毎日サッカー、いつか日本がW杯で優勝する日を夢見て

soccer note

毎日1試合見てブログを書くことを目標に、日々サッカーの面白さを追求していきます。

ジャイアントキリング

天皇杯、それはジャイアントキリング、下克上が起きるから面白い。

筑波大は、J1仙台に続き、J2福岡も破った。その実力を分析していきたい。

 

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筑波大は4ー5ー1のシステム。

 

前半3分、筑波大のゴールキック時に、全員が左サイドに入る。前線は4枚。ラインぎわのボールにヘッドでせって裏に走る北川、落として浅岡のシュート。ボールサイドに人を集めて、関与する選手を増やす。そしてラインぎわのボールは相手がはじき返しにくい、外に出すことはできても。

 

前半5分のコーナー。キーパー前に1人、ゴールエリアのファーサイドに1人、ニア、ちゅうお、ファーに1人ずつの計3人がペナルティーエリアから飛び込む。ファーのこぼれに1枚。 

 

後半11分、西澤が左サイドで受けて切り返す。戸嶋は右サイドからディフェンスラインの裏へ長い距離を走る。そこへピンポイントのパスが入り合わせるもわずかに枠を外れる。ディフェンスが見えない位置から走りこむ戸嶋。

 

後半15分、ディフェンスラインに返したボールを、山川がダイレクトで浅岡へ、浅岡はターンして、中央の会津へ、会津はダイレクトで戸嶋へ落とし、戸嶋は後ろ向きからラインと駆け引きして飛び出す中野へスルーパス。中野のは抜け出すもシュートは惜しくも外れる。会津が中へ入って中で数的優位を作る。ディフェンスラインからダイレクトでボランチに入ったことで、ボランチから精度の高いボールが出た。

 

後半18分、山川のロングサイドチェンジ。サイドバックの野口が非常に深いところで受ける。野口のクロスに中は3枚。中野のヘッドは惜しくも外れる。山川は先ほどはダイレクトパス、今回はロングフィードと攻撃の起点にもなっている。

 

後半22分、戸嶋が中央で受けて小笠原へ落とす。戸嶋はスプリントして前線へダッシュ。小笠原から会津がスルーして上がってきた高嶺へ。裏へ抜ける中野と戸嶋。中央の中野を選択、スルーパスはカットされるも、こぼれに再び高嶺、左サイド西澤へ。エリア内からのクロスに中野が決めた。シュートもある位置からのクロスで、キーパーも対応しきれず。

 

後半32分、横パスをカットした戸嶋がダイレクトで中野へ、そのまま中に走り込みリターンを受けてシュートするもミートせず。奪うボールをダイレクトでつないで飛び出すことでチャンスになる。

 

後半33分、右サイドから小笠原が会津へ当ててエリア内へ走り込み、中で受ける。そのままキーパーとディフェンスラインの間へ速いクロス。ファーで中野が合わせて2ー0。サイドバックがエリア内で仕事をできれば攻撃力倍増。

 

筑波大の強さは、運動量と多彩な攻撃パターン。確率の高い攻撃が多く見られたのは、日々サッカーを研究しているからだろう。奪い方やパスの入れ方、局地的な人数の掛け方など、チームとして狙っていなければできないプレーが多く見られた。また、運動量が豊富なのも、特にこの夏場には有利に働くだろう。こういうチームが多く出てくると、日本のサッカーはより深いものになるだろう。

 

コンフェデ杯予選リーグ チリーカメルーン

チリのサッカーを研究。

 

前半5分、右サイドで右サイドバックのイスラが持ち、中へ持ち出す。

引いてきていたフォワードのバルガスが右サイドの裏へ飛び出す。イスラからスルーパスが通る。

このとき、フォワードのバルガスに遅れるようにして右サイドの中盤のアランギスとフォワードのプッチが引いてきて楔を受けようとすることで、相手のセンターバックサイドバックをつり出し、スペースをあけている。イスラと前の3人が1つの狙いを共有している。

 

前半22分、左サイドバックのホセジュールが左サイドから中央へ持ち出し、速い楔のボールを中央のアランギスへ、アランギスはダイレクトで3人目の動きのプッチへ。惜しくもオフサイドになったが、中には3人詰めていてビッグチャンスになりかけた。チリは中盤とフォワードのポジションチェンジが激しく、相手が掴みきれないところで勝負のボールを入れてくる。サイドバックはボールの供給源の1つだ。

 

 

 

 

コンフェデ杯決勝 ドイツーチリ

ドイツ先発

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チリ先発

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 予選リーグでは引き分けている両チーム。

 

前半4分、チリの狙いが見えるシーン。ギンターがディフェンスラインでもつ。ビダルが緩急をつけながらキュッと寄せる。 ゴレツカに当てる。 エルナンデスが後ろから激しく寄せる。横のサンチェスはゆっくり寄せている。ゴレツカ には、後ろを警戒という情報が入り、反対側にトラップしたところをサンチェスがスピードアップ、高い位置でボールを奪う。エルナンデスの寄せは反対側に逃げさせるための囮、奪うのはトラップ後を狙うサンチェス。そのとき右側から上がるのはディアス、そこへボールが渡り、準備ができているディアスは右のバルガスに出すと見せかけ、左のビダルへ。ビダルの浮き玉のパスに中央で2列目から出てきたアランギス。持ち出して落としてビダルのシュートはテアシュテーゲンのセーブ。強豪相手に点の取り方を知っているチリ。 ブラジルやアルゼンチンとの真剣勝負でも何度も勝利している。

 

前半6分、再びチリのショートカウンター。ギンターにサンチェスが寄せる。キミッヒについていたホセジュールは、スティンドルへの縦パスのコースにカバーしてスライディングでカット。ディアスが拾い中央のビダルへ、 ミドルシュートは枠を外れる。

 

前半12分、ドイツのディフェンスラインのリュディガーにイスラがプレッシャーをかけ、中央のゴレツカに出たところでエルナンデスが狙う。ここでゴレツカがトラップミス。すかさず奪いバルガスへ、シュートはテアシュテーゲンのセーブ。

 

前半16分、チリは左サイドでホセジュールが受ける。サンチェスがサポートそこに預けて中へ走り込むホセジュール。ワンツーで受けて中央ビダルへ。ビダルがアウトでバルガスへ、バルガスがディアスへ落とすも合わず。

 

前半18分の右サイドからのチリのセットプレー。ファーに人を配置し、マークにつくドイツ。しかし高さで劣るチリはそこへボールを入れず、右サイドのイスラへ 

イスラはニアサイドのディアスとワンツーからシュート。ファーに人を集めることでニアサイドのスペースを使える。

 

前半18分、今度はドラクスラーが餌食になる。ヘクトールからドラクスラー に出る。イスラが寄せて、アランギスがはさみにくる。間をドリブルで抜けようとするところをエルナンデスが寄せる。奪って中央のビダルへ、ミドルシュートはテアシュテーゲンが弾き、サンチェスが詰めるも決められない。

 

しかし先制点はドイツ。ディフェンスラインまで下がってボールを受けるディアス。寄せるスティンドル。後ろ向きでバックパスと見せかけかわすディアス。そこへ寄せて奪うベルナー。スティンドルへ預けてゴール。死角から2人目が寄せて奪うのはチリの得意技だが、お株を奪う形になった。

 

前半23分 、メデルから右サイドのイスラへダイレクトで中央のビダルへ、ビダルは裏のスペースへリターン。イスラから中央のアランギスのシュートはミートせず。サイドバックがエリア内へ信じて走りこむのもチリの特徴。

 

前半24分、ドラクスラーのターン。サイドで縦パスを受けるとき相手に寄りながらボールをさらし、鼻先で進行方向を変えて抜き去る。トラップしてくれれば寄せられるが、ボールを晒されると足を出したくなる。そのままメデルとの1ー1。これは必見。メデルは細かく足をクロスさせるバックステップで下がり、最後のまたいで仕掛けるスピードアップにスライディングでかき出した。ディフェンスの選手は必須のステップ。

 

後半26分、これこそまさに必見、ビダルボランチの位置まで下がって受ける。左サイドの裏へ走るサンチェスへピンポイントパス。サンチェスアウトで中へ入れるもバルガスシュート打てず。しかし、ビダルとサンチェスが中心ということを思わせるプレー。

 

後半29分、ビダルのシュートがディフェンスに当たり、クリアされる。ビダルの悔しがり方に、スタジアムはチリ応援のムードが一層強まる。なんて熱い選手だ。日本人にもほしいこのメンタリティ、この集中力。

 

結局1ー0でドイツ優勝。

 

それにしても、チリの運動量には感動させられる。勝利のために走りまくる姿は、共感を生む。サッカーでは技術ファーストに考えられがちだが、技術と運動量が両方ないと良いサッカーはできないとあらためて感じる。

 

 

 

コンフェデ杯準決勝 ドイツーメキシコ

ドイツスタメン

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メキシコスタメン

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前半1分、ドイツはディフェンスラインまでボールを戻し、左サイドのギンターからディフェンスラインの裏へ、走りこむのはゴレツカ、三列目からの斜めに長い距離を走っての飛び出し。ドラクスラーやベルナーはポストで受ける動きでスペースを開けていた。

 

前半4分のメキシコ、ドイツのヘンリックスが右サイドで持つと、アラニスが寄せる。中へドリブルしたところをGドスサントスが素早く寄せて見事に奪う。Gドスサントスは他のマークについていたが、ドリブルできたら2ー1にして奪う準備ができていた。アキーノ→アウトサイドの楔をエルナンデスへ→ヒールでJドスサントスへ→左サイドのお兄さんがフリーでスルーパスを受けれたが、弟は気付かず、最後はヒメネスのシュートが防がれる。 

 

前半5分、ゴレツカの先制点、クリアを拾ったゴレツカは、右のヘンリックスに預けて前へ、ファーにはベルナー、ニアにはスティンドル、そこへさらにゴレツカが走りこむ。中央のディフェンスが足りず、モレノが二枚をケアする状態でマイナスのグラウンダーの速いクロスにダイレクトでサイドネットに決めた。ゴールへの最短距離を知っているドイツの得点。奪ってパス2本で決めた。しかも一人一人がボールを持つ時間が短いこともスピードアップにつながっている。そして、長い距離を走っての精度が高い。

 

追加点は前半7分、メキシコの右サイドのスローイン。ドイツはなんと全員がボールサイドに寄っている。この戦術はまさにライプツィヒ。左サイドでスティンドルが奪いベルナーへ、中央へドリブルすると、3列目からゴレツカが上がってくる。斜めに入るので中盤に入るメキシコの選手は見えにくい。スルーパスにダイレクトで合わせる。2ー0  ゴレツカは2点とも長い距離を走ってのダイレクト。

 

後半13分の追加点、ドラクスラーが中央のやや左サイドで持ち、左サイドのヘクターが裏をとる。2ー2 の状況からサイドで受けると見せかけ 、マーカーが見ていない間に裏を取ったヘクター。ドラクスラーもインサイドでサイドに出すと見せかけアウトサイドでスルーパス。ディフェンスにとっては2ー2の状況で最も通されてはいけないコース。4ー2のボール回しの練習でも言われることだが、間を通されてはいけない。最後はベルナーが決めて3ー0

 

後半14分のドイツ。カウンターのボールがベルナーへ。きましたラカゼット。斜めに走って裏へ抜ける。ベルギー代表のデブルイネも得意とするダイアゴナルラン。この走り1つでディフェンスはグッと下がる。2列目から3人目の動きで出て行くスペースが生まれる。スティンドルが出てきて受ける。ルディに渡してミドルはディフェンスに当たる。

 

後半17分、最も得意なメキシコの形、引いたドイツを切り裂く。エレラが中央で持つ。Jドスサントスが中央へ動いてきてドイツの2枚のボランチの間で受ける。ボランチの後ろから回ってきて、センターバックフォワードについている状況で受けにくる。ターンしてエレラに下げれる状況で速いボールをヒメネスへ。ヒメネスはダイレクトでエルナンデスへ、この時点で中央で2ー2。ヒメネスは中でリターンを受けて、そのリターンが少し弱くディフェンスが食いついたところでヒメネスは再度エルナンデスとのワンツー。最後はトラップが流れたが、(スルーかも)、流動的に動きながらの細かいパスが十分にドイツの守備を崩す力を持っていることを示す。

 

後半21分、Jドスサントスにかわってマルケス。メキシコの英雄がピッチに入る。クールなディフェンスが見たいがここで入るということは勝つための策があるのか。

 

マルケスはアンカーのポジションに入っている。エレラを少し前でプレーさせるためだろう。そして、あきらめていないという意思表示だろう

 

後半24分のメキシコ。左サイドでアラニスがボールを奪い。そのまま中央のヒメネスへ楔で。この斜めの楔は中央から入るよりも3人目を使いやすい。受けるフォワードの体の向きがゴールに対して背中ではなく横向きになり、裏へ通すパスを出しやすいからだ。ここでは後ろを使って右へ流し、フリーのラジュンがシュートを打つもテアシュテーゲンのセーブに会う。

 

後半29分、これは必見、ドラクスラーの突破。左サイドでカウンター気味に受けるとき、ラジュンが寄せてきている。ファーストタッチで右足アウトサイドのまたぎを入れてから左足で裏のスペースへ蹴り出し裏街道で抜ける。ラジュンを置き去りにする。ポイントは持ち出しの左足が、グッと前に出る一歩目だということ。

 

後半38分、メキシコのコーナー。ニアで合わせたのはマルケス。テアシュテーゲンのセーブ。

 

後半41分、メキシコのコーナー、今度は中央でマルケス。バーを超える。

 

後半47分、メキシコのコーナー、中央でマルケス。テアシュテーゲンセーブ。

最後は1点ずつを取り合い4ー1

 

ドイツ強し。エジルもクロースもボアテングもフメルスもノイアーもいない。

次のワールドカップも主役だろう。

 

 

 

 

 

 

 

コンフェデ杯準決勝 ポルトガルーチリ

ポルトガル先発

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チリ先発

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ロナウド、アンドレゴメス、ビダル、サンチェス

みんな出てます。楽しみです。

 

前半5分、チリはディアスがドリブルで中央を持ち上がり、サンチェスへ楔。そのとき、 ビダルが左の裏、バルガスが中央の裏を狙う。サンチェスはポストプレーの時に、細かくタッチしながら反転、フォンテが出て空いたスペースへスルーパス。綺麗に通るもパトリシオが出てシュートセーブ。サンチェスは反転しながらスルーパスのコースが見えていたか。フォンテは反転させないくらい着くか、コースを読む必要があった。それにしても速い反転からの早いスルーパス。一連の動きがすべて早い。

 

前半6分、ポルトガルエリゼウのフィードが左サイドのロナウドへ、中はアンドレシルバ1枚。ダイレクトでキーパーとディフェンスラインの間へ、強さ、コース共に絶妙のラストパス。アンドレシルバのシュートはコースを空けておいてスライディングでブラボが防ぐ。

 

前半11分、チリの面白い3人目の動き。右サイドのコーナーフラッグ付近でバルガスがキープ。アランギスに戻したところで、イスラが中央の裏へディフェンスの後ろから走りこむ。ボール、ディフェンス、自分となるような場所を走ることでボールを必ず見なければならない状況ではディフェンスに気づかれにくい。

 

前半28分、チリは右サイドのイスラのクロスに中央でアランギスが合わせる。アランギスはゆっくりエリア前で構えて、クロスが入るタイミングでスピードアップしてニアで合わせる。点で合わせる時に緩急もつけるとよりマークにつかれにくく、背が低くても頭で合わせることができる。

 

前半29分、チリは左サイドのホセジュール。ボールを持つと、サンチェスが横に引いてくる。そこへ遅いボールを出し、すぐに走り出さず、ワンテンポ置いてから走り出す。ボールの強さ的に、ワンテンポ置いた方がワンツーで受けやすく、しかも一瞬ディフェンスにこないと思わせることができる。

 

前半32分、チリの右サイドでのボール回しは必見。ビダルがヒールでイスラへ、イスラからスルスルっと上がってくるエルナンデスへ。この時ビダルがスルーしてエルナンデスからリターンを受け、中央のサンチェスへ。出してスペースへ動くチリサッカー。

 

後半2分のポルトガル、フォンテ→ウイリアン→ベルナルドシルバ→アドリアンとつないだところで、アンドレゴメスがディアスの後ろをスルッと回ってフリーになる。バイタルエリアでフリー。そのままミドルシュート。ミートせず。2トップがセンターバックをサイドに引っ張りバイタルエリアがあいた。しかし、シュートのタイミングで左サイドに開いていたロナウドがフリー。もし平行にロナウドに出せていたら、右足で1点だったか。受けた後の360度の視野を持つには、受ける前の地道な情報収集が必要か。そして1秒後、2秒後のイメージが必要か。

 

後半25分のアンドレゴメスのプレー。相手のボールをカットし、寄せてきた相手に対して、カットしたボールをすぐにもうワンタッチ。相手を置き去りにする。相手が奪いにきたときがチャンスだということを知っている。

 

血胸延長の後PKでチリの勝利

 

 

 

 

 

Jリーグ16節

G大阪ー川崎

長沢の同点ゴール。

左サイドで井手口がボールを持つと、ニアサイドのスペースを空けておいてそこに走りこんで点で合わせる。このタイミングが命。確実に狙っているスペースであればディフェンスはキッカーが顔を上げた直後に先回りもありだろう。

 

C大阪ー仙台

柿谷の先制ゴール。スルーパスに左サイドを抜け出し、左足でキーパーの足元を抜く。お手本のようなシュート。足が速いフォワードがいるとき、この技術を極めるだけでフォワードは得点が取れる。

山村の反転シュートの追加点は、高い位置で奪ったときに、山村が裏に抜けた。横ではなく、奪ったら飛び出す意識が大切。あとはキーパーを見て冷静に決める練習をするだけ。

仙台の西村のゴール。右サイドから斜めに入る動きで裏に抜けるとき、ディフェンスはコースを読みにくいし、マークにつきにくい。横のゾーンで受けわたすディフェンスが多いから。

 

柏ー札幌

柏のディエゴオリベイラのゴール。右サイドの角度のないところからキックフェイントを入れてかわして左足で決めた。角度のないコースのキックフェイントに飛び込む必要はなかったか。

 

横浜ー神戸

横浜の先制ゴール。マルティノスが左サイドでドリブル。山中がオーバーラップを仕掛けていたので、マークするサイドバックを連れて中へドリブルしてからサイドへ。山中がエリア内の深い位置で受ける。これでディフェンスは視野が失われる。グラウンダーのマイナスクロスに中町。斎藤のニアへの飛び込みもあり、フリーで決める。

 

広島ー大宮

大宮は江坂のポストから茨田が抜け出す。3人目の動きの抜け出しはスペースへ飛び出すこと。スペースはディフェンスがボールやポストプレーヤーにアプローチすることであく。

 

 

 

 

 

コンフェデ杯 ポルトガルーメキシコ

ポルトガルスタメン

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メキシコスタメン

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コンフェデ杯の予選リーグ注目の一戦。

ポルトガルロナウド、ぺぺ、クアレスマ、ナニ

ベテランが多く出ている。そして注目はバルセロナのアンドレゴメス

メキシコは中盤でのパス回しがうまく、自分の思う日本の目指すべきサッカーを以前から体現していると言えるだろう。

 

前半の1分、メキシコの中盤でのボール回し 。FCポルトのエレラから、中へ動いてくるビジャレアルのジョナタンドスサントスへ、以下ジョナタン、この時のエレラの目線は外。ボールは動くジョナタンの足元に。ワンツーでエレラへ戻すと、再びダイレクトでジョナタンへ、モウチーニョがファウル。ディフェンスがいる相手陣内へボールを入れるときには、受け手が動き出しをつけてからボールを受ける。出しては読まれないように目線やキックフェイントを駆使する。

 

前半1分、ナニが中盤でボールカットしたときに、エレラが激しく寄せる。ナニのトラップが少し流れたところをぐーっと2メートル寄せて奪い返す。 

 

メキシコは中盤で人数を増やしてボールを回す。そのシステムを読み解く。エレラがボールをキープしてローマのセンターバックモレノへ、そのとき、FCポルトの左サイドバックラジュンは高い位置を取る。そこで相手サイドバックが下がり、スペースにフォワードのエルナンデスが降りてくるタイミングでラジュンにボールが入る。ラジュンからモレノへ落とし、ラジュンは斜めに裏へ、そしてヒメネスが中央で降りてきて受け、ダイレクトでラジュンへ。サイドバックがこの位置まで出てきて数的優位を作る。

 

前半25分のメキシコのパスワークは必見。セルサド→前で少し下がって受けるジョナタン→中へ入ってリターンを受けるセルサド→ダイレクトでしれっと寄ってきているグアルダードへ→ジョナタンがさらに下がってウイリアンの死角で受けダイレクトでセルサドへ、→セルサドはダイレクトでジョナタンへ、6本のダイレクトが綺麗につながる。ここでボールを止めたジョナタンはサイドのベラを使う。ベラから前線へ出ていったグアルダードへ→ダイレクトで中央に入ったジョナタンへ。三角形でパスが回る。三角形の良いところは三角形の中のディフェンスからボールを持っている選手以外が見えにくいこと。まさにパスを出して死角で受けるを繰り返すメキシコ。そうやって回しながら、ヒメネスが動き出したタイミングで楔。エルナンデスが横でフリー。中央でぺぺに対して2ー1をつくる。しかし、ヒメネスは右サイドに上がったベラを選択。クロスは合わず。

 

前半34分のポルトガルの先制ゴール。クリアボールに抜け出したロナウド、慌ててカバーに入るセルサド。コースを切って何とかロナウドに後ろを向かせる。この時点で中央からアンドレゴメスのサポート。そこへ出すと見せて、中央カバーのモレノを動かしてファーのクアレスマへ、クアレスマはドフリーだったがキックフェイントでキーパーをかわしてゴール。ロナウドは足元の技術も正確で速いが、それに伴って最も危険な位置を見つけて実行する判断のスピードも正確で速い。

 

前半37分、メキシコは速いボールで、モレノ→レイエス→セルサドと回し、右サイドのベラへ入る。そのときにはかなりディフェンスとの距離が詰まる。それを見越してか、エルナンデスがウイリアンに気づかれないように死角からベラが左足で持ったときに出せる角度へ入る。フォンテが寄せるもダイレクトでワンツー。そのまま上がってベラのクロスに頭で合わせるもキーパーセーブ。詰まる時のサポートを動きながら空いているスペースに入って味方が出しやすい位置で行うので、狭いところでもパスが通る。相手が読めないし、味方同士の共有ができている。おそらく、小さい時から、パスの出し方とともに受け方(味方のサポートの仕方)を体に染みつかせている。

 

前半39分、これも必見、ロナウドのヒールでの落としからの決定機演出。ポルトガルは右サイドでセドリック→モウチーニョ→セドリック→ナニとつなぐ。ナニはモレノとエレラの間で受けて、裏へ抜けるロナウドへ、ここでロナウドはスルーパスをヒールでダイレクトでクアレスマへ。いつ見たのかわからないが、すでにシュートチャンスのロナウドがそこにシュート以外の選択肢を持っていることに驚く。いつ見たのか、おそら裏へ抜け出すときに、クアレスマが3人目の動きでロナウドが元いたスペースに走りこもうとするのが見えたか。ロナウドはボールに絡むときには決定機の作り方が群を抜いている。クアレスマのシュートはわずかに外れる。

 

メキシコの同点ゴールは前半41分、左サイドからヒメネスのクロスにラファエルのクリアミス。ベラのクロスにエルナンデスが決めた。このレベルでは、ディフェンスラインのミスは即失点になる。

 

45分、メキシコは右サイドのベラが持つ。アンドレゴメスが寄せる。縦にドリブルするベラ。ラファエルが来たところで縦に大きく蹴り出して2人をかわす。2ー1でドリブルに対応するときは、前の選手がアタックする後ろの選手はカバーに徹するのが基本か。

 

後半15分、エレラが中央で受ける。右サイドを向いて展開しようとする。その体の向きのまま縦へ右足で速いボール。そこに走りこんでディフェンスラインの前で点で合わせて受けるのはヒメネス。フォンテが強く寄せるもヒメネスは前を向いて左サイドへ流す。惜しくも合わず。しかし、このヒメネスの受け方はディフェンスも元からマークについているわけではないので寄せにくく、前向きでボールを受けられる。フォワードの選手でも、ポストプレーと使い分けていくと良い。

 

後半25分のメキシコ。モレノがディフェンスラインでもつと、前線でエルナンデスが裏抜けの動き、着くのはぺぺ。裏へ抜けずに、来たボールを迎えに行って受けるエルナンデス。そこへ2列目からジョバンニドスサントス。惜しくも合わず。しかし、裏抜けを見せられるとディフェンスは下がらざるを得ない。そこで戻って受けると2列目を使い放題。

 

後半42分、メキシコはジョナタンからの中央への斜めのボールをジョバンニがスルー。ペラルタから浮き玉で裏に抜けるジョバンニへ。ジョバンニのラストパスに、エルナンデスのトラップは流れたが、このスルーのお手本のような攻撃が染みついている。

 

結局最後は2ー2で終了。

 

メキシコのパス回しは、受けての動き出しと、その次の連動。出し手の読ませない技術で成り立っている。