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レスターーウエストハム

レスタースタメン
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ウエストハムスタメン
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岡崎はベンチスタート、使ってくださいラニエリ監督。

前半1分、レスターは前線へのボールのこぼれにスリマニ→グレイ。ボールがバウンドしていたので、マレズは迷わず裏へ、グレイから浮き球のスルーパスにマレズの左足ボレーはキーパーセーブ。
バウンドボールは処理しにくいが、裏への浮き球は出しやすい。味方の状況を見抜いてプレーを選択するマレズの賢さがわかるプレー。

前半1分のレスター、ドリンクウォーターのサイドチェンジから、右サイドにコーナーキックで残っていたグレイへ、オルブライトンはこの時グレイがダイレクトで出せるエリア内のグレイから近い位置に2列目から侵入。サイドチェンジに対して相手のサイドバックがボールアプローチに行くとセンターバックボランチがこのスペースを埋めるが、サイドチェンジの時にタイミングよくこのスペースに飛び込むと、フリーで受けてビッグチャンスになりやすい。また、サイドチェンジのボールをダイレクトでこのスペースに流すプレーはわりとやりやすい。オルブライトンのシュートはキーパー正面。シュートを打つには角度がないか。クロスや切り返しが効果的か。

前半7分のウエストハムフリーキックからのこぼれがアントニオへ、ゴールを背にしながらファーストタッチでボールをインステップみ乗せて反転、すぐさまシュート。この速さとシュートへの意識がすばらしい。アントニオは今季8得点のイングランドの26歳の選手。

前半9分、ウエストハムは左サイドバックのクレスウェルがアーリークロス。速くて曲がるボールがディフェンスラインとキーパーの間へ入る。クロスはサイドをある程度えぐらなければならず、劣勢の試合ではあげられないこともあるが、アーリークロスは低い位置からもピンポイントで狙えるので、どんな試合でも使える武器になる。サイドの選手は特に極めたいキックだ。速くてフォワードがワンタッチでゴールを狙えて、キーパーに取られない、ニアサイドのディフェンスにもかからないボール。落ちて曲がるボールか低空で曲がるボールが有効。

前半12分、レスターはスリマニが前線からの激しい守備であわや奪うかのシーンを作る。スリマニは加入当初からここまで激しく守備はしていなかった。交代で出てくる岡崎がいつも激しい守備を見せることで、やりたくないこともやるようになってきたか。スタメンの選手が気付くことは時に難しい。岡崎のような存在はそういう意味でも大きい。

前半15分、グレイがドリブルでバイタルエリアへ、ウエストハムのディフェンスラインは下がる。ペナルティエリアに入りギリギリまで引きつけて左側をトップスピードで上がってくるマレズへ流す。このボールがやや右足寄りに出たことで、マレズはステップで調整してクロスを選択。もし、左足でスピードを落とさず狙える位置なら、マレズなら左45度が決まったかもしれない。トップスピードの味方に出すボールは利き足にピンポイント。

前半19分、レスターは低い位置からのフリーキック。ドリンクウオーターは右サイドバックのシンプソンに預けて自ら中央のスペースへ。誰がつくのと相手のサイドバックや中盤お選手が集まってきて、右サイドのオルブライトンがフリーになる。ここでサイドバックを引きつけたことは大きい。ドリンクウオーターからのボールにオルブライトンは走り込んでフリーでエリア付近からダイレクトのアーリークロス。曲がって落ちる速いボールがファーサイドのスリマニへ。最も得意な形で打点の高いヘッド。見事に先制点。ドリンクウオーターのフリーキックから空いているスペースに自ら走りこんで周囲のフリーを作るプレーから、良い攻撃をするには、後ろの選手が前のスペースに出る勇気と、相手がこないと思っているときに行くことが大切だと感じる。

前半40分のウエストハム、左サイドの深い位置でパスを受けたクレスウェル、中は攻撃2枚、ディフェンス3枚。ディフェンスラインが下がりきっているのを見て、ディフェンスラインの前へ低いボール。行くと見せかけ下がってきたファーのアントニオがダイレクト左足で合わせる。バーを叩いた。普通にあげてもディフェンスが高いときに、あえてディフェンスラインを下がらせてその前のスペースにファーから走りこませる狙いは有効。左からのクロスの場合、ファーの選手が左利きだとなお良い。

前半42分のレスター。ドリンクウオーターが持つ。前線でポストで受けようとするオルブライトン、しかしマークするディフェンスもこの縦パスを狙っている。そこでドリンクウオーターは出すと見せかけ出さない。相手のディフェンスが狙っているのを見抜き、オルがその力を利用して裏へ走るタイミングで裏へ出す。相手の狙いまでよく見えているドリンクウオーター。

前半44分のレスター。カウンターからグレイが左サイドでドリブル。このままサイドにドリブルせず。斜めにゴールに向かう。そのことで、マークするディフェンスの他にカバーするディフェンスもボールに寄らざるを得ない。周りの見方も近い位置で決定的なパスを受けられる。グレイはバイタルで倒されてフリーキックを得る。カウンターからのドリブルが敵がいてもゴールへ向かった好プレー。20のグレイが今後大ブレイクする予感がする。

前半終了1ー0

後半31分、ウエストハムはパイエが左サイドから右足で持って斜めにエリア内に侵入。オーバーラップする選手に縦パス、シュート、中の裏を狙う選手にスルーパス、右アウトで2列目からの選手にミドルを打たせるパス、ドリブル、パイエの持ち方はこの5つの選択肢を全て可能にしていた。日頃何げなくボールを触る時から、ピッチ上での位置、味方の動き、敵の動き、次のプレーのイメージを持っていると、試合でも多くの選択肢を持ちながらプレーできるようになるだろう。パイエのシュートはキーパーセーブ。

後半34分、グレイ→岡崎  1点取ってほしい。

後半36分、ドリンクウオーターのところで相手に2ー1をつくられ突破ぱされそうになる。ドリンクウオーターは後ろからボールを追い、ボールが足からはなれた瞬間に巻き込むタックルでマイボールにした。足に行かないでボールに行く後ろからの巻き込むタックルは、ボランチサイバックが身につけていると、苦しい局面でチームを救える。

後半40分、ウエストハムは左サイドからクレスウェルのクロス、キャロルに合わせるストレートのボール。高さで勝るキャロルにはインステップのクロスで狙う。クレスウェルのキックの精度が高いのは、キックの前のボールを置く位置、つまりファーストタッチが絶妙。味方の位置も確認しながら、思ったところにボールを置く技術がすばらしい。キックのうまい選手はだいたいトラップがうまい。

岡崎は前線から激しくボールにアタックし、ウエストハムにl効果的なビルドアップをさせない。そして、マイボール時には体を張ってファウルをもらい、常にゴールを狙い続けることで抑止力になる。ときには味方のペナルティエリア付近まで戻り、ボールにアタックする。リードしているときにこれほど頼もしい選手はいない。チームの中での役割を理解しきっているから出来る芸当だ。もちろん本人が望んでいるわけではないが。

試合終了、1ー0
結局、岡崎が入ってからほとんどウエストハムの決定機はなかった。