毎日サッカー、いつか日本がW杯で優勝する日を夢見て

soccer note

毎日1試合見てブログを書くことを目標に、日々サッカーの面白さを追求していきます。

コンフェデ杯 ポルトガルーメキシコ

ポルトガルスタメン

f:id:rio20120106:20170623055321j:image

メキシコスタメン

f:id:rio20120106:20170623055332j:image

コンフェデ杯の予選リーグ注目の一戦。

ポルトガルロナウド、ぺぺ、クアレスマ、ナニ

ベテランが多く出ている。そして注目はバルセロナのアンドレゴメス

メキシコは中盤でのパス回しがうまく、自分の思う日本の目指すべきサッカーを以前から体現していると言えるだろう。

 

前半の1分、メキシコの中盤でのボール回し 。FCポルトのエレラから、中へ動いてくるビジャレアルのジョナタンドスサントスへ、以下ジョナタン、この時のエレラの目線は外。ボールは動くジョナタンの足元に。ワンツーでエレラへ戻すと、再びダイレクトでジョナタンへ、モウチーニョがファウル。ディフェンスがいる相手陣内へボールを入れるときには、受け手が動き出しをつけてからボールを受ける。出しては読まれないように目線やキックフェイントを駆使する。

 

前半1分、ナニが中盤でボールカットしたときに、エレラが激しく寄せる。ナニのトラップが少し流れたところをぐーっと2メートル寄せて奪い返す。 

 

メキシコは中盤で人数を増やしてボールを回す。そのシステムを読み解く。エレラがボールをキープしてローマのセンターバックモレノへ、そのとき、FCポルトの左サイドバックラジュンは高い位置を取る。そこで相手サイドバックが下がり、スペースにフォワードのエルナンデスが降りてくるタイミングでラジュンにボールが入る。ラジュンからモレノへ落とし、ラジュンは斜めに裏へ、そしてヒメネスが中央で降りてきて受け、ダイレクトでラジュンへ。サイドバックがこの位置まで出てきて数的優位を作る。

 

前半25分のメキシコのパスワークは必見。セルサド→前で少し下がって受けるジョナタン→中へ入ってリターンを受けるセルサド→ダイレクトでしれっと寄ってきているグアルダードへ→ジョナタンがさらに下がってウイリアンの死角で受けダイレクトでセルサドへ、→セルサドはダイレクトでジョナタンへ、6本のダイレクトが綺麗につながる。ここでボールを止めたジョナタンはサイドのベラを使う。ベラから前線へ出ていったグアルダードへ→ダイレクトで中央に入ったジョナタンへ。三角形でパスが回る。三角形の良いところは三角形の中のディフェンスからボールを持っている選手以外が見えにくいこと。まさにパスを出して死角で受けるを繰り返すメキシコ。そうやって回しながら、ヒメネスが動き出したタイミングで楔。エルナンデスが横でフリー。中央でぺぺに対して2ー1をつくる。しかし、ヒメネスは右サイドに上がったベラを選択。クロスは合わず。

 

前半34分のポルトガルの先制ゴール。クリアボールに抜け出したロナウド、慌ててカバーに入るセルサド。コースを切って何とかロナウドに後ろを向かせる。この時点で中央からアンドレゴメスのサポート。そこへ出すと見せて、中央カバーのモレノを動かしてファーのクアレスマへ、クアレスマはドフリーだったがキックフェイントでキーパーをかわしてゴール。ロナウドは足元の技術も正確で速いが、それに伴って最も危険な位置を見つけて実行する判断のスピードも正確で速い。

 

前半37分、メキシコは速いボールで、モレノ→レイエス→セルサドと回し、右サイドのベラへ入る。そのときにはかなりディフェンスとの距離が詰まる。それを見越してか、エルナンデスがウイリアンに気づかれないように死角からベラが左足で持ったときに出せる角度へ入る。フォンテが寄せるもダイレクトでワンツー。そのまま上がってベラのクロスに頭で合わせるもキーパーセーブ。詰まる時のサポートを動きながら空いているスペースに入って味方が出しやすい位置で行うので、狭いところでもパスが通る。相手が読めないし、味方同士の共有ができている。おそらく、小さい時から、パスの出し方とともに受け方(味方のサポートの仕方)を体に染みつかせている。

 

前半39分、これも必見、ロナウドのヒールでの落としからの決定機演出。ポルトガルは右サイドでセドリック→モウチーニョ→セドリック→ナニとつなぐ。ナニはモレノとエレラの間で受けて、裏へ抜けるロナウドへ、ここでロナウドはスルーパスをヒールでダイレクトでクアレスマへ。いつ見たのかわからないが、すでにシュートチャンスのロナウドがそこにシュート以外の選択肢を持っていることに驚く。いつ見たのか、おそら裏へ抜け出すときに、クアレスマが3人目の動きでロナウドが元いたスペースに走りこもうとするのが見えたか。ロナウドはボールに絡むときには決定機の作り方が群を抜いている。クアレスマのシュートはわずかに外れる。

 

メキシコの同点ゴールは前半41分、左サイドからヒメネスのクロスにラファエルのクリアミス。ベラのクロスにエルナンデスが決めた。このレベルでは、ディフェンスラインのミスは即失点になる。

 

45分、メキシコは右サイドのベラが持つ。アンドレゴメスが寄せる。縦にドリブルするベラ。ラファエルが来たところで縦に大きく蹴り出して2人をかわす。2ー1でドリブルに対応するときは、前の選手がアタックする後ろの選手はカバーに徹するのが基本か。

 

後半15分、エレラが中央で受ける。右サイドを向いて展開しようとする。その体の向きのまま縦へ右足で速いボール。そこに走りこんでディフェンスラインの前で点で合わせて受けるのはヒメネス。フォンテが強く寄せるもヒメネスは前を向いて左サイドへ流す。惜しくも合わず。しかし、このヒメネスの受け方はディフェンスも元からマークについているわけではないので寄せにくく、前向きでボールを受けられる。フォワードの選手でも、ポストプレーと使い分けていくと良い。

 

後半25分のメキシコ。モレノがディフェンスラインでもつと、前線でエルナンデスが裏抜けの動き、着くのはぺぺ。裏へ抜けずに、来たボールを迎えに行って受けるエルナンデス。そこへ2列目からジョバンニドスサントス。惜しくも合わず。しかし、裏抜けを見せられるとディフェンスは下がらざるを得ない。そこで戻って受けると2列目を使い放題。

 

後半42分、メキシコはジョナタンからの中央への斜めのボールをジョバンニがスルー。ペラルタから浮き玉で裏に抜けるジョバンニへ。ジョバンニのラストパスに、エルナンデスのトラップは流れたが、このスルーのお手本のような攻撃が染みついている。

 

結局最後は2ー2で終了。

 

メキシコのパス回しは、受けての動き出しと、その次の連動。出し手の読ませない技術で成り立っている。