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クラブW杯決勝 レアルー鹿島

[レアルスタメン
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鹿島スタメン
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日本のチームの挑戦が始まる。クラブW杯の自国開催に感謝。

前半1分、鹿島のプレス。バランに土居、セルヒオ・ラモスに金崎、マルセロに遠藤、カゼミーロに小笠原、カゼミーロの所で強めに寄せられるとチャンスになるかも。それにしても長い距離を走ってプレスをかけている鹿島。意気込みを感じる。

前半1分、カルバハルからベンゼマへのロングボールに植田が乗りかかるようなヘッドでクリア。1発目に強く行けた植田によってチームが盛り上がる。ディフェンスの強いプレーがチームを鼓舞する。

前半2分、植田のつなぎが土居へ、マルセロ、セルヒオラモスではさむ。クロースも中から行こうとしている。そこへ、遠藤が後ろから横を追い越す動き。ボールを預ける遠藤に3人が置き去り。しかしカバーはカゼミーロ。中盤の番人が広範囲に睨みを効かせる。アンカーの能力はカバーできる範囲で決まる。世界最高クラスのカバーリング

前半3分、昌子とベンゼマの1対1、サイドで仕掛けるベンゼマに、昌子はサイドステップで体を寄せて仕掛け返す。スピードがあり、足も長い昌子のディフェンス。最終的にコーナーフラッグ付近でまた抜きを仕掛けるベンゼマに反転で体を入れて奪った。ドリブルに関しては、また抜きを恐れないディフェンスもありだと思う。飛び込まずにまたを抜かれても体を入れればOK。

前半5分、マルセロからロナウド、エリア内で昌子と1対1、そこに遠藤が後ろからサポート。この守り方は、個に対抗するためには必要。90分やれるか?やってほしい。

前半9分、クロスのクリアーをモドリッチに拾われてミドルを打たれる。曽ヶ端が弾くも、ベンゼマのところに溢れて押し込まれる。1ー0。昌子がラインをあげればオフサイドだったこと。シュートを打たれる時も、ベンゼマロナウドは次の動きからこぼれ球を狙うポジションを取っているから、常に見失ってはいけないこと。植田のクリアーの位置がモドリッチの正面だったこと。曽ヶ端の弾いた位置がベンゼマの正面だったこと。原因のない失点はない。

前半9分、全く気落ちしていない鹿島は永木、西、永木とつないで、金崎へくさび、西に対してゆるいロナウド、張っている遠藤に気をとられるマルセロ、オフサイドポジションから戻ってくる土居、セルヒオ・ラモスの所で金崎、土居で小さな2対1、ボールの入った金崎に寄せ切らないセルヒオ・ラモス金崎はターンして裏に抜ける土居へスルーパス。見事に通る。クロスは溢れて小笠原のミドルはわずかに上。失点直後の攻撃としては申し分ない。鹿島がロナウドがディフェンスをやらないこと、マルセロが絞れないことは研究済みか。いつかはゴールをこじ開けそうだ。

前半9分のレアル。モドリッチがカルバハルからボールを受け、ダイレクトでロナウドへくさび、ロナウドは走りこむモドリッチへ落とし。直線的にロナウドをサポートするモドリッチに、マーカーの小笠原も同じように動いて落としの位置に先回りを試みる。しかし、これがフェイントで、小笠原が動きを決めた後にモドリッチは進路を変えロナウドもそこに落とす。相手を動かして逆を取るプレー。先日の準決勝といい、モドリッチのプレーは本当に勉強になる。日本の中盤のプレーヤーの先生だ。

前半14分、レアルはセルヒオ・ラモスからクロース、永木が寄せる。ダイレクトでカゼミーロ、小笠原が寄せる。ダイレクトでモドリッチもずれる。柴崎カットでダイレクトで金崎へ、合わなかったが、プライドの高いレアルのボール回しに、鹿島は付け入る隙を見つけようとしている。

前半20分、小笠原からバイタルエリアの柴崎へ、まえをむく柴崎、土居が裏へ抜ける。マルセロは遠藤に気を取られて絞りきれていない。スルーパスが土居に通るもマルセロが必死にクリア。土居の狙いはやはりここか。

前半25分、鹿島の右サイドバックの西のプレー。ボールを受けるとクロースが寄せてくる。このまま前線に出すと当たってしまう。そこで、一度小さくキックフェイントを入れる。クロースは動きを止める。右のインサイドで左にボールを動かして左足で前線へ。キックフェイントで動きを止め、ボールを動かすだけの間合いを作るプレー。プレッシャーを受けた時にこういったプレーで相手との距離を決められる選手は、ボールを持てる選手だ。

前半26分、レアルはセルヒオ・ラモスロングフィードからカルバハル、柴崎がつく。引いて受けるベンゼマに昌子と永木が寄せる。昌子は自由にさせまいと特に鋭く寄せる。その前への力を利用して、ベンゼマのダイレクトでルーカスバスケスとのワンツー。見事に決まりガラ空きのスペースを使われてシュートまで、曽ヶ端好セーブ。ベンゼマの相手の力を利用した見事なプレー。

前半29分、モドリッチがボールを受けると正面に永木、後ろから小笠原が寄せる。小笠原が奪おうとすると、モドリッチは足を小笠原の進路に出し、小笠原はその足にぶつかる。小笠原のファウルの判定。相手の奪いにくる進路に少し足を出してそこにぶつからせてファウルをもらうプレー。

35分、鹿島の昌子はベンゼマのハイプレスに対してボールを右へトラップ、右へパスを出すと見せかけ右足で左に切り返し、左足でフィード。自信を持ってハイプレスに対して技術を出せば、怖いことはない。大事なことは、ハイプレスにあわてなくなるまで練習すること。

前半35分、鹿島の西のトラップ。中から敵が来ていたので、植田からのボールを正面にとめずに右サイドギリギリに止める。相手に追いつかれずにパスを出す。正面に止めたら間に合うと思って追ってくる相手に少しずらすことで触らせずにパスが出せる。

前半36分、ベンゼマが左サイドでもらう。左に来ているルーカスバスケスがサポート、ボールを受けてインサイドで再びベンゼマへ、パスの足が1歩目になることでマーカーの西の先手を取り、ベンゼマもそのボールをダイレクトで再びルーカスバスケスへ、もちろんインサイドのパスの足が1歩目。植田を置き去りにする。極め付けはルーカスバスケスのヒール。ヒールは逆向きで出すから、西は縦を警戒しなけらばならず、ボールの方向にカバーしにくい効果がある。また、ワンツーは壁になる人が逆にワンツーを仕掛けることもできる。

前半43分、土居のクロスに柴崎がトラップ。バランの足に当たって抜け、左足のシュートが決まる。危険な位置で繰り返す男、土居の連続左サイドからのクロスが柴崎に通る。柴崎のトラップはバランの守備範囲だったがミスが出た。両足で決定力のある柴崎はこれを決めるのは難しくなかった。なぜなら、相手のミスが出たときには、キーパーも準備が100パーセントではないからだ。一瞬でもよし守れたと思った隙にやられる。ナバスのようなすごいキーパーであっても同じ。ゴール前でのミスはそれだけ命取りということ。バランは乗り越える壁がまだあるか。それにしても笑顔なしで喜ぶ鹿島。別にこれが最後のゴールではないよと言わんばかりの鹿島に頼もしさを感じる。

前半終了1ー1

後半開始

後半5分、セルヒオ・ラモスのクリアに柴崎とルーカスバスケスが競り合う。体を当ててくるバスケスに動じず好ポジションを取る柴崎。しっかり手でガードしている。ドリブル開始。ターゲットはカルバハル。後ろをカバーするバランはスピードがあるからなんとかカルバハルとの勝負に持ち込むため、体を揺すって一度右へ振る。そして左アウトで切り返すことで、遅れてついてくるカルバハル。横に振ることで、シュートコースが開く。左足で見事に決めた。滑れなかったカルバハル、ポジションが甘かったナバス。柴崎には海外からオファー殺到か。ハリルホジッチも再び代表に呼びたくなるだろう。

後半8分、モドリッチのドリブル、付いているのは永木。ボールを前に持ち出す時に明らかに少し長い。永木はボールが取れそうだと思い足を出したところを左足のつま先でつついて抜きさった。ミスしたと思わせるように相手に餌をまくドリブル。

後半12分、ルーカスバスケスが右サイドに張る。フリーで受けて中へドリブル。ベンゼマへパスを出すと自らエリア内のスペースへスプリント。ベンゼマからの折り返しに先にボールを触って倒されてPKをとる。長い距離を走れて、スプリントも多いルーカスバスケスが相手が疲れてくる後半に結果を出す。
ロナウドが決めて2ー2

後半14分、ボールを持つ植田に襲いかかるロナウド。奪われてシュートまで行かれる。鬼気迫るロナウド。鹿島は練習からこれくらいの追い込まれ方をしていないと、これからの展開は苦しい。しかし鹿島は日頃から追い込んでいる。大丈夫だと信じる。なぜなら、この状況で勝ってきたのが鹿島だから。

後半21分、ルーカスバスケスがスルスルっとバイタルエリアへ、ボールを受けるとベンゼマへ、また裏へ抜ける大きなワンツー。ペナルティエリア内の深いところで受けて折り返す。ルーカスバスケスの運動量とスプリントがまた鹿島を苦しめる。

後半27分のレアル。左サイドのマルセロが中へドリブル。ロナウドがファーに逃げてフリーになると見るや、右足のクロス。ロナウド折り返しにベンゼマトラップからの反転シュートも曽ヶ端好セーブ。ベンゼマの浮き球トラップからの素早いシュートはワールドクラス。トラップからシュートまでのスピードと精度をひたすら磨けば、世界に通じるプレーヤーになれる。

後半35分、レアルはロングボールにベンゼマ。植田を手で押さえて胸トラ。前半のようにヘッドさせてくれない。世界の対応力。スルーパスロナウドへ、右足で見事に止めた曽ヶ端。前の試合で決めた時と同じコースだったか。曽ヶ端は取りにくい足元のシュートを足で行くことを決めていたか。

後半41分、右サイドのロナウドベンゼマからのスルーパス。昌子と1対1。ロナウドが先に触れるのは確実だが、ファーストタッチで食いつきすぎると置いていかれる。ロナウドが触るタイミングで後ろへスピードアップ。ロナウドは少し中へ方向転換。再び細かいタッチで縦へ、これを止めれば見方のカバーが間に合う。右足で細かくタッチして誘うも昌子は待って間合いを詰め、ロナウドがもたついたところを足を出して奪った。途中から援軍が来たため、中への侵入はできなかったこともあったが、見事にロナウドにスピード負けしなかった。

後半43分、鹿島コーナーはクリアされ永木へ、モドリッチが追ってくる。浮き球の処理。可能性にかけたかモドリッチ。永木は後ろ向きにインサイドでトラップしていたら餌食になっていた。しかしアウトサイドで前を向くトラップで見事にモドリッチの裏をかいた。それにしても奪えばキーパーと1対1になるということで後半43分にここまで追うのかモドリッチは。30歳とは思えない体力。

後半46分、右サイドからの鹿島のスローイン、西はフラッグに近いところにポジションをとる。マルセロの方が前にいる。スローインは低いバウンドのボール。一瞬ボールによる西。マルセロは西がその位置でトラップすると思っただろう。しかし近い方の足でトラップせず遠い方の足で持ち出す。マルセロは抱え込むように西をつかむも、振り払う。寄ってくるマルセロをあざ笑うようなループパス。攻撃センスでマルセロに一歩も引けを取らない西。

後半47分、クリアボールが交代で入ったイスコへ。ファーストタッチで持ち出そうとするところを永木が体を入れる。持ち出しがうまい選手にはタッチしてから動くことが大切。

最後は鹿島が押し込むも2ー2で終了。延長へ。

延長前半5分、交代で入ったファブリシオがクロースからボールを奪いドリブル。セルヒオ・ラモスとの1対1、細かくまたぎながらドリブルするファブリシオに対し、なんとセルヒオラモスは半身ではなく正面を向いてのバックステップ。確かに半身だと体が向いている方には行きやすいが、逆は行きにくい。セルヒオ・ラモスの身体能力があるからできることか。試してみたい興味深いステップ。

延長前半7分、バイタルエリアで受けたベンゼマからスルーパスロナウドが決める。植田が右サイドのイスコを気にして、ラインを下げてしまい、ロナウドオフサイドにならなかった。悔やまれる失点だ。

延長前半8分、鹿島は金崎が左サイドをドリブル。カゼミーロが中から寄せてきたところでスピードアップ。見事にファウルをもらう。マックススピードの使い方が上手い金崎。

延長前半14分、クロースのシュートがロナウドへ絶好のパスになり、ロナウドが決めた。

延長後半7分、代わって入ったコバチッチのドリブル。昌子はドリブルが大きいと見てタッチするタイミングで寄せてボールに触る。昌子はヨーロッパでも十分にやれるレベルか。

延長後半10分、右サイドからモラタのドリブル。きつい状況で交代選手のドリブルを使うことで、周りの選手の負担を減らす。交代選手を役割に応じて入れることでうまく機能するようにしている。

試合終了  4ー2

鹿島の運動量は最後少し落ちたところが、敗因の一つか。
体験して今後の課題が出たことで、また来年も強い鹿島がJリーグの主役になるだろう。
鹿島はシーズン中は盤石ではなかった。そして本当に強くなった。
乗り越えた強さは想像以上だった。
柴崎、昌子、西、土居、永木、植田、金崎、
みんな代表でみたい選手だ。