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soccer note

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キリンチャレンジカップ 日本ーニュージーランド ハリルホジッチ監督の狙いは?

日本代表はロシアW杯出場を決め、選手たちもメンバー入りへサバイバルへ突入。自分の所属チームで結果を出すのももちろんだが、この代表戦での結果が一番のアピール材料となる。一方のニュージーランドラグビーじゃないの?と思う方もいらっしゃると思うが、侮るなかれ。南米予選5位とのW杯プレーオフを約1ヶ月後に控えている。その5位に現在甘んじているのがなんとアルゼンチン。今後の結果次第で対戦相手は変わるかもしれないが、いずれにしても、1ヶ月後にはホームアンドアウェーの大一番を控えている。当然本気でくる相手だ。相手にとって不足はない。

スタメン

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 槙野選手、武藤選手が久しぶりのスタメン。ドルトムントで鮮やかなループシュートを決めて、調子を上げている香川選手は最も得意とするトップ下の位置でどんなプレーを見せるか。どのポジションにもライバルがいて、代わりはいる。一方のニュージーランドは3ー5ー2。オーストラリアもそうだったが、日本が中盤を支配するには、中盤で相手の方が枚数が多くならないように、サイドバックやウイングのサポートが必要だ。ハリルホジッチ監督はボール保持よりも、前線のフォワード3枚で3対3になるところで決めきるような速い攻撃を狙っていると思うが。

 

キックオフ直後の前半1分、いきなり日本代表の狙いが出た。日本のキックオフで右サイドのロングボールがクリアされ、井手口選手が香川選手へ。こんな感じに中央に人を集めた形から…

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 香川選手、前に持ち出してミドルシュート。枠を外れたが、中央に人が寄っている。一つのエリアに人を集めてそこで数的優位を作り、一気にゴールを奪う狙いが見える。

 

前半1分にも、同じような人の集中からチャンスを作る。相手キーパーのキックを酒井選手がクリア。久保選手におさまると、中央の香川選手へ。この時点で日本の選手は中央にしかいない。武藤選手は左サイドから中へ斜めに入ってきてスルーパスを受ける。

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ディフェンスが戻り決定機にはならなかったが、明らかに中央に人をかけて香川選手でを起点に速い攻撃で崩そうという意図が見られる。

 

前半2分、前線で奪われてニュージーランドがカウンターに入ろうとする。しかし、相手のチャンスの芽を摘み取る選手がいる。井手口選手だ。相手パスコースを読み、見事にパスカット。通ったとしても吉田選手もぴったりマークについていた。攻めているときのリスクマネジメントができている。

 

前半4分には、長友選手が左サイドで持つ。アーリークロスを上げられるタイミング。相手のセンターバックの身長が高いので、引いて受ける大迫選手、ダイレクトで落として香川選手の上がりを狙うも合わず。身長が高い選手が多いニュージーランドに対する攻撃の工夫が見られたシーン。

 

前半4分の奪われてからの切り替え。サイドバックの酒井選手を含む3枚がボールに行く。

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切り替えの早さからすぐに高い位置で奪い返して決定機を作る狙いがある。

 

前半6分、3バックの泣き所と言われるサイドの裏のスペースを狙う日本。相手が前線から追ってきていたのでウイングバックの選手が酒井選手まで行こうとする。吉田選手はそこを見逃さず、右サイドの裏へ抜ける久保選手へ。

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最初は中央の攻撃ばかり見せておいて、相手が前に出てきたら、このスペースをチームとして最初から狙おうとしていたのだろう。久保選手が抜け出し、中央へ。キーパーとディフェンスラインの間への速いクロスに大迫選手が飛び込むもディフェンスがシュートブロック。待ちかまえる相手へのクロスはゴールの確率が低いが、下がりながらの相手に対してキーパーとディフェンスラインの間へ出すクロスは高確率。

 

前半9分の香川選手。ゴール前でこぼれてきたボールに対し、シュートと見せかけアウトサイドで持ち出し、強烈なシュート。しかし、ポストに阻まれる。

 

前半10分。ここでもハリルホジッチ監督の狙いが見えた。中盤で山口選手が酒井選手から受ける。このタイミングで左サイドの武藤選手は中央の裏を狙う斜めの動き。これを見てロングボール一本を狙う山口選手。武藤選手は胸で落として、大迫選手がミドルシュート。わずかに外れる。走り込んだスペースでボールを受けられれば、高さのあるニュージーランドの選手も簡単には跳ね返せない。大迫選手も両ウイングが裏を狙う時には、次のポジションで受ける動きの判断が早い。

 

前半13分、またも武藤選手、今度も左サイドから中央へ走りこむ。大迫選手が中央の少し前にいるので、ニュージーランドのディフェンスラインにギャップができている。そこをついて、自分のマーカーの背後から中央へ忍び寄る武藤選手。吉田選手もその狙いを感じてロングボールを出す。そのボールが武藤選手に届くまでに、落としを受けられる位置でフリーになる大迫選手。大迫選手をマークするディフェンスの選手も自陣中央へ蹴り込まれるロングボールには、目で追わざるを得ない。その隙にマークを外す。武藤選手からの落としを受けて大迫選手がシュート。惜しくもブロックされる。チャンスをもらった武藤選手は、監督の求める動きでアピールする。

 

前半18分、相手が守備ブロックをしいている。そこでの崩しは、人の中央集中。酒井選手がボールを奪い井手口選手へ。

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中央集中突破で武藤選手からダイレクトで久保選手の裏を狙う。惜しくも通らず。

 

以上。今回の代表戦はハリルホジッチ監督の狙いを考えてみました。攻撃のバリエーションが多くみられたこの試合。次のハイチ戦でさらに洗練されることを期待します。

試合は山口選手のシュートで奪ったPKを大迫選手が決めて1-0

ロハスのクロスからウッドに決められて1-1

乾選手のクロスに酒井選手の折り返しから倉田選手が決めて2ー1

日本の勝利でした。