゼミロから逃れるジバラ

 

前半41分、アレックスサンドロからのクロスはディフェンスラインが下がりきったゴールエリア付近よりも少し後ろのペナルティーエリアに入ってすぐくらいを狙い、そこにイグアインが入ってくる。

 

前半44分、モドリッチはイスコが右サイドで持つと、スルスルっと前線へ出て行く。受けられるタイミングでスピードを上げて、さらに前のスペースで受けようとする。動きの緩急でマークを外す。

 

後半1分、マルセロから裏へ走るロナウドロングフィード。前半にはなかった形でユベントスのディフェンスラインを揺さぶる。

 

後半2分、マルセロからまた裏のイスコへ、バルザーリの裏のスペースに走りこむプレーが2回連続で続いた。

 

後半6分、ジバラが中央へドリブル。対峙するモドリッチ。止まっていてパスコースを空けておいて出す瞬間に狙う。タイミングが命。

 

後半8分、戻したボールに寄せるアレックスサンドロ、モドリッチは寄せが激しいと見るや、持ち出して左足ミドル。モドリッチは相手を見てプレーを選択し続ける。

 

後半12分、カゼミロのカットからマルセロへ、マルセロのクロスは速くて低く、キーパーとディフェンスラインの間へ、ロナウドが狙うもわずかに合わず。

 

後半16分、カゼミロのミドルシュートがディフェンスにあたりコースが変わって決めた。後半は防戦一方のユベントスだったが、不運な形での失点。

 

後半20分、モドリッチが高い位置でボールカット。カルバハルに預けて前へ、サイドの裏で受けたところでクロスはニアサイドへ、ボヌッチの前でロナウドが決めた。ユベントスが、失点後にすぐに失点するのは非常に珍しい。忍びのロナウド、死角から入ってくる。

 

後半27分、左サイドのマルセロからの速いクロスに合わせるロナウド。シュートは浮いたが、まるでシュートのような高速クロスに合わせるロナウド

 

後半30分、ジバラが中央でボールを受けるも、少しボールが流れてカゼミロに奪われる。中盤のブラジル人の門番はアルゼンチンの若き才能を開花させない。

 

後半32分、ベンゼマ→ベイル、ジバラ→レミナ  ジバラ残念。ほとんど仕事をできず。

 

後半35分、ユベントスはゲームを作るのはもう最後尾のボヌッチ。ロングボールが右のクアドラドヘ。

 

後半38分、クアドラドは2枚目のイエローで退場する。ゲームは壊れる。

派手にスライディングに行ったセルヒオ・ラモス、クアドラドを挑発したか。勝利が近い時でもより確実に勝利が得られる方法を考えているとも取れる。

 

後半43分、少し前にスペースがあり、そこへ走り込んでスローインを受けるモドリッチ。そこで受けることで、相手の寄せから少しの時間回避でき、前を向ける。ここからがすごい。追ってくるマルキージオに対し、スピードアップして緩急で置き去りにする。

 

後半43分、トラップぎわで少しボールを動かすモドリッチ、狙っていたダニエルアウベスはたまらずファウル。相手の心理、相手の動きを見透かしてのプレーは圧巻。

 

後半45分、マルセロはキープすると見せかけ突破。アセンシオが決めた。

 

後半47分、モラタが左サイドを抜け出す。中は4枚。もう一点取ろうとするレアル。

 

力の差はそこまでなかった。ユベントスは粘り強く守るはずだった。真面目なチームカラーが、日本人の自分としては好きなところだ。ジバラはこの試合で世界のスーパースターに肩を並べる選手になると思っていたが、現実は厳しかった。この決勝戦で、チームとしての強さを見せのはレアルだった。個人技が最高クラスの選手たちが、見事にチームのために仕事をした。

ロナウドは2ゴール。派手なプレーはなかったが、ディフェンスの死角を利用したり、フリーになる術を知っていたり、進化している。歳を重ねた自分をよく理解している。