ラツィオーインテル

ラツィオスタメン
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インテルスタメン
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長友は残念ながらベンチスタート
ラツィオは現在3位タイ、インテルは7位

前半開始早々、ラツィオセンターバックデフライからの速いボールが少し下がってきたインモービレに入る。インテルセンターバックボランチとの間で受け渡しがうまくいかず、インモービレにフリーでポストプレーを許す。インモービレはダイレクトでアンデルソンに落とす。ここからのアンデルソンのプレーがビッグチャンスを作る。追ってくるインテルボランチコンドグビアを振り切り、インテルセンターバックミランダと左サイドバックのアンサルディの間にドリブル。ラツィオ右サイドのバスタも高い位置でサポートし、アンサルディはボールに行ききれない。ミランダを引っ張り出してエリア内に侵入。そこで空いたスペースにポストプレーをしたインモービレが走り込みシュート。
ルリッチとミリンコビッチもファーに走り込み、ニアのインモービレが走りこむスペースを空けている。攻撃陣全員で作る見事な先制攻撃。シュートはキーパーセーブ。

3分のラツィオデフライからサイドチェンジが右サイドバックのパトリックへ、追ってくるディフェンスをいなしたところでインモービレインテルセンターバックの間から裏へ抜ける動き、インモービレは裏への浮き球のボールをダイレクトで落とすも合わず。しかし、サイドチェンジ+裏への飛び出し
インテルの守りの陣形は横に後ろに引っ張られ、真ん中に大きなスペースが空く。ラツィオは4枚が2列目から狙っていた。サポートがもう少し近ければ、受けやすかったか。

前半18分のラツィオ、遅攻でも崩せる。ミリンコビッチのキープからビリアへ、インモービレがスペースに降りてきてポストプレーをバスタへ、バスタから右サイドのアンデルソンへ。ドリブル開始。
中央にはバローロ、ミリンコビッチ、ルリッチが詰め、インモービレは走りこむと見せかけエリア手前で止まってフリーになる。アンデルソンからグラウンダーでインモービレへ、シュートはキーパーセーブ。みんなでインモービレのスペースを作り出す。そして、中のポストプレーでディフェンスを引きつけ、サイドのドリブルをやりやすくしている。

前半21分のデフライのプレー。バローロからのバックパスにブロゾビッチが追ってくる。ブロゾビッチの勢いがいいことを受けて、キーパーへのバックパスのキックフェイントを入れて右アウトで切り返して、ブロゾビッチの逆を取った。ひとつ間違えると相手に決定機を与えることになるが、センターバックの選手が確実にこういうプレーをできるようになると、サッカーの魅力がひとつ増える。ぜひ少年が真似してほしいプレーだ。しゃかりきに追ってくる相手には冷静なキックフェイントが有効。

前半25分のラツィオ、ルリッチのサイドチェンジにアンデルソン。センターライン付近の右サイドに張っていた。この位置だとインテルサイドバックのアンサルディも密着マークとはいかない。マークに
つかれにくい位置からドリブル開始。アンサルディが寄せてくるタイミングでスピードをあげて中へ進路変更。ミランダの寄せもかわしエリア内に侵入。シュートまで行った。しかし、アンデルソンは左足は得意ではないか。シュートは精度を欠いた。インモービレがいい位置でフリーでもらう動きをしたので預けられればよかったか。それにしても、いいアクセントになっているアンデルソンのドリブル。

30分のインテル、右サイドバックダンブロージオのドリブル。ミリンコビッチが寄せてくるも構わず縦へ、カバーに入るラツィオサイドバックのパトリック、そこで縦へ行くと見せかけ中に並走するブロゾビッチへ。ラツィオアンカーのビリアはダンブロージォに2枚使ったため、パトリックにブロゾビッチを任せられず、バネガのマークにもついていたので、カバーが一瞬遅れる。後手に回ってスプリントするビリアに対し、ブロゾビッチはその力を利用して逆向きに反転。左足のシュートはキーパーセーブ。ダンブロージォのドリブルが生み出したチャンス。しかし、パトリックはダンブロージォのドリブルに対応しがら、ブロゾビッチに出るとすぐにビリアのカバーに入り、シュートコースに詰めていた。こちらも見事な対応。パトリックはバルセロナBからきたスペイン人選手だ。

前半終了。0ー0

後半3分、ラツィオは左サイドをドリブルで抜け出したアンデルソンに対し、ゴールライン付近でミランダが対峙、ボールが少し流れて左足のアウトで切り返さざるを得なかったアンデルソンに対して、冷静に腕を相手の体の前に入れて反転するミランダ。見事に奪い切る。

同じく3分のラツィオは、バローロからルリッチの右アウトフリック、インモービレの落としにバローロが中央からの抜け出しを試みる。インテルボランチ2枚が振り切られるも、ルリッチについていたミランダがカバーしてバローロの突破を許さない。32歳のベテランが素晴らしい動きと読みでインテルの守りを支える。

もう一つ、後半4分には、アンデルソンの抜け出しに体を入れる。バックパスやサイドへ逃げることも考えられたが、アンデルソンの勢いが強いことを利用してファウルをもらう。ファウルをもらうのは、ある意味力でねじ伏せるようなプレーではないが、非常に有効なプレーだ。

そうやってしのいでいるうちに、流れはインテル、クリアボールをアンサルディが拾い、左サイドから切り返して右足でディフェンスラインの裏で右サイドのエリア内のダンブロージォへ、ダンブロージォはダイレクトでグラウンダーの折り返し、中でイカルディが体勢を崩して決められず。しかし、両サイドバックを使ったダイナミックな攻撃はラツィオをゴール前に釘付けにする。

後半8分、クリアボールをミリンコビッチが拾うもバネガに体を入れられて奪われて、そのままミドルを決められる。ミリンコビッチは取られた後の必死さが欲しかったか。バネガは迷いがなかった。デフライすべれば足に当てられたか。

後半9分、またも右サイドでミリンコビッチが胸に当てたボールがダンブロージォへ、カンドレーバに預けて前線へ出る。カンドレーバのキープにミリンコビッチとパトリックが2枚で行くもいなされて、フリーで前線に抜けたダンブロージォへ、焦りからか、2枚で行ってかわされてフリーを作られるラツィオダンブロージォはうまくミリンコビッチの裏を通ってスルスルっと抜けた。
フリーでダンブロージォのクロス。イカルディデフライの後ろにいる。デフライがボールを見た瞬間に前に動き出し、ニアで仕留めた。イカルディ見事な駆け引き。動いていいタイミングは相手のディフェンスが教えてくれる。こうやってクロスに合わせるんだというお手本のようなプレー。2ー0

そして、きました後半17分、アンサルディ→長友。

後半18分のイカルディ、フィフティのボールに競り合い、後ろにこぼれるが、反転がむちゃくちゃ速い。猛獣がボールに襲いかかるような鋭い反転を見せる。フォワードはただのスプリントではなく、特に反転スプリントのスピードを鍛えたい。

後半19分、インテル右サイドのセットプレー、4枚がニアへ飛び込み、あいた後ろのでスペースにファーから回り込むイカルディ。グラウンダーのボールに合わせた。練習でやっている形か。こういうチームで決めた得点は、チームの勢いを加速させる。

後半25分のインテル、バネガがフリーで中央からドリブル。左からバローロが戻ってくる。スルーパスは右サイドの裏に出るか、しかし受けてのイカルディは最初少し左に動き出し、デフライを動かす。そしてトップスピードで右の裏へ、シュートは惜しくもキーパーセーブ。イカルディのパワフルなシュートの裏には、繊細な駆け引きがある。

後半29分、長友は交代で入ったケイタがボールを受けるときに、飛び込むくらいの勢いで前に出るふりをする。ケイタは慌ててトラップミス。長友は実は距離をあけて待ち構えていて難なくクリア。見事な駆け引き。

後半36分、インテルは左サイドでカンドレーバがボールを持つ。2枚が寄せるもすごい落ち着き、何も来ていないかのようなふるまい。ノールックで左の長友へ。長友から縦のペリシッチへ、長友は内側からペリシッチを追い越し横でボールを受けて抜け出した。ファーサイドへのクロスは、パラシオ折り返しのイカルディシュートはポスト。長友の鋭い抜け出し。

後半47分、ブロゾビッチの落ち着き。前から寄せられ、後ろからも来ているのに、全く動じない。そして後ろから取りに来た足を鼻先でかわして反転。取りに来たところを効率の良い逃げ道を見つけることで慌てずに対応している。敵が寄せてきても取りに来るまでは動く必要なし。

試合終了。3ー0長友も良いプレーだった。