毎日サッカー、いつか日本がW杯で優勝する日を夢見て

soccer note

毎日1試合見てブログを書くことを目標に、日々サッカーの面白さを追求していきます。

磐田ー仙台

前半1分、キーパーのキックに川又が胸で落とし、ムサエフから中村へ、中村は相手のディフェンスと中盤の選手から同じ距離の位置で受ける。川又が落とす前からそのポジションを取っている。中村が受けた時にセンターバックが前に出て空いたスペースに太田が斜めに走りこむも、少し走り込みが早かったか。あとコンマ5秒遅ければ反転した中村のタイミングにドンピシャだった。中央をあきらめ右サイドを選択。クロスにムサエフ、アダイウトン、川又、太田の4人が入るも、アダイウトンのシュートは枠を外れる。クロスは走りこむフォワードの真上だったが、走りこむフォワードの前に出した方が勢いを生かせて得点の可能性が上がる。キーパーのキックなどは相手のセンターバックをつり出す絶好のチャンス。川又の胸の落としは効果的だった。

 

前半2分、クリアボールが中村へ、その瞬間、太田、川又、アダイウトンの3人が裏を狙った。仙台のセンターバックも読んで対応したが、中村からの精度の高いボールで裏を一気に狙う作戦が垣間見える。

 

前半10分、仙台の裏へのボールを森下がカット。このボールのトラップが長くなり、石原に奪われて奥埜にシュートを打たれる。全力で下がりながら、ボールの軌道を見てトラップを足元におさめる技術はセンターバックに必須の技術。

 

前半16分、太田が中央で受けて中村に預ける。相手マーク3枚で囲い込む。中村はダイレクトで右後方の川辺へ。ディフェンスをする側にとっては、寄せて取りに行こうという時にダイレクトでかわされると次から行きにくくなる。前線の動きを見ながら、ダメなら後ろの選択肢も持つことでプレーの幅が出る。

 

前半22分、仙台の石原へのボールを大井がカット、こぼれをムサエフがキープして中村へ、中村はターンして右サイドの裏へ走る川又へ、仙台の3バックはサイドの裏ののスペースがあきやすい。そこを狙うジュビロ

 

前半34分、磐田は大井が負傷して治療中、10人になっている。数的有利の仙台は三田が右サイドから大きなサイドチェンジで逆のフリーの選手を使う。数的有利がより生かせるのは、グラウンドを広く使う時だということをわかっている。

 

前半38分、引いている仙台、アダイウトンが前線でキープして中村へ、ここで太田が右サイドから斜めに左サイドの裏へ、センターバック1枚を連れていく。そこで空いたエリア内のスペースに川又が走りこむ。そこへ中村からクサビが入る。川又のハンドの判定。しかし、太田の斜めの動きは引いた相手にも有効。

 

前半39分、ムサエフが相方の川辺をサポートして、こぼれ球を拾って持ち上がる。このボランチは縦への推進力もある。前線の川又は右サイドから斜めに左サイドの裏を狙う。空いた右サイドに太田が走りこむ。そこへパスが出る。太田のシュートは浮いたが、攻撃陣の斜めの動きにピッタリついていく仙台の3バックの空いたスペースを狙うのは有効だ。

 

前半41分、川辺が持つ。川又は中央から左の裏へ斜めに走る。仙台の3バックの中央の平岡がついていき、スペースが生まれる。そこへ左からアダイウトンが走りこむ。川辺のスルーパスはずれるも合えば決定機だった。

 

前半終了0ー0

 

後半7分、仙台は左サイドから中央の石原へ。この時右サイドの菅井はサイドラインに張っている。石原が中央でキープ。この時菅井は斜めに中央へ入ってくる。石原が前を向いて右サイドの裏を狙う菅井へ。アダイウトンがトラップぎわをなんとかクリアする。逆サイドのサイドラインに張っていて、中央に出たときに斜めに中央に入ってくる動きは、ボールと反対方向での動きなので、ディフェンスがマークしにくい有効な動きだ。菅井は前半からこれを狙い続けている。

 

後半28分、仙台のフリーキックは中央でゴールから40メートルくらいか。ジュビロは7枚がゾーンでラインをペナに合わせる。キックと同時に下がる。三田のキックは一番外側の平岡へ、折り返しに下がったラインの後ろがガラ空きになる。そこで石原にキープされて落とされたボールに奥埜がコースを狙う見事なシュート。これが決まる。1ー0

ラインが綺麗に揃ってさがると、その後ろにスペースが綺麗にあく。特にセットプレーでは揃いすぎて狙われやすい。

 

試合終了1ー0

仙台は開幕2連勝。

 

 

 

 

 

 

 

鹿島ー東京 Jリーグ2017開幕戦

鹿島スタメン

f:id:rio20120106:20170226214943j:image

東京スタメン

f:id:rio20120106:20170226214953j:image

注目の開幕戦、鹿島はペドロジュニオールとレオシルバとクォンスンテ、東京は大久保と永井と高萩と太田と林が新加入。

鹿島はすでにゼロックスACLを戦っている。

 

前半0分、丸山のヘッドの処理が高萩へ、金崎が猛然と寄せるも、アウトでかわして冷静につなぐ高萩。最初は思いっきり寄せてくることも計算済みか。

 

前半0分、森重のロングフィードが河野へ、つくのは山本。この時、東は昌子の裏をねらう動きをしてディフェンスラインを下げてからクサビを受ける動きをし、山本の食いつきを見て、右サイド裏へ抜ける。クロスはキーパーへ。東の大きな動きが鹿島の守備陣形を崩す。

 

前半2分の鹿島。右サイド遠藤から高い位置に張っていた西へ。西のボールの持ち方は余裕がありマークにつく永井は寄せきらない。遠藤が内側から追い越す。太田と高萩はどちらもマークにつききれず、右足のクロスも中は1枚。インナーラップは誰がマークするかで混乱させる効果がある。ーましてや東京は新加入の高萩と太田。

 

前半6分、東京はコーナーがクリアされ室屋へ、大久保が右サイドの低い位置まで下がる。レオシルバがマークする。中は小笠原1枚。室屋は中の薄さを利用して永井へクサビのぼーるをいれる。まさかのタイミングに植田は遅れる。ここで、東と大久保がサポートに走る。永井キープのこぼれが東へ。その瞬間、大久保は進路を変えて山本の裏へ、東はドリブルで中へ行くと見せかけ大久保へ。シュートはキーパーセーブ。東、大久保と山本、昌子の2ー2で山本サイドの裏をねらう大久保に対して、山本がボールと大久保の両方をえみさせられたか。昌子ボール、山本が大久保の方が対応できたか。レオシルバも大久保に振り切られた。

 

前半9分のレオシルバ。東京が室屋、橋本、河野、高萩、とつないで、橋本が河野に出した時点で高萩から3人目の動きでもらって抜けていこうとする。レオシルバは河野から高萩に入る時点で高萩に食いついた動きを見せて橋本に出させる。前に寄せるふりをして後ろへ下がりながら高萩のパスをカットした。食いつくふりをして一番相手が狙いたいところへ出させてカットするプレー。

 

前半10分、鹿島のスローインはペドロジュニオールへ。森重は後ろからジャンプ。この時相手に近い方の足を振り上げてジャンプ。お尻を相手の背中に当てながら相手のポジションをずらしつつヘッド。回転して力を逃して、後ろ向きで着地する。このヘッドは手が相手に対して出ていないのでファウルになりにくく、体の回転する力を使うのでジャンプも高くなりやすい。

 

前半36分のレオシルバ、大久保が背後から寄せてくるところを、進路に体を入れてボールを守ってからターンする。相手を体で抑えてターンすれば、かわそうとして相手に読まれて取られるようなことはない。

 

36分これまたレオシルバ、山本からの横パス。ダイレクトで縦に通せる位置に土居がいる。そこに絶妙の距離感でコースを開けてねらう橋本がいる。それを察知してレオシルバはダイレクトでどいに出すふりをしてトラップ。橋本は土居へのパスコースへ動いて逆を取られる。狙われているときに狙わせてあげて逆を取る余裕のあるプレー。

 

前半38分ボランチの位置で持つ高萩、ペドロジュニオールと金崎が寄せ切らない間に、左サイドの永井が裏へ抜ける動き。西がついていきディフェンスラインにギャップができる。そこをねらう河野。昌子の後ろに隠れて裏へ抜け出す。高萩から河野へ。昌子のオフサイドアピールが鹿島のラインのズレを物語る。河野の落としに大久保が2列目からフリーで抜け出そうとする。ついているはずのレオシルバは高萩へ無理なボールアプローチをしていた。ずれている鹿島の守り。

 

前半38分、室屋のクロスに中は4人。クロスの精度とボール軌道下に入る人数が大切。クロスの精度とは、味方がワンタッチで決められるボールで、ディフェンスやキーパーにイージーにクリアできないボールのこと。同じようなクロスでも得点確率はこの2つの要素で大きく変わる。

 

前半39分のレオシルバ、橋本がパスをもらいそうなところで5m低い位置からダッシュ。橋本がボールを受けるとき、ダッシュのステップを変えて左足、左足〔このとき橋本の手前30センチ〕、慌てて右インサイドで左へかわそうとした橋本に対し右足でカット。トップスピードで寄せて、慌ててかわさせて足を出して取る。すごい技術。

 

前半41分、高萩が右サイドに持ち出す。中から東。昌子が待ち構える。東が走りこむ足元に速いボール。東はそのまま縦へ。昌子はスピードがあるが止まっている昌子に対して走りこむ東が裏へ抜ける。走りこむ足元はファーストタッチの技術さえあれば抜ける。

 

前半終了0ー0

レオシルバ先生、後半もお願いします。

そして、すでに組織がしっかりした鹿島で個の強いレオシルバがフィットするのには時間が必要だと感じる。

 

後半3分、鹿島は小笠原が右サイドで持つ。ペドロジュニオールがクサビのもらう動き。丸山を引きつける。金崎がボール軌道上に入るためスルーして裏へ抜ける。しかし金崎の前で森重がカット。金崎も感じていなかったが、森重の方がスルーもあるかものポジショニングを取っていた。

 

 後半8分のレオシルバ、東京は室屋のクロスのこぼれに中央で高萩がダイレクトで前線へ、そのパスを前でカットするレオシルバ。そのまま寄せてくる高萩を見てカットのファーストタッチを胸で斜めにコントロール。見事に高萩をかわしてカウンターを発動させる。インターセプトファーストタッチをコントロールするのはトップスピードの技術で、

 

後半11分、東京は左サイドで永井が持つ。太田がオーバーラップするときに中央の高萩へ出して永井は中へ。太田が内側に入るのをイメージした高萩とは合わなかったが、オーバーラップの選手を使うと見せかけ中へ出し、中から3人目でより危険な位置でサイドバックを使うか、自分が中でワンツーをもらうか。何れにしても、高萩のところで2ー1、3ー2を瞬間的に作る破壊力のある攻めができそうだ。

 

後半14分、高萩が低い位置でペドロジュニオールに奪われる。こぼれが土居へ。その瞬間金崎は裏のスペースへ。判断力を失う東京ディフェンス。森重が金崎につき、丸山もカバーに寄る。その空いたスペースにペドロジュニオールが走りこむ。土居は金崎を見ながらアウトでペドロジュニオールへスルーパス。シュートは林の好セーブ。ショートカウンターでは、最初のフォワードが一番危険な裏へ抜けることが最も大事。

 

後半16分、大久保が左サイドで持つ。小笠原が追う。一度スピードをゆるめて追いつかせ、アタックしようとするところで再度スピードアップして振り切る大久保。小笠原はたまらずファウル。チェンジオブペースの駆け引きもうまい大久保。

 

後半35分、クリアボールに交代出場の前田。後ろを振り向いて、植田が来ていることを確認。キープする姿勢を見せる。植田は止まって対応しようとする。次の瞬間にワンタッチで反転して抜き去る。キープすると見せかけて、相手の動きを止めてから抜き去る前田のうまさ。

 

後半37分、東京は中島のカットインシュートをキーパーがはじいたところを、鹿島のオウンゴール

先制。1ー0

 

試合終了。開幕戦は難しい。

充実した戦力を持つ両チームの連携はまだまだこれから深まっていくだろう。

 

 

 

 

リバプールーチェルシー

リバプールスタメン
f:id:rio20120106:20170203031926j:image
チェルシースタメン
f:id:rio20120106:20170203031936j:image
クロップ対コンテ

前半9分、コウチーニョが左サイドの低い位置にもらいに来て前を向く。バイタルエリアに下がってもらう動きをするフェルミーノ、そこでダビド・ルイスもついていくが、そこまでは寄せすぎない。というのもカンテがこのパスコースを前で狙っているから。そしてパスを出させて前でカンテがカットできるようにする。マークにつくディフェンスは、他にパスコースを狙う見方がいるときは寄せすぎないことも大切。

前半15分、クラインがオーバーラップしてボールを受け、中央のコウチーニョへ出し、クラインはそこからチェルシーのマルコスアロンソを引き連れて中で受ける動きをする。右サイドのがら空きのスペースへララーナが走りこむも、コウチーニョからのパスはマティッチが読んでカットした。通っていればケーヒルのカバーは間に合っていなかったのでシュートまでいけたシーンだった。3バックを崩すには効果的な攻撃か。

前半18分、リバプールのゲーゲンプレスが炸裂。カンテから後ろのアスピリクエタへ、コウチーニョが寄せる。アスピリクエタはダイレクトでダビド・ルイスへ、フェルミーノが寄せる。ダビド・ルイスからケーヒルへ、ララーナが寄せる。ダイレクトでマティッチへ、ワイナルドゥムが寄せる。ここでダビド・ルイスに寄せていたフェルミーノが背後からボールを狙う。ワイナルドゥムは寄せすぎない。背後が見えていなかったマティッチからボールを奪う。下げるボールに対してプレスを発動し、ボランチに入ったところで、パスコースを切って背後からボールを奪う。

前半19分にはチェルシーのカウンター。マティプが右サイドでバウンドボールを処理するところをすかさずアザールが寄せる。センターバックの選手ならまずはダイレクトで中の相方にパスを出すことを考える。バウンドボールの難しいところは、ボールを見続けて処理しがちなところ。そこを狙うウイリアン。ロブレンに戻したボールをパスを出す前から動いて奪い取った。ディフェンスの選手は特にバウンドボールの処理で、ミスをしないようにするには、バウンド時に狙われているところを感じることが大切。何気ないパス練習などの基本練習でも、ボールを出す前に状況をイメージして狙われていないかを考えて出す練習をすることが大切。

前半24分、チェルシーの先制点はダビド・ルイスフリーキック。キーパーのミニョレはボールを見ていなかった。ウイリアンがボールをセットし、まだこれから助走をとるところで、後ろからダビド・ルイスがけり込んだ。キーパーがボールを見ていなかったのは、チェルシーの中の選手も準備をせず、ここからポジションをとりますみたいな姿勢でいたから、アザールについてはストッキングをなおしている。チームで仕込んだか。1ー0

前半終了

後半9分のチェルシー。クリアボールが低く速いグラウンダーでアザールへ。アザール見事におさめてドリブル開始。ウイリアン→モーゼスとつなごうとするもわずかに合わず決定機にはならない。パスではなくクリアボールをおさめる技術。パス練習で相手がひどいボールを出してきてもきっちりおさめる意識を持てるような選手が、やがてこういうおさめ方ができるようになる。

後半10分、右サイドからミルナースローイン。うしろがあいているのはわかっているがあえて前に投げるぞの姿勢。相手は下がらざるを得ない。そして後ろへスローイン。受け手を考えたプレー。

後半10分、リバプールセンターバックマティプの身体を上手くつかった守り。マティッチからアザールへカウンター気味に出る。マティプアザールに来てると思わせるように猛然と後ろから寄せる。でも実は少し開けて止まる。この思わせることが重要で、アザールが得意の右足アウト反転を出したところで体をぶつけて向かせなかった。アザールに反転を選択させたマティプの動き。

後半11分、リバプールのアンカーヘンダーソンのプレー。チェルシー左サイドのモーゼスが持つ。ウイリアンへのパスコースがあいている。でもそこは切らずに少し開ける。通ればチャンスになりそう。モーゼスは速いボールでウイリアンを狙うが、ヘンダーソンは出した瞬間に動いてカットする。パスコースを作って相手に出させて奪うプレー。

後半11分、リバプールの同点ゴール。ララーナのシュートをディフェンスにブロックされこぼれにヘンダーソンがダイレクトで逆サイドの裏のミルナーへ、中は3枚。ミルナーのヘッドの折り返しにワイナルドゥムが決めた。シュートのこぼれをダイレクトで出したヘンダーソンのボールが決定機を演出。チェルシーのような守備組織がしっかりしたチームには、シュートのこぼれのような予測不能なボールに素早く反応することが大切。予測不能だからボールを見るしかなく、ボールウオッチャーにならざるを得ないディフェンス陣。この時味方に溢れると見ていいポジションを取ったミルナーの好プレーとヘンダーソンのこぼれダイレクトスルーパスが、最少失点の守備を切り裂いた。

後半27分、リバプールのすごいディフェンスラインの上げ方。チェルシーアスピリクエタ→ウイリアンへのくさびのボールに対して、センターバックのロブレンが寄せる。この時、センターバックのあけたスペースを相方のセンターバックが横にスライドして埋める、そしてサイドバックが絞るが基本的な動きだが、なんと、ロブレンに合わせて他のディフェンス陣もラインアップ。ウイリアン→モーゼスと落としが入り、ミルナーが寄せたところで、モーゼスはダイレクトで前線のジエゴ・コスタへ出すも、オフサイドジエゴ・コスタも戻りながらもらおうとしたがラインを上げるスピードには及ばず。見事なラインの押し上げで、。チェルシーの攻撃をミスなしのまま終わらせた。ただし、危機管理で、アンカーのヘンダーソンだけは下がりながらディフェンスラインと逆行する動きをして、万一に備えていることも上げておきたい。

後半30分、チェルシーはモーゼスからのアバウトなロングボールに、ロブレンがジエゴ・コスタの前でカットしようとしたがミスになってジエゴ・コスタ独走。カバーに入るマティプジエゴ・コスタは少しドリブルが長くなったところでマティプが寄せる。しかし、先に触れるのはジエゴ・コスタ。エリア内にちょうど入ったところ。少し切り返してマティプが足を出したところで倒れてPK。スローで見ると足はかかっていないか。ジエゴ・コスタのPKは前半フリーキックを決められたミニョレの好セーブで防がれた。

後半42分、ミルナーからボールを奪った途中出場のセスクが、ドリブルして中でペドロがフリーになる動きをする。しかし、狙うスペースをヘンダーソンがカバーしていると見ると、ペドロの足元へラストパス。トラップ持ち出しで狙うもヘンダーソンがカバー。セスクとペドロは交代で攻撃の中心になっている。

試合終了1ー1


ユベントスーラツィオ


ユベントススタメン
f:id:rio20120106:20170129145548j:image
ラツィオスタメン
f:id:rio20120106:20170129145554j:image

ユベントスは4バックにしてきている
そして、マンジュキッチが左のフォワードにはいっている。

前半5分、早くもユベントスの先制点、右サイドバックリヒトシュタイナーからロングボールが逆サイドのマンジュキッチへ、高いアバウトなボールはすでに2本目、これを楽に競り勝つマンジュキッチイグアインがディフェンスラインの裏へ抜け、できたスペースに2列目からジバラの左足。ハイボールに対して、イグアインが裏へ抜けることで、バイタルエリアに大きなスペースが空く。そこに左足が得意な選手に左から落としのボールが来る。強みを生かしたユベントスらしい先制点。ジバラのボレーはバウンドボールを上からかぶせるようにミートした。

前半15分、ユベントスの追加点、キエリーニ→マンジュキッチポストプレーから一気に逆サイドのリヒトシュタイナーへ。どフリーで受ける。クアドラドに預けて外を回ることで高い位置で2ー1を作る。ラツィオの左サイドバックのラドゥがリヒトシュタイナーにつられてついて行ったところをクアドラドのアーリークロスはキーパーとディフェンスラインの間に速いボール。イグアインがファーから斜めに入ってニアで決めた。イグアインはクアドラドが持った時点ではゆっくり動いていて、蹴る瞬間に空いたスペースへ走りこむ緩急でマークを外す。マンジュキッチのダイナミックなポストプレーラツィオのスライド守備を遅らせた。

前半終了2ー0

後半15分、アサモアが左サイドで持つ。後ろから寄せてくる選手に気づいている。相手がボールを触れると足を伸ばすタイミングで体を入れる。そして相手の押す力を利用してドリブル。相手が狙ってくるときはギリギリまで引き付ける。バイタルエリアに突進するアサモアイグアインへ横パス。アサモアはそのまま裏へ抜ける。イグアインに1枚、アサモアに1枚センターバックがつかざるを得ないところに、中央のイグアイン付近をジバラが走り抜ける。イグアインはターンしてスルーパス。ジバラのシュートは惜しくも外れる。よく見るとイグアインのターンにクアドラドも右サイドの裏を狙ってサイドバックを引きつけていた。裏の最も危険なところを開けてそこを時間差で狙うユベントスの連携。

後半18分、ピアニッチの中盤での縦パスを入れるためのプレーを紹介。中盤でボールを受けるときに、ラツィオのようなプレッシャーの早いチームではなかなか縦に入れられない。そこで、ボールを受けるときに、ボールに少し寄ってダイレクトで縦に出す。相手が人に向かって寄ってくるところに、ボールに寄ることでパスコースを作ってダイレクトで出す。そして前線にサポートしてすぐに受ける。攻撃のスイッチを入れるようなプレー。

後半26分、ついに出た、ボヌッチのディフェンスラインからの50メートルの裏へ走るイグアインへのボール。ラツィオも警戒して前からプレスをかけることでボヌッチをフリーにさせなかったが、前に行くぞと見せかけ戻したボールがボヌッチに渡るとさすがにこの時間ではフリーになる。見逃さないボヌッチと裏へ抜けるマンジュキッチ、こぼれにイグアインが狙うもキーパー惜しくもセーブ。ボヌッチのようにワンステップのキックで50メートルをピンポイントで狙える選手がディフェンスラインにいると、攻撃のバリエーションが増えるし、相手も常にフォワードの裏抜けを意識しないといけない。

2ー0試合終了。


ミランートリノ

ミランスタメン
f:id:rio20120106:20170124052506j:image
トリノスタメン
f:id:rio20120106:20170124042837j:image

本田はベンチスタート

前半5分のトリノの攻撃を紹介。
ゴールキックはハート→ゴールライン際のモレッティへ(スソが寄せる)→ハートへ戻す。(スソがそのまま追う)→ハートから逆サイドのサイドバックザッパコスタへ速いキック。スソの寄せに対して、全員が人についてプレスがかかったが、逆サイドがあいてしまった。そこを見逃さないハート。ザッパコスタがトラップする間に慌てて戻って寄せるベルトラッチとボナベントゥーラ、その隙にベルトラッチの背後をスルスルっと上がるベナッシ。センターラインを越えたあたりでミランディフェンスラインは4枚、対するトリノは右サイドファルケとフォワードのベロッティ。ベロッティの裏への抜け出しにスルーパスが出てシュートまで行く。わざとゴールライン付近までおびき寄せてプレスをかけさせ、逆サイドに速く展開できればチャンスが作れる好例。ポゼッションは時にただボールを回しながら追い込まれていくこともあるが、常に遠いフリーのみかたを使うことを考えることで、相手はプレスをかけにくくなる。

前半15分、こちらはミランの素晴らしい攻撃、ロマニョーリが持つ。中央でのバイタルエリアにいるバシャリッチは、右のパレッタへ出せと指示。バルディフィオーリもバシャリッチへのマークをゆるめる。2秒くらいずっとその指示を出して左手で指さしている。その間にロマニョーリ→ロカテッリ→ロマニョーリとパス交換し、そのバシャリッチへ縦パス。意表を突かれるトリノのディフェンス陣。そんな時慌てる。なんとバシャリッチに対してセンターバック2枚とアンカーのバルディフィオーリが寄せる。しかし、それをいなすようにバシャリッチはダイレクトで回転しながらアウトの浮き球スルーパスをバッカへ、バッカは惜しくもオフサイドだった。もう少しバッカが感じれば決定機だった。意表をついて受けることで、後手を踏んだ相手を引きつけ、ダイレクトで決定機を作ろうとするバシャリッチの知的なプレー。

前半21分のトリノの先制点、取られたミラン側から見てみる。ファルケが右に流れて受ける。ロマニョーリがつく。ボナベントゥーラがサポート。ここで、ファルケがキックフェイントを入れてボナベントゥーラが背中を向ける。その隙にファルケは縦に仕掛けてロマニョーリは股抜きされた。前の位置にいるボナベントゥーラがボールに強くいければロマニョーリはカバーに回れてこの突破は回避できたか。そして、ファルケから逆サイドへマイナスのパス。ここでラインを押し上げられれば、シュート時にベロッティはオフサイドだった。ベロッティのシュートコースを変えるタッチでトリノが先制。2ー1で守備の数的優位の時は前の選手がアタック。ゴール前でのマイナスのパスには少しでもラインの押し上げは徹底したい守備戦術だ。

前半25分にトリノは追加点。

前半29分、ベルトラッチが中央で受けると、ポストプレーで下がっていたバッカが斜めに裏へ抜ける動き。ディフェンスラインは下がる。この下がったスペースを狙うスソ。上がってきて横で受けてシュートまで行く。ダイアゴナルランといわれる斜めの裏を狙う動きに対してディフェンスライン全体が下がり、横の位置で2列目から上がって受けやすくなる。

前半39分、ミランは中央右よりでロカテッリがボールを持つと、スソが前線で裏へ抜けようとする動き、モレッティがついていく、次の瞬間引いて受ける。そこへボールが出る。後手を踏んだモレッティ。スソはボールを流してターン。モレッティは手で倒した。スソの相手が遅れて焦って食いついてきたところを逆をとるプレー。ボールを受けるときにこの駆け引きができれば爆発的なスピードがなくても相手をぶち抜ける。

前半43分、ミランロマニョーリがロカテッリの横で受ける。センターバックがアンカーの横で受けてゲームを組み立てるミラン。この位置だとプレッシャーに1枚使わざるを得ないトリノミランはそこを狙っている。ロマニョーリ→ロカテッリ→ベルトラッチとつなぐ。1枚使っているので中央でベルトラッチがフリー。慌てて飛び出すトリノセンターバックのロッセッティーニ、この時中央にバッカとボナベントゥーラ。2枚が中央にいるためザッパコスタが中へ絞って中央で3ー3の状況。ベルトラッチ→ボナベントゥーラ→バッカ→ベルトラッチとつなぎシュートはハートがセーブ。ミランロマニョーリを高い位置でプレーさせて中央で数的優位を作る攻撃もある。ボナベントゥーラが中央にいるときはこの攻撃を狙っている。

前半終了

後半9分、ミランはスソが中央で受けてがら空きの右サイドで深い位置をとるアバーテへ、アバーテの低く速いクロスにバッカ、ベルトラッチが詰めるもわずかに合わず。しかしファーに詰めたボナベントゥーラからの折り返しに動き直したベルトラッチが決めた。クロスに飛び込むと、その後ろにスペースが空く。そこに素早く動き直すとセカンドチャンスが来る。

後半14分、バッカのPKで2ー2

後半15分、トリノのベナッシの好カット。バシャリッチがボールを受けに下がるところに同じスピードでついていく。出し手がここでパスを出してもカットされないと見て出す。出した瞬間にスピードアップしてボールカット。出せるように見せることがこのカットのポイント。

後半33分、ボナベントゥーラは相手の縦パスのコースを少し開けて、外側の全然違う選手を見ていますというスタンスで構える。相手が縦パスを出した瞬間にコースに入りボールカット。届きそうな位置でも狙ってない感が出ていると出してしまう。他を見てますよって感じをいかに出せるかで、相手がパスを出すかどうかが決まる。

後半34分、ボナベントゥーラは相手ボールを奪い、相手が必死に取り返しにきたところを逆をとって突破する。相手の状況を見て、寄せる勢いを利用したボナベントゥーラの好プレー。このイタリア代表選手はスピードがあるだけではなく、相手を動かして逆をつくのがうまい。

試合終了  2ー2





インテルーキエーボ

インテルスタメン
f:id:rio20120106:20170120234725j:image
キエーボスタメン
f:id:rio20120106:20170120234736j:image
インテルは5連勝なるか。長友ベンチスタート

前半5分のインテル。サイドでフリーを作る攻撃。
コンドグビアが左サイド寄りでボールを受け斜めに中へドリブル。外を上がるアンサルディのスペースを空けて外のアンサルディへパス。ペリシッチが縦に走るもアンサルディはファーストタッチで中へ、バイタルへ入ろうとする動きを見せ、切り返して外のペリシッチへ、ペリシッチはフリーでクロスを上げる。中への切れ込みには対応せざるを得ないディフェンスに対して、外でフリーを作る攻撃。

前半7分のインテル、コンドグビアの粘りから縦パスがマリオに出てのカウンター、左サイドからマリオのドリブル、対応するダイネッリ、距離をあけながらときおり前に出るフェイントを入れて揺さぶる。マリオは中へ進路を変えてスピードを落とす。ここでイカルディが中のスペースをうまく使えれば
受けてそのままシュートまでいけただろうが、対応するガンベリーニイカルディの動きを観察し、細かいステップで下がりながらイカルディのスピードチェンジに対応しようとしていたため、マリオの出せる0.1秒のタイミングを逃す。ダイネッリもすぐに一番危険な中へのパスコースを切ったため、イカルディはスピードチェンジして縦の角度のないところでもらう。ガンベリーニがピッタリついたため、ヒールでマリオとのワンツーを狙うも合わず。キエーボのベテランセンターバック2枚の見事な対応。
ダイネッリ37歳、ガンベリーニ35歳。経験値がスピードと技術に勝ったシーンだった。

前半11分、アンサルディの速いクロスに中でイカルディのヘッドはわずかに枠を外れる。アンサルディにフリーであげられたのがよくなかったが、イカルディは下がるダイネッリとガンベリーニに対して、止まってスペースを確保した。そこに速いボールが来たためシュートまで行った。ゴール前ではマークの距離は近くし、人につく人とスペースを埋める人を明確にできないと守りきれない。そして、こういうボールを出したいという出し手の意図を素早く読み切れるかどうかが、クロスにいち早く反応するための鍵になる。

前半17分のインテル、左サイドからのアンサルディのくずし、今度は切り返してマイナスに中のガリアルディーニへ、下がりきったキエーボのディフェンスラインと中盤の間のスペースへ持ち出してミドルシュート。クロスに警戒して下がった後に相手が戻したり、中のマイナスを狙ったら、すぐにラインを上げなければならないのは、こういう理由からだ。2列目からのシュートにも対応できる位置まで上げたいところだ。

インテルが押している前半、しかしシュートは決まらないでいた前半30分、キエーボは右コーナーからペッリッシエールが右足で決めて先制。しかもゴールエリア内でコーナーキックをダイレクトに蹴り込む。キエーボはニアサイドのゴールエリア付近に2枚、中央のペナルティエリアのライン付近に2枚、大外1枚の5枚を配置。キック時にニアの1枚がさらにニアへゴールエリアの角付近へ走る。もう1枚はディフェンスを押さえながら中央へ押し込む(これがペッリッシエールの役割)。ここにペナルティエリアのライン付近の選手が1枚走りこむ。あとの2枚がファーのスペースを狙う。つまり、ニアのスペースをあけてそこに走りこませ、キーパーが出れない速いボールでピンポイントで狙う。ニアにわずかに合わなかったが、押し込んだペッリッシエールが抜けてくることを信じて、先にボールに触れるように体を入れていた。そして、敵を押さえながら当てるだけのシュートが決まった。

その後もエリア内にドリブルで入ってクロスやシュートでペリシッチが脅かすもゴールならず。

前半45分のインテルコーナーキックイカルディが頭で合わせるもキーパーセーブ。この時のインテルのコーナーは特にチームとしての工夫はなく6枚が入ったが、イカルディはボールを見て3歩くらいニアへステップして、両足ジャンプで相手よりも頭一つ上から、相手をはねとばしながらヘッドした。ボールをクリアしようと跳んでくる選手に対して安定感のある両足ジャンプでふきとばしながら、最後は頭だけ前に出して少しでも先にさわろうとするヘッドだった。

前半終了1ー0
インテルシュート13本、キエーボ1本、スコアは1ー0でキエーボリード。

後半開始、

後半8分、インテルのディフェンスラインから浮き球のボールがマリオへ、マリオはガンベリーニを背負いながらトラップを狙う。ガンベリーニはどうぞと背負わせておきながら、マリオの脇の下から足を出してトラップ寸前でボールカット。相手を油断させておいて、ギリギリで仕掛けるガンベリーニ

ここで、風間八宏監督が練習でよくやるといわれる7ー4のボール回しについて考えてみる。インテルの4枚のディフェンスラインとダブルボランチと1トップ下で7枚、それに対してキエーボの2トップと
1トップ下、3ボランチの1枚が関与して守る状況が出来ている。こういう状況である程度ポジションをイメージしやすくしながら、確実に回せる力を養うトレーニングか。

後半10分、キエーボカストロの巧みなプレー。コンドグビアが寄せてくるところを、キックフェイントからそのまま足裏でコントロールして逆足で近くにいる味方に預け、すぐにスペースへ走る。ワンツーでボールをもらう。少しボールが流れる。アンサルディが狙う。しかし流れたボールに食いついたのを見たカストロは、アンサルディがタックルを仕掛けたのを見て、先に触って完全に抜き去る。ボールに触れるが触らずに流して食いついたのを見てギリギリで触るカストロの技術。

後半13分、ペリシッチが中央をドリブル。対峙して下がるフレイとダイネッリ。フレイがペリシッチのスピードに合わせて下がる中で、ダイネッリは下がりながらペリシッチがタッチした瞬間にボールにアタック、驚いてかわそうとするペリシッチをストップ。対峙するディフェンダーに対して横からもう1枚くるとドリブルする選手は対応しにくい。

後半23分、インテルがついに同点に追いつく。クロス職人カンドレーバの右サイドからのクロスにイカルディが合わせた。ついていたダイネッリも手でイカルディを押さえようとしていたが、イカルディが振り払い、半歩前に出たところにカンドレーバのクロスがピンポイントで入った。ここを狙ってくるのはわかっていたダイネッリ。それでも決められた。ヨーイドンではイカルディに分がある。先にニアのスペースへ少し動いて揺さぶるような作戦もあったか。または、手をもう少し厚く体に当てて動きを封じるとか。

後半36分、インテルはガリアルデーニから右へ流れるイカルディへ縦パス。ガンベリーニは最初後ろからマークにつくような動きをする。そのためイカルディは背負ってボールキープの体勢にはいる。その瞬間に前に進路変更してボールカット。最初から、まえカットを狙うとおそらくイカルディに手で押さえられたりするだろう。そこで、最初は狙ってないと見せかけ、ギリギリの所で狙う狡猾なプレー。

後半40分、インテルキエーボの中盤でのボールをカット。いわゆる取られ方が悪いという状態のキエーボ。ボールはペリシッチへ。ドリブル開始。対峙するダイネッリ。左足が得意なペリシッチに対して、やや左足からのシュートコースを切るようにしながら後ろに下がる。エリア内で右足で切り返して右足のシュートが決まった。対応を見て右足でのシュートを選択したペリシッチ、。シュートコースは甘かったが気持ちでねじ込んだゴールだった。

後半47分にエデルのゴールで3ー1としたインテルの勝利。
長友の出場はなかった。



レスターーチェルシー

レスタースタメン
f:id:rio20120106:20170116033006j:image
チェルシースタメン
f:id:rio20120106:20170116033222j:image

アフリカ選手権により、レスターはマレズ、スリマニ、アマーティーがいない。
一方のチェルシージエゴ・コスタがメンバー外となっている。
岡崎はベンチスタート。

前半1分、マティッチからアロンソへのサイドチェンジ、グラウンダーのボールを狙うオルブライトン、カットする少し前にバーディーが前線でスペース動き出す。オルブライトンはダイレクトでバーディーへ、中央でダビド・ルイスとバーディーの1ー1。ダビド・ルイスボール出る。この出るタイミングが絶妙。下がる動きで間合いを取って、バーディーが少し左に進路を変えた瞬間に前に出る。前への推進力を無くす。その間にケーヒル、アスピリクエタがかばー。一方のレスターはムサだけが前線へ。ムサがアスピリクエタをかわしてダビド・ルイスの脇の角度のないところからシュートもクルトワセーブ。カウンタ発動時のオルブライトンのダイレクトとバーディーの取る前からの動き出し。ダビド・ルイスのスピードを殺す対応。チェルシーの鬼神の早さなど見所が多い。

前半2分、ダビド・ルイスの自陣からのフリーキック。後ろを向いて蹴る雰囲気はない。ペドロが前線で動き出した瞬間に反転してロングキック50メートル。わずかに長かったが、スピードに勝るペドロに、工夫しながら一本で狙うダビド・ルイス

前半5分、チェルシーに先制点が入る。左サイドでアロンソからの戻しを受けたマティッチがエリア付近までドリブル。レスターはドリンクウォーターがつき、オルブライトもカバー。平行な位置でペドロが受け、中央に引いたアザールへ。メンディが寄せる。ディフェンスライン付近にいたウィリアンが下がって中央で受ける。フートが出て対応。カンテに下げて右のアスピリクエタへ。レスターは5バックに4枚の中盤のようになっていて、チェルシーの危険な選手がバイタルエリアで持つことで、中央に守備陣が集結。アスピリクエタは高い位置でフリー。クロスにチェルシーは中が3枚。アザールはウィリアンが開けたフートがいたスペースへ、ペドロはモーガンオルブライトンの間のスペースへ、オルブライトンは引っぱられる。そしてファーサイドからしぼってきたアロンソはどフリー。こぼれにアザールはダイレクトでアロンソへ。アザールの視野の広さと落ち着きもあるが、このダイレクトからチームとしてのアロンソをフリーにしてそこから得点を狙っていることがわかる。アロンソのシュートが見事に決まる。ジエゴ・コスタがいない中で、点を取るためにおそらく練習でやってきた形だろう。こういうゴールが決まると、チームとしての1週間練習してきたことに確信が持てる。価値のある先制点。

前半8分、チェルシーアロンソが左サイドで受ける。寄せるオルブライトンアロンソは左足で中へ切り返す。ドリンクウォーターが中から寄せる。ペドロが縦に抜けてあいたスペースに走りこむアザール。そこへ左足アウトで出すアロンソ。ダイレクトで外のペドロへ。ここでレスターの守備は、アザールについたモーガンとペドロについたフートが完全に外につり出されている。ペドロのドリブルはフートがファウルで止めたが、前線が流動的チェルシーに対してマンツーマンは中にスペースを作ることになり危険か。一方のチェルシーアロンソが持ったとき、アロンソ、ペドロ、アザールが円の周りを回るように近い位置で関係をつくり、お互いにスペースを空けて使う動きをする。

前半16分のレスター、右サイドでボールを奪うドリンクウォーター、オルブライトンは低い位置から猛ダッシュで追い越す。そこを使うドリンクウォーター。そのままクロスに中央で合わせたのはチルウェル。このサイドの2選手が前線へ飛び出すことでレスターの攻撃は厚みを増す。ヘッドは流れたが、これを繰り返せればレスターにもまだまだ勝機がある。

前半23分、チェルシーパスミスから奪われてカウンター気味にメンディに出る。明らかにメンディの方が先に触れるが、カンテがボールへ突進。ファウルで潰してカウンターの目を摘む。万一奪われたときにカンテが早い段階でボールへアタックできるので、チェルシーがレスターのようなカウンターが得意なチームからもカウンターを受けにくい。カウンターを防ぐ第一歩は前線へいいパスを供給させないボールへのアタックの速さ。

前半25分のレスター。カウンター気味に右サイドへ抜け出すドリンクウォーターへ。ケーヒルが対応。この時アロンソは挟み込むディフェンスではなく、ケーヒルのいた中のスペースをカバーする。2ー1で奪えればいいが、スペースに走りこまれて間を通されると怖い。堅実な、そして徹底されているチェルシーのカウンター対策。

前半42分、チェルシーはゴール中央30メートルの位置でフリーキックダビド・ルイスが狙うと見せかけ、インサイドでエリア手前のアザールへ、この時点で壁に入っていたペドロは反転して裏へ、ーアザールはダイレクトでペドロへ、左足シュートは外れる。左利きの選手をペドロの代わりに配置しても良かったが、見ている自分も含めて裏をかかれたシーンだった。狙いたがるダビド・ルイスもチームでの得点にこだわる。

前半終了

後半2分、レスターがディフェンスラインでボールを奪う。メンディに出すボールが少しずれるとカンテがボールカット。ショートカウンターからシュートまで行く。カンテはこのときも最初からメンディに近い位置にいたわけではなく、相手のカウンターが発動しないように広範囲に狙い、ボールが出たところでスプリントする。これを90分間続ける選手だ。

後半6分、チェルシーに追加点、右サイドからのフリーキックからこぼれをアロンソが決めた。2ー0

後半14分、フート→岡崎
レスターはオルブライトンサイドバックになって、4ー3ー3か。

後半18分、チェルシーは右サイドのペドロから中央のウィリアンを経由して右サイドのモーゼスへ、モーゼスのクロスはファーサイドアロンソにぴったり合うも、ダイレクトボレーはわずかに外れる。決まれば結定的な3点目。そして決まればハットトリックだったアロンソ。システムが変わっても中へ集約するレスターディフェンス。ウィリアン、ペドロ、アザールが引きつけているとも言える。そしてチェルシーの決める選手は今日はサイドの選手だ。

後半25分チェルシーに決定的な3点目、カンテからエリア付近中央のペドロへ、ペドロは回転しながらおしゃれにヒールでウィリアンへスルーパス。ウィリアンのクロスにペドロが決めた。ペドロのスルーパスにラインを上げきらなかったのはヌディディだった。

試合終了3ー0

途中から出てきたセスク・ファブレガスがボールをつないでゲームを組み立て、自らゴール前に飛び出して4点目を狙う姿勢に、今のチェルシーの強さがうかがえる。