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soccer note

毎日1試合見てブログを書くことを目標に、日々サッカーの面白さを追求していきます。

イタリアセリエA開幕戦インテルーフィオレンティーナ

長友先発。今日もハイライトに出ないような細かいプレーまで分析したい。

スタメンはこちら

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前半4分、長友がプレッシャーをかわして前線へ、左サイドのペリシッチを狙うと見せかけ、中央の裏を狙うイカルディへ。エリア内で受けるイカルディがファウルを受けてPK。これが決まり1-0

長友がいきなり起点になって得点が生まれる。

 

前半7分、ペリシッチのボールを流すかわしは必見。バレーロからの左サイドへの弱いパス。トラップ位置に相手は寄せてくる。そこでトラップすると見せかけ、ボールを流して反転して置き去りのする。。トラップするときにボールをコントロールしてかわす技術もあるが、ボールに触らずにかわすのが最も精度が高い。この技が仕掛けられるときは、相手がボールに食いついているとき、食いつきやすい相手を狙おう。そして、流した先に敵がいないことも条件の一つ。

 

前半8分、長友がディフェンスラインの裏でエリア内でスルーパスを受けてマイナスのクロス。インテルの左から中央への展開に対して、左サイドの高い位置に残り、ベシーノ、ブロゾビッチとつなぐ間に内側に入りながらディフェンスに合わせて走り、ブロゾビッチの速いツータッチでのスルーパスで抜け出す。マイナスのクロスにベシーノが合わせるも枠を外れる。

 

インテルはボール保持の時にテンポが良い。1人1秒以内のボール保持で回し、受け手が動きながら三角形を作ることでボールが回りやすくなっている。スパレッティの元で生き生きしたサッカーを見せる。

前半12分のボール回しは、右サイドで、カンドレーバ、ダンブロージォ、バレーロ、ブロゾビッチ、ベシーノとつなぐもファウルを受ける。

 

前半14分、カンドレーバが味方へのパスコースを切る相手に対してパスと見せかけドリブルで切り込み、、右サイドにきているペリシッチへ、左足に持ち替えるペリシッチ、その間にファーに開く中央のイカルディ。ここでファーに蹴りたくなるが、死角から中央への走りこむための開き、それがわかっていて中央に速いボールを入れる。中は1枚だったが決めた。数的不利でもピンポイントで合えば決められる。

 

前半20分、前線からプレッシャーをかけるインテル。ディフェンスラインのボール回しを 自由にさせない。中央のボランチ、サンチェスに入ったところで、インテルのバレーロが寄せる。ボランチボランチが行く。かなり前線に人数をかけて前から奪い取る守備をしている。

 

前半24分、インテルディフェンスラインでのボール回しからシュクルニアが持つ。バレーロが斜めに中央のスペースへ入っていき、ちょうどこんな感じになる。

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アストリの寄せを感じてスルーするバレーロ、イカルディが受ける時点で2列目が飛び込む。左のブロゾビッチへダイレクトで落とす。持ち上がってシュートはキーパーセーブ。ボランチのバレーロが特にスペースへ動くことで、数的優位を前線で作る。

 

前半26分、フィオレンティーナはエセリックが左サイドから中央にドリブル、クロスに中央からファーに開いたシメオネが合わせるもキーパーセーブ。ミランダと長友の間に入り、裏で合わせた。シメオネのような長身の選手に走りこまれてギリギリのボールで合わされるとディフェンスは苦しい。やれることは、体を当てて、打点を下げることくらいか。

 

前半27分のインテルのカウンター。バレーロがカットし、ベシーノ、カンドレーバとつなぎ、裏のスペースへ、ペリシッチが受けてキーパーが出たところでイカルディへのパスを選択。ディフェンスにカットされる。奪ってからボールを奪い返されないように保持し、裏を狙うまでが速い。ディフェンスらいんが整う前に裏を取る。

 

前半31分、バレーロはサンチェスに入るところを寄せる。サンチェスがディフェンスラインに下げると、そのままバレーロが追う。これがスイッチとなり、連動した守備が始まる。バレーロが下げるボールにそのまま行くのは1つのやり方だろう。前線でボランチの選手が守備に加わることで、次のボールにワントップのフォワードが寄せることができ、相手ディフェンスライン付近での数的不利がなくなる。また、細かく止まるよりも走り抜ける方が消耗は少ない。

 

前半32分、フィオレンティーナ左サイドからファーに逃げるシメオネへクロス。ミランダがバックステップから競り合う。シメオネの動きに対応を見せる。

 

前半35分、長友が左サイドで守備、下げるボールにそのまま寄せる長友、その裏を狙われるも、ペリシッチが下がってカバー。後ろが出るときは前が下がる。

 

後半4分、長友がディフェンスラインの裏へ走るイカルディへヘッドで落とすも走りこむ選手がいなかった。イカルディが裏へ抜けて空いたスペースに走りこむ選手がほしいシーンだった。

 

後半6分、ベシーノから右サイドのダンブロージォへ、ベシーノはダンブロージォへ寄り、リターンをダイレクトカンドレーバへ、そのタイミングでダンブロージォが前に出てダイレクトでベシーノへ、右サイドを突破する。一度クリアされるも、再びカンドレーバへ、このときカンドレーバはボールをトラップ。迷わずニアへ速いクロス。このタイミング、そしてスピードの速いボールでないと中で、特にニアでは合わせられない。

 

後半18分、バレーロに代わってマリオ、バレーロの驚異的な運動量は、この交代を見越してのことか。そのマリオから左サイドのペリシッチへ、弾丸のようにオーバーラップする長友、ペリシッチオフサイドラインギリギリで長友を使う。エリア内からのクロスはキーパーセーブ。

 

後半24分、左サイドでのインテルの三角形、流れたブロゾビッチが受ける。長友が後ろでサポート。そこへ戻す。マリオが長友が底角になるように寄る。1辺が3メートルくらいの正三角形ができる。これならディフェンスに寄せられてもどちらか一方のコースがあく。長友からマリオへ、マリオからダイレクトでブロゾビッチへ、パスコースを確保する連携。

 

後半26分、ブロゾビッチに代わってガリアルディーニ、マリオがトップ下に入る。

 

後半29分、マリオがトップ下の位置で持つ。イカルディはディフェンスラインと駆け引きする。ゆっくり走っていて、マリオが見ているときに裏へスピードを上げる。そのタイミングでスルーパスが出る。緩急で味方にほしいタイミングを伝えるイカルディ。ディフェンスが戻ったため右サイドへ流し、ガリアルディーニがシュート、枠を外れる。

 

後半32分、フィオレンティーナのディアスと長友の1-1。

左利きのディアスじゃ中へ切れ込んでもシュートがある。そこでガリアルディーニが中のスペースをカバー。縦に仕掛けるディアスに長友がスライディングでクリア。相手の得意なプレーを連携で出させない。

 

後半33分、右サイドでマリオが受けて左足に持ち替える。ペリシッチはファーに逃げてディフェンスから見えない位置に入る。そこへピンポイントに合わせて追加点。3ー0

 

後半36分、これも見事なインテルの攻撃、ディフェンスラインとボランチで回す。ガリアルディーニが受けて右サイドを向いている。ダンブロージォはフリー。しかし、突然相手のディフェンスラインの裏へ蹴り出す。カンドレーバが抜けだし、マイナスのクロスにイカルディ。キーパーセーブ。ショートパスとディフェンスラインの裏へのロングパスを組み合わせ、ボール保持から決定機を作り出す。ガリアルディーニのパスはピルロを思い出させる。

 

試合終了、3ー0

スパレッティインテルは個人能力の高い選手をチームとして機能させつつある。長友は調子が良さそうだ。代表戦でも期待。

次節はローマとのアウエー戦。楽しみだ。