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ローマーインテル

インテルスタメン

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ローマスタメン

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前半開始、いきなりハイプレッシャーのインテル。ファツィオにイカルディが寄せ、左のマノラスへ出たところでマリオがプレッシャーをかける。しかし、さすがマノラス。トラップ位置を少し外にずらしてマリオに中から寄せさせたところで縦に抜き去る。落ち着いてトラップで少しずらす。全力で追っているマリオにはこれでも十分効く。そして軌道修正したマリオが再びトップスピードで寄せたところで、一気にチェンジオブペースで縦に抜き去る。トラップ位置とスピードの変化の工夫が大事。

 

前半1分、メデルのディフェンス。ジェコとの1ー1。左45度の位置。ジェコは右足アウトで中央へ入りそのまま右足で打ちたかったが、メデルが中を切りながら細かいステップで中へ行かせない。仕方なくジェコは縦に行ったところ、メデルが体を入れてファウルをもらった。ステップの細かさで中へは入れないコース切りが絶妙。相手が最もやりたいことをやらせないディフェンス。

 

前半2分のマノラス。インテル右サイドでマリオへ縦パスが出る。マノラスはボールを見て、マリオの横へ、マリオが縦に狙えるスペースを開けた。そして、ボールスピードが分かっているので、マリオがボールに触らずにターンスルト読んで、その一瞬前に下がって体を入れて奪った。開けておいてやらせてあげて取る。

 

 前半7分、ローマのショートカウンター。コンドグビアが持ったところを、デロッシがつつく。こぼれがジェコへ。スペースを埋めるため下がる動きを選択するメデル。フリーのジェコ。右サイドから斜めに入るサラー。そこへジェコのスルーパス。読んだエデルの足をかすめてサラーに通る。左足のシュートはハンダノビッチのセーブ。ショートカウンターは裏へ抜けるスピードが命。サラーは打ってつけの選手だ。

 

前半9分のマノラス。戻されたボールにブロゾビッチが激しく寄せてくる。ダイレクトで左サイドのファンに出せるがプレッシャーを受けそうだ。そこで、逆サイドに蹴ると見せかける。最もやられたくないサイドチェンジに食いつかせ切り返してからフリーのファンへ。味方を助けるワンクッション。

責任かぶせのパスにせず、自分のところで相手を逆に寄せる味方思いのプレー。

 

前半11分、ローマのナインゴランに先制点。スローインをストロートマンが左サイドのナインゴランへ、ダイレクトで速いボールをジェコへ通す。そのまま左サイドの裏へ走りこむ。ジェコはメデルのプレッシャーを受けながら反転し、ナインゴランへダイナミックな20メートルワンツー。食いつくガリアルディーニ。この選手の止めてやるという強い寄せを利用して、サイドを縦に走って受けてアウトで切り返す。少しでも中へいくそぶりを見せて走れば、この食いつきはなかったか。そしてサイドバックのいない3バックでは、スペースカバーがいない。中のスペースはガラ空き。ガリアルディーニがそのまま寄せるも右足インフロントシュートは見事に弧を描いて右隅へ。右足が得意な選手に最も持たせてはいけない。見事な4試合連続ゴール。キックの精度と前への推進力が素晴らしい。

 

前半19分、ローマの右サイドでナインゴランがドリブル。つくのはムリーリョ。お互いに体をぶつけ合う。この時より体勢が低いのはムリーリョ。体がよろけるのはナインゴラン。見事に体を入れきったムリーリョ。重心が低いと体が安定して倒れにくくなる。ぶつかった時に強いのは重心が低い方。起き上がり小法師がすぐに起き上がれるのも中央の低い位置におもりが入っていて重心が低いから。

 

前半35分、インテルはガリアルディーニが持つ。イカルディがマノラスを背負って受ける準備。そこへ出す選択をした瞬間にマノラスは前へ。映像からは分からなかったが、背負わせて出す選択をさせて、前に出たのか。余裕のインターセプトからカウンター。ストロートマン、ジェコとつないで左足のシュートはハンダノビッチがセーブ。

 

前半37分のナインゴラン。右サイドギリギリでボールを止めるも体勢が崩れる。ギリギリのボールを追う時によくあるだろう。そのボールを回収に来るカンドレーバ。ナインゴランは取りに来る瞬間にボールとカンドレーバの間に足を入れてキープ。足でボールを守り、体勢を立て直す。

 

前半終了1ー0

 

同じシステムだが、サイドに配置する選手に違いがある。インテルペリシッチカンドレーバ。ローマはペレスとファン。3トップもこなせるペリシッチカンドレーバがかなりディフェンスを強いられている。一方のローマはペレスとファンがサイドバックのような動きをする。3バックのときは必ずサイドの裏のスペースが空く。ここを埋めきれないインテルに対して、ローマの攻撃が機能した前半だった。

 

 後半2分のインテル、ガリアルディーニが持つ。動き出したのはカンドレーバ。右サイドから中へ動く。ファンは中へはついていかない。ブロゾビッチがエリア付近に貼っている。そこのボールを当てたところで、中へ入ったカンドレーバへフリック。カンドレーバのシュートはキーパーセーブ。中への動きで、ファンのマークを外したカンドレーバ。ヒントはウイングバックの縦ではなく横の動きか。

 

後半3分、ローマ左サイドへ出たボールにナインゴランが受ける。つくのはガリアルディーニ。後半もサイドの裏のスペースはボランチが埋めるインテル

 

後半5分のマノラス、中へパスと見せかけ縦にドリブル。寄せていたマリオもさすがに読んできている。ピッタリついていく。さらにスピードを上げる。ちょっとスピードオーバーか。ガリアルディーニに奪われる。カンドレーバに預けるもナインゴランにファウルで潰される。インテルはこのセンターバックのドリブルを奪って素早く空いたスペースを狙えればチャンスになる。センターバックのドリブルに対して、すぐにウイングバックボランチがスペースを埋めれるチームは少ない。この場合はデロッシが埋めていたが。

 

後半10分、ナインゴランの2点目。自陣からドリブルを開始し、中央から最後は右に持ち出して右足で決めた。サラーが右から斜めに左の裏へ飛び出して、ドリブルのコースを作った 。

 

後半31分のマノラス。縦ドリブルが狙われ出したと見るや、最初のタッチで持ち出し、次に止まって中へパスを出す。決してやりすぎない。

 

後半35分、交代で入ったバネガがパスを受け、ガリアルディーニに預けて前に出る。ストロートマンを引き連れ、空いたスペースでガリアルディーニがワンツーから前に出て、ペリシッチがこのタイミングでマノラスの死角から裏へ抜け出す。この走り込みにはマノラスも対応できず、ペリシッチはダイレクトで逆サイドへ、イカルディが決めた。2ー1。インテルはバネガが入り、ガリアルディーニとともにプレッシャーを受けてもボールが運べるようになってきた。

 

後半39分、ジェコがエリア内でメデルに倒されてPK。キッカーはペロッティ。落ち着いて決めて3ー1。ジェコはエリア内で ボールをさらし、メデルがタックルすれば先にボールに触れそうな状態を作り、エデルがタックルを選択した瞬間にメデルの足がボールに触る寸前でジェコが足で触り、そのまま引っかかった。ルール的にもこれはPK。うまいのは、タックルさせたこと。先にボールに触ればPKを取れるので、スピードや歩幅を変化させてとにかく先に触ったこと。

 

後半46分、ディフェンスラインの裏へのボールにマノラスが先に触れる。ペリシッチが追ってくる。マノラスはサイドの味方に出すフェイントを入れる。ペリシッチは一瞬サイドに動こうとする。次にマノラスはキーパーへバックパス。このマノラスのワンフェイントで、キーパーはペリシッチのプレッシャーを回避できる。マノラスの味方を助けるワンフェイント。

 

試合終了3ー1