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東京ー川崎

東京スタメン

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川崎スタメン

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 大久保の古巣対決。移籍後初ゴールなるか。

 

前半5分、丸山のパスカットから高萩へ、高萩は前を向いてトラップしようとするが、大島が寄せてきたので後ろを向く。大島は寄せて向かせないディフェンスをする。高萩はボールを流して反転。見事にマークを外して前を向く。いったん後ろを向くことで、相手にもう一歩前に来させて逆を取る。高萩のスルーパスに大久保が鋭く裏を狙うも、奈良のスライディングクリア。この辺は、大久保の動きを紅白戦を通じて知り尽くしているか。それにしても高萩のプレーはもとトップ下のプレーヤーを感じさせるうまさがあった。きっと代表でも輝ける存在だ。

 

前半6分の川崎のビルドアップ。前から寄せる東京に対し、谷口→ネット→谷口→ネット→登里とつなぎファウルをもらう。選手が相手の間に入って受ける動きを繰り返しながら細かくつなぐ組み立ては風間サッカーを継承している。

 

前半6分、ネットのカットが車屋へ、橋本が前に出てくるも車屋が先にボールに触れる。横に大島がフリーでいるので寄せればパスを選択すると読んだ橋本、勢いを止めずにボールに行くと見せかけ、最後にパスコースに足を出してボールカット、次にこぼれ球にネットがさわれそうなところをスライディングでマイボールにする。技術はもともと高い橋本がここまで体を張れると将来を期待してしまう。こぼれ球を大久保が拾い、サイドの阿部へ、阿部はダイレクトで中央へ、上がってきた高萩はトラップする。大久保が裏を狙う。谷口が下がる。中島もオフサイドギリギリで動き直す。しかしスルーパスはサイドからオーバーラップしてきた太田へ、太田はエリア内で受けてダイレクトでマイナスのボールに高萩がシュートもクリアされる。太田のように2列目、3列目から裏を狙う動きが増えてくると、東京の攻撃は面白くなる。大久保や中島が作ったスペースを使う選手がたくさんいると守りにくくなる。

 

前半13分、ネットの縦パスは中島に読まれてカットされる。ネットがパスコースを見つけてから後ろに下がってカットした。しかしこの後の川崎の守り。かつてのグアルディオラバルセロナのようにボールファルダーに選手が次々とスプリントして寄せる。東京はカウンターを防がれ下げざるを得ない。

取られた後の素早い寄せをチームとしてできればカウンターは防げるし、再び奪い返せば逆に高い位置でショートカウンターになる。

 

前半13分、今度は川崎の大島が魅せる。車屋が左サイドで持つと、中央でボールをもらう動き。この動きに注目。阿部と橋本の間にいてそのままでも受けれるが少しボールから離れるようにステップする。わずかに1メートルくらいの差だが大島が受けるときに橋本との距離が遠くなる。ボールが出てからもギリギリまで同サイドを見ながらトラップの瞬間に反転して逆に出そうとする。阿部と橋本は遅れて寄せる。遅れると無理をして追いつこうとする。そこで180度切り返す。橋本は尻餅をつくしかなかった。大島の相手がよく見えているプレーは非常に緻密だ。大島→中村→小林とつないでシュートもわずかに外れる。

 

前半18分の川崎、右サイドの田坂がオーバーラップしてボールを受ける。小林がボールによってもらう動き。中島もついて行く。後ろから大島もよってもらう動き。小林は大島に出た瞬間に反転、裏を狙う。大島からダイレクトで小林へ。エリア内でさわるもシュートにはならず。しかしこの2人の関係もお互いを分かり合えている。

 

前半19分の東京、室屋からサイドに流れた阿部へ、阿部からサイドに張る永井へ落とし、ここで阿部と永井に車屋と谷口が引き出される。中央には広大なスペースが空く。室屋はそこへ走りこむ。長いからダイレクトで狙うもわずかに合わず。しかし、2列目が空いたスペースを狙う動きは合えば決定機になる。

 

前半21分の東京、川崎の大島が中央で持つと右を向いたまま立てにクサビのボールを入れる。しかしそれを読んだ森重はボールカット。橋本→阿部→大久保とつなぎ、裏を走る中島へスルーパス。奈良がつく。エリア付近での一対一。奈良が並走して手で縦へのスピードをおさえながら、たまらず切り返したところをボールを奪った。奈良はファーストタッチで中島が縦にスピードを上げた時も読んでいて、スピードを合わせてついていった。

 

前半26分の東京、左サイドで受ける中島が中へカットイン。ミドルシュートがある。寄せる奈良。奈良がいたスペースに走りこむ阿部。中島のスルーパスが阿部に通り、ダイレクトで逆サイドの大久保へ。大久保がネットをゆらすも大久保がオフサイド。中島はミドルシュートがあるのでこのようにスルーパスも出せるとチャンスを演出できる。

 

前半30分、川崎の奈良はまたしても素晴らしい守りを見せる。東京のカウンターから永井がぎ逆サイドの中島へ。エリア内の中は奈良に対して東京は阿部と橋本の2枚。ぼかして見る奈良。中島がヘッドでダイレクトで折り返したところを阿部の前でカットした。相手2枚に対してどちらにも行ける体勢を取りながら、出た瞬間に素早くボールに反応する数的ふりでの守り。

 

前半32分の川崎、右サイドで田坂が持つ。中村は裏を狙う動きをする。しかし高萩の読まれている。そこでポストで受ける阿部に当てて阿部から裏の中村へスルーパス。阿部は受けるタイミングで2、3歩動いて相手との距離を取り、ダイレクトで中村へスルーパスを通した。

 

前半37分、川崎のカウンター、ネットがドリブルで持ち上がる。小林が右から中央の裏を斜めに狙う。丸山は自分の左側から裏へ抜けて行く選手に対して自分の右を通すスルーパスのコースを読んでカットする。相手フォワードの進路からスルーパスのコースを読みきった見事なカット。

 

前半42分の川崎、左サイドで登里が持つ。中に中村と大島。中村にボールが出る。高萩が寄せる。大島は中村に出た瞬間に中村の横を走り抜ける。これで中村と大島で高萩に対して2ー1を作る。中村から大島の足元へ出てトラップで抜け出す。小林がポストで受けて阿部が裏を狙うも合わず。しかし、

 

前半終了

 

後半 30分、大久保が左サイドで受ける。阿部は中央から左サイドの裏へ、出て受ける。ダイレクトのクロスがディフェンスの足に当たりそのまま入る。1ー0

 

後半40分、太田からのクロスに途中出場のウタカが決めた。ウタカはニアに入ると見せかけファーに流れてダイレクトボレーで決めた。谷口はニア、車屋はファーで守備しようとしたが、その間に入ってボールもドンピシャだった。2ー0

 

そして後半46分、大久保がこぼれを拾い、中央でウタカとワンツー。引いてくるウタカの左足に右アウトで出して走り込んだ。最後はキーパーをかわし決めた。3ー0

 

試合終了。3ー0

川崎の細かくパスをつないでグループで敵を崩すサッカーは健在だ。しかし、この試合では東京に幸運な形で先制点が入ったこともあり、後半は流れを引き寄せた。そして東京はまだまだ良くなる余地が多い。今後も目が離せない両チームだ。