毎日サッカー、いつか日本がW杯で優勝する日を夢見て

soccer note

毎日1試合見てブログを書くことを目標に、日々サッカーの面白さを追求していきます。

リオ五輪に見る日本サッカーの未来

サッカーは時に残酷だ。五輪やワールドカップでは、予選で上位2チームに入らないと決勝トーナメントに進むことはできない。たとえチームの調子が上がってきていても…

 

リオ五輪の男子サッカー日本代表の戦いはまさに調子を上げながらの一次リーグ敗退となってしまった。初戦のナイジェリア戦に敗れ、次戦のコロンビア戦に引き分け、3戦目のスウェーデン戦に勝利したが、勝ち点で及ばずという結果となった。4チームでのリーグ戦で初戦を落とすことは致命傷だ。現にワールドカップや五輪の本大会で日本が初戦を落として決勝トーナメントに進出したことはない(アトランタ五輪では初戦に勝利したが敗れた)。もちろんそのことは承知の上での調整だったと思うが、最低引き分けの戦い方にはまだまだ改善の余地があるだろう。

 

中学校の理科で学習する内容に、ものには慣性の法則がはたらき、外から力を加えない限り、動いているものは同じ速さで動き続け、止まっているものは止まり続ける、というものがある。初戦で敗戦して、予選リーグ敗退が頭をよぎる中で、チームをポジティブな方向に推し進めるには大きな力が必要だ。

 

7人制ラグビーの日本代表が4位に入った。この結果でサッカーをやっていた足の速い小学生がラグビーに乗り換えることもあるかもしれない。これはあくまで推測のはなしだが、代表チームの結果が与える影響は大きい。よい戦いをすれば、サッカーをやりたい子供が増えて、指導者たちも潤う。そういった意味も含めて、代表戦は責任の大きさから選手を最も成長させる場となる。五輪やワールドカップならなおさらだ。もしも、もっとたくさんの選手がこういった試合を経験できれば、レベルは上がる。指導者にできる工夫はたくさんあるのかも。

 

リオ五輪3戦目のスウェーデン戦の後半1分に見せた日本のプレーを紹介したい。
南野→(戻しのパス)→塩谷→(ダイレクトでくさびのパス)→浅野→(相手センターバックのプレッシャーを受けながらアウトサイドダイレクトで落とし)→興梠→(ダイレクトでさらに落とし)→南野→(前向きでダイレクトパス)→大島→(中央でドリブルして引き付けて左へ)→中島→(エリア内からダイレクトで中央へラストパス)→南野と興梠がつめるもわずかにさわれず 

このシーンでは日本が目指すべき攻撃の一つの形が見られた気がした。ダイレクトが4本つながっている。しかもディフェンスラインの選手からダイレクトが始まっている。攻撃のスイッチが入り、中央でダイレクトのパスが数本つながるとチャンスはつくれる。イメージを共有し、パススピードと精度を高めることで、体格に劣る日本の大きな武器になるだろう。鍵となるのは、練習で試合を想定したコンビネーションを磨き続けられるか、だろう。

 

実力を早い時期から認められて、若いときから結果が出る世代がある。一方、結果が出ず、所属チームでも完全にレギュラーにはなれない選手も多い世代がある。一度の大会の敗退が、1000日の練習の意識を高めるならば、敗戦は後に大きな収穫をもたらす。