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インテルーキエーボ

インテルスタメン
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キエーボスタメン
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インテルは5連勝なるか。長友ベンチスタート

前半5分のインテル。サイドでフリーを作る攻撃。
コンドグビアが左サイド寄りでボールを受け斜めに中へドリブル。外を上がるアンサルディのスペースを空けて外のアンサルディへパス。ペリシッチが縦に走るもアンサルディはファーストタッチで中へ、バイタルへ入ろうとする動きを見せ、切り返して外のペリシッチへ、ペリシッチはフリーでクロスを上げる。中への切れ込みには対応せざるを得ないディフェンスに対して、外でフリーを作る攻撃。

前半7分のインテル、コンドグビアの粘りから縦パスがマリオに出てのカウンター、左サイドからマリオのドリブル、対応するダイネッリ、距離をあけながらときおり前に出るフェイントを入れて揺さぶる。マリオは中へ進路を変えてスピードを落とす。ここでイカルディが中のスペースをうまく使えれば
受けてそのままシュートまでいけただろうが、対応するガンベリーニイカルディの動きを観察し、細かいステップで下がりながらイカルディのスピードチェンジに対応しようとしていたため、マリオの出せる0.1秒のタイミングを逃す。ダイネッリもすぐに一番危険な中へのパスコースを切ったため、イカルディはスピードチェンジして縦の角度のないところでもらう。ガンベリーニがピッタリついたため、ヒールでマリオとのワンツーを狙うも合わず。キエーボのベテランセンターバック2枚の見事な対応。
ダイネッリ37歳、ガンベリーニ35歳。経験値がスピードと技術に勝ったシーンだった。

前半11分、アンサルディの速いクロスに中でイカルディのヘッドはわずかに枠を外れる。アンサルディにフリーであげられたのがよくなかったが、イカルディは下がるダイネッリとガンベリーニに対して、止まってスペースを確保した。そこに速いボールが来たためシュートまで行った。ゴール前ではマークの距離は近くし、人につく人とスペースを埋める人を明確にできないと守りきれない。そして、こういうボールを出したいという出し手の意図を素早く読み切れるかどうかが、クロスにいち早く反応するための鍵になる。

前半17分のインテル、左サイドからのアンサルディのくずし、今度は切り返してマイナスに中のガリアルディーニへ、下がりきったキエーボのディフェンスラインと中盤の間のスペースへ持ち出してミドルシュート。クロスに警戒して下がった後に相手が戻したり、中のマイナスを狙ったら、すぐにラインを上げなければならないのは、こういう理由からだ。2列目からのシュートにも対応できる位置まで上げたいところだ。

インテルが押している前半、しかしシュートは決まらないでいた前半30分、キエーボは右コーナーからペッリッシエールが右足で決めて先制。しかもゴールエリア内でコーナーキックをダイレクトに蹴り込む。キエーボはニアサイドのゴールエリア付近に2枚、中央のペナルティエリアのライン付近に2枚、大外1枚の5枚を配置。キック時にニアの1枚がさらにニアへゴールエリアの角付近へ走る。もう1枚はディフェンスを押さえながら中央へ押し込む(これがペッリッシエールの役割)。ここにペナルティエリアのライン付近の選手が1枚走りこむ。あとの2枚がファーのスペースを狙う。つまり、ニアのスペースをあけてそこに走りこませ、キーパーが出れない速いボールでピンポイントで狙う。ニアにわずかに合わなかったが、押し込んだペッリッシエールが抜けてくることを信じて、先にボールに触れるように体を入れていた。そして、敵を押さえながら当てるだけのシュートが決まった。

その後もエリア内にドリブルで入ってクロスやシュートでペリシッチが脅かすもゴールならず。

前半45分のインテルコーナーキックイカルディが頭で合わせるもキーパーセーブ。この時のインテルのコーナーは特にチームとしての工夫はなく6枚が入ったが、イカルディはボールを見て3歩くらいニアへステップして、両足ジャンプで相手よりも頭一つ上から、相手をはねとばしながらヘッドした。ボールをクリアしようと跳んでくる選手に対して安定感のある両足ジャンプでふきとばしながら、最後は頭だけ前に出して少しでも先にさわろうとするヘッドだった。

前半終了1ー0
インテルシュート13本、キエーボ1本、スコアは1ー0でキエーボリード。

後半開始、

後半8分、インテルのディフェンスラインから浮き球のボールがマリオへ、マリオはガンベリーニを背負いながらトラップを狙う。ガンベリーニはどうぞと背負わせておきながら、マリオの脇の下から足を出してトラップ寸前でボールカット。相手を油断させておいて、ギリギリで仕掛けるガンベリーニ

ここで、風間八宏監督が練習でよくやるといわれる7ー4のボール回しについて考えてみる。インテルの4枚のディフェンスラインとダブルボランチと1トップ下で7枚、それに対してキエーボの2トップと
1トップ下、3ボランチの1枚が関与して守る状況が出来ている。こういう状況である程度ポジションをイメージしやすくしながら、確実に回せる力を養うトレーニングか。

後半10分、キエーボカストロの巧みなプレー。コンドグビアが寄せてくるところを、キックフェイントからそのまま足裏でコントロールして逆足で近くにいる味方に預け、すぐにスペースへ走る。ワンツーでボールをもらう。少しボールが流れる。アンサルディが狙う。しかし流れたボールに食いついたのを見たカストロは、アンサルディがタックルを仕掛けたのを見て、先に触って完全に抜き去る。ボールに触れるが触らずに流して食いついたのを見てギリギリで触るカストロの技術。

後半13分、ペリシッチが中央をドリブル。対峙して下がるフレイとダイネッリ。フレイがペリシッチのスピードに合わせて下がる中で、ダイネッリは下がりながらペリシッチがタッチした瞬間にボールにアタック、驚いてかわそうとするペリシッチをストップ。対峙するディフェンダーに対して横からもう1枚くるとドリブルする選手は対応しにくい。

後半23分、インテルがついに同点に追いつく。クロス職人カンドレーバの右サイドからのクロスにイカルディが合わせた。ついていたダイネッリも手でイカルディを押さえようとしていたが、イカルディが振り払い、半歩前に出たところにカンドレーバのクロスがピンポイントで入った。ここを狙ってくるのはわかっていたダイネッリ。それでも決められた。ヨーイドンではイカルディに分がある。先にニアのスペースへ少し動いて揺さぶるような作戦もあったか。または、手をもう少し厚く体に当てて動きを封じるとか。

後半36分、インテルはガリアルデーニから右へ流れるイカルディへ縦パス。ガンベリーニは最初後ろからマークにつくような動きをする。そのためイカルディは背負ってボールキープの体勢にはいる。その瞬間に前に進路変更してボールカット。最初から、まえカットを狙うとおそらくイカルディに手で押さえられたりするだろう。そこで、最初は狙ってないと見せかけ、ギリギリの所で狙う狡猾なプレー。

後半40分、インテルキエーボの中盤でのボールをカット。いわゆる取られ方が悪いという状態のキエーボ。ボールはペリシッチへ。ドリブル開始。対峙するダイネッリ。左足が得意なペリシッチに対して、やや左足からのシュートコースを切るようにしながら後ろに下がる。エリア内で右足で切り返して右足のシュートが決まった。対応を見て右足でのシュートを選択したペリシッチ、。シュートコースは甘かったが気持ちでねじ込んだゴールだった。

後半47分にエデルのゴールで3ー1としたインテルの勝利。
長友の出場はなかった。