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リバプールーチェルシー

リバプールスタメン
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チェルシースタメン
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クロップ対コンテ

前半9分、コウチーニョが左サイドの低い位置にもらいに来て前を向く。バイタルエリアに下がってもらう動きをするフェルミーノ、そこでダビド・ルイスもついていくが、そこまでは寄せすぎない。というのもカンテがこのパスコースを前で狙っているから。そしてパスを出させて前でカンテがカットできるようにする。マークにつくディフェンスは、他にパスコースを狙う見方がいるときは寄せすぎないことも大切。

前半15分、クラインがオーバーラップしてボールを受け、中央のコウチーニョへ出し、クラインはそこからチェルシーのマルコスアロンソを引き連れて中で受ける動きをする。右サイドのがら空きのスペースへララーナが走りこむも、コウチーニョからのパスはマティッチが読んでカットした。通っていればケーヒルのカバーは間に合っていなかったのでシュートまでいけたシーンだった。3バックを崩すには効果的な攻撃か。

前半18分、リバプールのゲーゲンプレスが炸裂。カンテから後ろのアスピリクエタへ、コウチーニョが寄せる。アスピリクエタはダイレクトでダビド・ルイスへ、フェルミーノが寄せる。ダビド・ルイスからケーヒルへ、ララーナが寄せる。ダイレクトでマティッチへ、ワイナルドゥムが寄せる。ここでダビド・ルイスに寄せていたフェルミーノが背後からボールを狙う。ワイナルドゥムは寄せすぎない。背後が見えていなかったマティッチからボールを奪う。下げるボールに対してプレスを発動し、ボランチに入ったところで、パスコースを切って背後からボールを奪う。

前半19分にはチェルシーのカウンター。マティプが右サイドでバウンドボールを処理するところをすかさずアザールが寄せる。センターバックの選手ならまずはダイレクトで中の相方にパスを出すことを考える。バウンドボールの難しいところは、ボールを見続けて処理しがちなところ。そこを狙うウイリアン。ロブレンに戻したボールをパスを出す前から動いて奪い取った。ディフェンスの選手は特にバウンドボールの処理で、ミスをしないようにするには、バウンド時に狙われているところを感じることが大切。何気ないパス練習などの基本練習でも、ボールを出す前に状況をイメージして狙われていないかを考えて出す練習をすることが大切。

前半24分、チェルシーの先制点はダビド・ルイスフリーキック。キーパーのミニョレはボールを見ていなかった。ウイリアンがボールをセットし、まだこれから助走をとるところで、後ろからダビド・ルイスがけり込んだ。キーパーがボールを見ていなかったのは、チェルシーの中の選手も準備をせず、ここからポジションをとりますみたいな姿勢でいたから、アザールについてはストッキングをなおしている。チームで仕込んだか。1ー0

前半終了

後半9分のチェルシー。クリアボールが低く速いグラウンダーでアザールへ。アザール見事におさめてドリブル開始。ウイリアン→モーゼスとつなごうとするもわずかに合わず決定機にはならない。パスではなくクリアボールをおさめる技術。パス練習で相手がひどいボールを出してきてもきっちりおさめる意識を持てるような選手が、やがてこういうおさめ方ができるようになる。

後半10分、右サイドからミルナースローイン。うしろがあいているのはわかっているがあえて前に投げるぞの姿勢。相手は下がらざるを得ない。そして後ろへスローイン。受け手を考えたプレー。

後半10分、リバプールセンターバックマティプの身体を上手くつかった守り。マティッチからアザールへカウンター気味に出る。マティプアザールに来てると思わせるように猛然と後ろから寄せる。でも実は少し開けて止まる。この思わせることが重要で、アザールが得意の右足アウト反転を出したところで体をぶつけて向かせなかった。アザールに反転を選択させたマティプの動き。

後半11分、リバプールのアンカーヘンダーソンのプレー。チェルシー左サイドのモーゼスが持つ。ウイリアンへのパスコースがあいている。でもそこは切らずに少し開ける。通ればチャンスになりそう。モーゼスは速いボールでウイリアンを狙うが、ヘンダーソンは出した瞬間に動いてカットする。パスコースを作って相手に出させて奪うプレー。

後半11分、リバプールの同点ゴール。ララーナのシュートをディフェンスにブロックされこぼれにヘンダーソンがダイレクトで逆サイドの裏のミルナーへ、中は3枚。ミルナーのヘッドの折り返しにワイナルドゥムが決めた。シュートのこぼれをダイレクトで出したヘンダーソンのボールが決定機を演出。チェルシーのような守備組織がしっかりしたチームには、シュートのこぼれのような予測不能なボールに素早く反応することが大切。予測不能だからボールを見るしかなく、ボールウオッチャーにならざるを得ないディフェンス陣。この時味方に溢れると見ていいポジションを取ったミルナーの好プレーとヘンダーソンのこぼれダイレクトスルーパスが、最少失点の守備を切り裂いた。

後半27分、リバプールのすごいディフェンスラインの上げ方。チェルシーアスピリクエタ→ウイリアンへのくさびのボールに対して、センターバックのロブレンが寄せる。この時、センターバックのあけたスペースを相方のセンターバックが横にスライドして埋める、そしてサイドバックが絞るが基本的な動きだが、なんと、ロブレンに合わせて他のディフェンス陣もラインアップ。ウイリアン→モーゼスと落としが入り、ミルナーが寄せたところで、モーゼスはダイレクトで前線のジエゴ・コスタへ出すも、オフサイドジエゴ・コスタも戻りながらもらおうとしたがラインを上げるスピードには及ばず。見事なラインの押し上げで、。チェルシーの攻撃をミスなしのまま終わらせた。ただし、危機管理で、アンカーのヘンダーソンだけは下がりながらディフェンスラインと逆行する動きをして、万一に備えていることも上げておきたい。

後半30分、チェルシーはモーゼスからのアバウトなロングボールに、ロブレンがジエゴ・コスタの前でカットしようとしたがミスになってジエゴ・コスタ独走。カバーに入るマティプジエゴ・コスタは少しドリブルが長くなったところでマティプが寄せる。しかし、先に触れるのはジエゴ・コスタ。エリア内にちょうど入ったところ。少し切り返してマティプが足を出したところで倒れてPK。スローで見ると足はかかっていないか。ジエゴ・コスタのPKは前半フリーキックを決められたミニョレの好セーブで防がれた。

後半42分、ミルナーからボールを奪った途中出場のセスクが、ドリブルして中でペドロがフリーになる動きをする。しかし、狙うスペースをヘンダーソンがカバーしていると見ると、ペドロの足元へラストパス。トラップ持ち出しで狙うもヘンダーソンがカバー。セスクとペドロは交代で攻撃の中心になっている。

試合終了1ー1