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soccer note

毎日1試合見てブログを書くことを目標に、日々サッカーの面白さを追求していきます。

W杯グループB スペインーポルトガル

ソチで行われるグループリーグ注目の1戦。

スペインはロペテギ監督の突然の解任で、イエロ監督が指揮をとります。かつてレアル・マドリードで活躍した名選手ですね。

そしてこの試合でマッチアップするポルトガルロナウドとスペインのセルヒオ・ラモスは現役のレアル・マドリードの中心選手です。

ヨーロッパチャンピオンズリーグを3連覇したレアル・マドリードの2人の対決が見られるのも、楽しみの1つです。

そして、日本に来るイニエスタもスタメンです。

スタメン

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スペインのキックオフで試合開始。

ポルトガルの前線にはロナウドがいることもあり、スペインのディフェンスラインまではプレッシャーに行きません。

逆にスペインは前から行こうとしている。そのため、ポルトガルはフォンテやぺぺからロングボールで回避しています。

 

そんな中の前半3分、いきなりでした。ポルトガルはディフェンスラインのぺぺからのロングボールをフェルナンデスが落としてロナウドへ。ここで1つポイントは、ポルトガルの左サイドバックのゲレイロが高い位置を取っていることです。ロングボールを蹴ることを前提に、落下地点で数的優位を作る狙いが見えます。

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ロナウドに落としたところでシルバが後ろから追いますが、ロナウドの体の強さで倒れません。ナチョに突っかけるロナウド。ずるずる下がってエリア内に入ったところで、得意のまたぎフェイントからナチョの足に引っかかって倒れ、PKを獲得しました。レアル・マドリードの同僚からPKを奪うことを初めから狙っているようなロナウドのプレーだった。またぎに足を出すことも計算済みか。ポルトガルの、ロナウドの勝負へのこだわりが見えるプレーだった。

PKはロナウドが決めて1-0

 

イエロ監督が就任して間もないスペインに対して、最初から密かに狙っていたポルトガル

 

スペインはペースを取り戻せるか。ボールを保持することでリズムを作るのがスペイン。ディフェンスラインでボールを動かす際に、ブスケッツセンターバックのピケとセルヒオ・ラモスの間に入り、ピケとセルヒオ・ラモスが持ち上がることで前線にボールを供給しやすくしている。

 

しかし、試合を優位に進めるのはポルトガル。前半16分には、低い位置でロナウドにクリア気味のボールが入ったところを2枚で寄せるスペイン。しかしダイレクトでロナウドはグエデスへ。そのままカウンターを仕掛けるポルトガル。グエデスのシュートはセルヒオ・ラモスがブロック。

 

その後の前半17分、それまで後ろで守備ブロックをしいて守っていたポルトガルが、前線から仕掛けます。フェルナンデスがディフェンスラインのピケに突然襲いかかります。ピケはデヘアに戻したところでそのまま追うフェルナンデス、アルバへ、ベルナルドシルバが寄せる。イスコへ、セドリックが寄せる。ブスケッツへ、モウチーニョが寄せる。ブスケッツが奪われてファウルで止めたためプレーが止まったが、奪ったらゴール前でロナウドがフリーで待っていた。得点になるような場所で仕掛ける守備もできるポルトガル

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この時、ロナウドだけは、ボールを奪ったらどこでゴールを決めるかを考えて別の動きをします。

 

しかしスペインもこの人が黙っていません。

前半21分、左サイドでボールを受けるイニエスタ。ウィリアムカルバーリョが寄せて来るも反転してアウトサイドでイスコへ縦パス。マークにつかれていても縦に出せる。イスコからアルバを経由して抜け出すイニエスタ。切り返してダビド・シルバへマイナスのクロスにダビド・シルバのシュートはディフェンスがブロック。

こんなプレーがもうすぐ日本で見られる。

 

このスペインのコーナーキックからポルトガルのクリアが前線でモウチーニョにおさまると、そこから圧巻のカウンター。ひときわスピード感あふれる走りで上がって来るのはロナウド。エリア内で斜めにパスを受けて仕掛けると思いきや何とダイレクトで中央のグエデスへダイレクトで打ってくれという落とし。ロナウドはシュートもドリブルも一級品だが、パスも一級品。グエデスのトラップは流れてスペインはことなきを得ました。

 

前半23分、ロナウドに負けじと、スペインのセンターフォワードが見せました。ブスケッツからのロングボールにぺぺと競り合ってキープするコスタ。ぺぺが倒れてフォンテと1-1になる。エリア内で2回切り返して右足で決めました。アトレティコマドリードの強くてうまいストライカーは、個で打開して見せました。1-1

 

同点になって勢いに乗るスペイン、前半26分のイスコにミドルシュートはバーに当たり、ゴールライン上に落ちました。

 

前半35分、スペインらしい崩しが見られました。イスコが下がって受ける間にイニエスタがディフェンスラインと中盤のラインの間に入り、ジエゴ・コスタの落としを受けてダイレクトでジエゴ・コスタへ返し、アルバが裏を取ります。

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最後はマイナスのクロスをイニエスタが左足で打つもわずかに枠を外れました。

イニエスタやシルバが得意とするディフェンスラインと中盤の2ラインの間で受けてダイレクトで出すプレーは決定機を演出します。

 

前半44分、前線から寄せるスペインに対して、ポルトガルの右サイドバックセドリックから前線へアバウトなボール。しかし、スペインのディフェンスラインの連携が合わず、グエデスにおさまる。トラップしてロナウドへ。ロナウドの左足がデヘアの正面に飛ぶもデヘアにあたってゴールへ。2ー1

シュートは強烈だったが普段のデヘアなら止めるシュートだったか。そして、前線からプレッシャーをかけた時のスペインのディフェンスラインは前半を通して後手に回ることが多かった。

 

後半に入り8分、ポルトガルの前線へのフィードに激しく競り合うセルヒオ・ラモス。ここで前半のように自由にさせない。ポルトガルのアバウトなボールを回収できれば、自ずと攻撃回数が増える。

 

後半10分のスペインのセットプレー。シルバのキックはストレート系のボール。ゴールラインとゴールエリアのラインの交わるところ付近で、ブスケッツが折り返し、中央でジエゴ・コスタが決めた。キックが速いボールで、折り返しも正確だった。デザインされた見事なセットプレーでした。2ー2

 

後半18分、シルバがエリア内で仕掛ける。ボールがこぼれてエリアの外へ転がるところに走りこんで来るのはナチョ。ダイレクトのボレーシュートはポストも当たってゴールに吸い込まれました。映像で見ると分かりますが、キックした右足がすぐに次の1歩になっています。軸足はミートの瞬間にはほぼ地面から離れています。いいキックができる時の条件が揃っています。

 

後半42分、ポルトガルのエリア付近でのフリーキックロナウドが立つ。表情から集中力が伝わって来る。右足でブレ球ではなく巻いて落として決めました。3ー3

 

3ー3で試合終了。勝敗をつけるのはやめておこうというような結末だった。

スーパースターがいて、最高峰の戦術の応酬で、ワールドカップの楽しさはこの試合を見ればわかる。そんな試合でした。